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DPC病院の地域医療係数公表、7項目すべてクリアは5病院

資料公表日 2010-07-30 DPC 診療報酬

厚生労働大臣が指定する病院の病棟並びに厚生労働大臣が定める病院、調整係数及び機能評価係数の一部を改正する件(7/30)《厚労省》

 厚生労働省は7月30日に、DPCの医療機関別係数に関する告示を公布した。
 DPCについては平成22年度診療報酬改定において、病院の機能に着目した評価係数(機能評価係数II)が新設されている。具体的には、(1)データ提出係数(2)効率性係数(3)複雑性係数(4)カバー率係数(5)地域医療係数(6)救急医療係数―の6つだ。これまでの調整係数のうち25%が、機能評価係数IIに置き換えられており、医療機関別係数は、「調整係数の75%+機能評価係数II」という式で計算できる。なお、調整係数は、今後、順次廃止されていくことが決定している。

 このうち、(5)の地域医療係数は、地域医療への貢献度を評価するもの。具体的には、(i)脳卒中における地域連携(ii)がん治療における地域連携(iii)地域がん登録(iv)救急医療体制(v)災害派遣医療チームへの参加(vi)へき地医療(vii)周産期医療―の7項目を、いくつ満たしているかで算出される。
 各項目を1ポイントとした総ポイント数をベースに、係数換算する。たとえば、7項目すべてを満たしていれば7ポイントとなり、係数に換算して0.0080を取得できる。逆に、1つも行っていなければ0ポイントで、地域医療係数は0.0000となる。ちなみに、1項目の場合には0.0011、2項目では0.0023、3項目では0.0034、4項目では0.0046、5項目では0.0057、6項目では0.0068という具合だ。
 7項目すべてを満たしているのは、(1)広島県立広島病院(2)日本赤十字社栃木県支部大田原赤十字病院(3)石川県立中央病院(4)福井県立病院(5)高知県・高知市病院企業団立高知医療センター―の5病院。

 地域医療係数については、今年4月以降の施設基準届出状況などを加味する必要があるため、確定・公表がこの時期とされていた。
 地域医療係数を加えた、新たな医療機関別係数は平成22年8月1日から適用される。

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  資料1   P1〜P32