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2023年08月31日(木)
[医療機器] 区分C2などの医療機器を保険適用 厚労省
- 厚生労働省は8月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2023年9月1日から保険適用。保険適用されたのは、区分C2(新機能・新技術)として「オンコタイプDX乳がん再発スコアプログラム」(エグザクトサイエンス)が記載されている<doc10856page19>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc10856page2>、区分B1(個別評価)<doc10856page5>、区分B2(個別評価)・・・
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2023年08月30日(水)
[診療報酬] 在宅妊娠糖尿病患者指導管理料、入院患者以外が対象 疑義解釈
- 厚生労働省は8月30日に示した2022年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その56)で、「在宅妊娠糖尿病患者指導管理料」の算定可能なケースを明確化した。同管理料1について、入院していない妊娠中の糖尿病患者や妊娠糖尿病の患者に対し周産期での合併症を軽減するための適切な指導管理を行った場合に算定できるとしている<doc10816page2>。 同管理料2に関しては、同管理料1を算定した入院患者以外の患者に分娩後も血糖管理の・・・
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2023年08月30日(水)
[医療提供体制] 岐阜県の1医療機関がDPC退出へ、病床再編に伴い 中医協
- 厚生労働省は8月30日、「岐阜・西濃医療センター 西美濃厚生病院」が12月1日付でDPC制度から自主退出することを中央社会保険医療協議会に報告した。少子・高齢化や人口減少に伴い患者数が減少し、医師の確保も困難なため、県の地域医療構想に沿って病床を再編することになった<doc10755page1>。同病院によると、10月以降は回復期や慢性期医療をカバーするという。 厚労省によると、病院側から退出の申請があったため、「D・・・
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2023年08月30日(水)
[診療報酬] 診療報酬改定の議論、中医協が中間まとめ 論点を整理
- 中央社会保険医療協議会は30日、2024年度の診療報酬改定に向けたこれまでの議論の中間取りまとめを行った。入院・外来・在宅のほか、働き方改革の推進や感染症などのテーマごとに課題や論点、これまでの主な意見を整理した「議論の概要」を厚生労働省が総会に報告した。入院では、高齢者の急変への対応を巡り、急性期病棟と地域包括ケア病棟の機能分化の推進が焦点になる<doc10756page14>。 一方、外来では、診療所や中小・・・
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2023年08月30日(水)
[診療報酬] 次期報酬改定での適正化に向け「データ提供を」 支払側委員
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は30日に開かれた総会で、2024年度の診療報酬改定で適正化などを通じた取り組みが進むように検討のベースとなるデータのさらなる提供を厚生労働省に求めた。秋以降の踏み込んだ議論を見据えたもので、改定に向けたスケジュールの調整を行うことも要望した。 外来については、▽「かかりつけ医機能」の強化や外来機能の明確化・連携を進めて質の高い医療を提供するための診療報酬の在り方▽生活・・・
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2023年08月30日(水)
[診療報酬] 医療機関の敷地内薬局「国が目指す姿に逆行」 中医協・総会
- 2024年度の診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会の議論では、医療機関の敷地にある敷地内薬局は国が目指す姿に逆行するなどとして、診療側と支払側の双方から厳しい意見が挙がっている。厚生労働省は、薬局や薬剤師の業務を患者・住民との関わり度合いが大きい対人中心へと引き続きシフトさせる方針で、敷地内薬局への引き締めを一層強化する可能性がある。 24年度の改定に向けた調剤を巡る中医協の議論は、7月26日に始・・・
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2023年08月30日(水)
[診療報酬] 薬価の中間年改定「是非を含め慎重な検討を」 中医協専門部会
- 中央社会保険医療協議会の薬価専門部会が30日に開かれ、森昌平委員(日本薬剤師会副会長)は診療報酬改定がない年に行われる薬価の「中間年改定」について実施の是非を含めて慎重に検討を行うべきだと主張した。今年の4月に2度目の中間年改定があったが、引き続き同様に実施された場合、薬局や医療機関、製薬企業、医薬品の卸売業者の経営に甚大な影響を及ぼし、結果的に国民が必要な医薬品にアクセスできなくなると懸念を表明し・・・
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2023年08月23日(水)
[医療機器] 医療機器1品目の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は23日、医療機器1品目の保険適用を承認した。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2023年8月30日収載予定)●「PrismGuide IRD パネル システム」(シスメックス)<doc10675page2>▽使用目的:遺伝性網膜ジストロフィと診断された患者または疑われる患者の疾患原因遺伝子の情報を取得する。▽保険償還価格:特定保険医療材料としては設定せず、新規技術料にて評価。▽準用・・・
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2023年08月23日(水)
[診療報酬] DPC、高額薬剤10成分18品目を次の改定まで出来高算定に
- 中央社会保険医療協議会は23日の総会で、新たに薬価収載された医薬品や、効能または効果が追加された医薬品「10成分18品目」について、DPC制度の「高額な新規の医薬品等」に該当するとして、次の診療報酬改定まで出来高算定にすることを決めた<doc10681page1><doc10681page2>。 これは、DPC制度の「高額薬剤判定」と呼ばれるルールで、今回は「リットフーロカプセル50mg」など30日付で薬価収載される予定の新薬のほ・・・
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2023年08月23日(水)
[医薬品] 新医薬品6成分6品目の薬価収載を了承 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は23日、新医薬品6成分6品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は8月30日。詳細は以下の通り<doc10672page1>。●その他の消化器官用薬(内用薬)/コレチメント錠9mg/ブデソニド/活動期潰瘍性大腸炎/フェリング・ファーマ/類似薬効比較方式(I)/9mg1錠:607.80円●他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)/リットフーロカプセル50mg/リトレシチニブトシル酸塩/円形脱毛症/ファイザ・・・
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2023年08月23日(水)
[医薬品] 2020年度の薬剤費、前年度より200億円減少 中医協部会
- 2020年度の薬剤費が前年度と比べて200億円減少したことが、厚生労働省がまとめた年次推移で分かった。新型コロナウイルスによる受診控えなどが影響した。厚労省が23日に開催された中央社会保険医療協議会の薬価専門部会で報告した<doc10664page3>。 厚労省によると、20年度の薬剤費が国民医療費(42兆9,660億円)に占める割合(薬剤費比率)は22.3%だった。薬剤費の割合は前年度と比べて0.7ポイント上昇したが、これは国・・・
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2023年08月18日(金)
[診療報酬] データ提出加算、51病院が9月の算定不可に 提出遅れなどで
- 厚生労働省は、「データ提出加算」を届け出ている病院のうち51病院について、9月中に加算の算定を認めないと地方厚生局や都道府県に通知した<doc10649page1>。データ提出の「遅延等」が認められたため。 データは、 初回提出後のデータチェック分を含めて年度ごとに計8回提出する。提出が期日に遅れたり、決められた方法や形式で提出しなかったりすると「データ提出の遅延等」に該当すると見なされ、期限月の翌々月に加算・・・
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2023年08月10日(木)
[診療報酬] 「重症度、医療・看護必要度」、22年度に続き見直しへ 厚労省
- 厚生労働省は10日、2024年度の診療報酬改定で一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)を22年度に続いて見直す方針を中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」に示した<doc10619page58>。高齢者の救急搬送が増える中、誤嚥性肺炎などへの対応で急性期とそれ以外の病棟とで大差がないことなどが分かっており、中医協では、入院の役割分担を進めるための見直しを議論する・・・
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2023年08月10日(木)
[診療報酬] 救急搬送後に地ケアへ直接入棟「報酬で評価を」 中医協分科会
- 厚生労働省は10日、救急搬送後にほかの病棟を経由せず、直接入棟した患者の割合が高い地域包括ケア病棟では医療資源の投入量が多い傾向にあるとするデータを中央社会保険医療協議会の分科会に示し、そうした受け入れが多い病院への診療報酬による評価を複数の委員が求めた<doc10619page123>。 厚労省によると、救急搬送後に地域包括ケア病棟に直接入棟した患者の「主な傷病」は、誤嚥性肺炎が最も多く、次いで腰椎圧迫骨・・・
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2023年08月10日(木)
[診療報酬] 療養病棟入院基本料「医療区分による評価」論点に 厚労省
- 厚生労働省は、10日に開催された中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」に慢性期医療に関する論点を示した。患者の特性や医療提供内容などに応じた評価を実施していく上で、療養病棟入院基本料の「医療区分による評価」をどう考えるか議論するよう促した<doc10619page188>。委員からは、医療区分を変更する必要がないとの意見があった一方で、中心静脈栄養などの要件の見直しや、区分に関する評・・・
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2023年08月02日(水)
[医薬品] 新医薬品2成分2品目の薬価収載を了承 中医協・総会 厚労省
- 中央社会保険医療協議会・総会は2日、新医薬品2成分2品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は8月9日。詳細は以下の通り<doc10454page1>。●抗ウイルス剤/シュンレンカ錠300mg/レナカパビルナトリウム/多剤耐性HIV-1感染症/ギリアド・サイエンシズ/原価計算方式/有用性加算(I)35%・市場性加算(I)10%・新薬創出等加算/300mg1錠:9万4,814.20円●抗ウイルス剤/シュンレンカ皮下注463.5mg/レナカパビルナト・・・
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2023年08月02日(水)
[診療報酬] 診療報酬改定の施行6月1日に「後ろ倒し」へ 24年度から
- 厚生労働省は2日、通常2年に1回行われる診療報酬改定の施行について、これまでの4月1日から6月1日に2カ月後ろ倒しする案を中央社会保険医療協議会に示した。報酬改定をはさむ2-5月ごろに、ベンダーや医療機関に生じる大きな業務負担を解消することが狙いで、2024年度から対応する。「診療報酬改定DX」の一環。一方、薬価改定はこれまでの4月1日施行を維持する<doc10456page14>。厚労省案は了解された。 ただ、診療側の森・・・
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2023年08月02日(水)
[診療報酬] ハイリスク妊娠管理加算、対象患者の追加含め検討を 中医協
- 2024年度の診療報酬改定に向け、中央社会保険医療協議会は2日の総会で、「小児・周産期」などをテーマに議論した。診療側の委員から、合併症などによりリスクの高い妊婦に対する入院管理への評価のハイリスク妊娠管理加算などについて対象患者の追加も含めて検討すべきだとの意見が出た。 厚生労働省によると、妊娠における偶発合併症の割合が近年上昇しており、2010年は32.2%で10年前の割合を10ポイント余り上回った。また、・・・
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2023年08月02日(水)
[診療報酬] 後発医薬品の体制加算「段階廃止を」 支払側委員要望・中医協
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は2日の薬価専門部会で、後発医薬品を積極的に使用する医療機関への評価の「後発医薬品使用体制加算」などについて段階的な廃止を検討するよう求めた。後発医薬品の使用割合が既に一定の水準に達するとともに、患者側にも後発医薬品を選ぶ習慣が浸透しつつあることを踏まえた発言。別の委員からは、特許切れや後発医薬品が発売される、長期収載品の自己負担の見直しに向けた議論を進めるべき・・・
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2023年07月26日(水)
[診療報酬] 敷地内薬局に強い対応求める意見 中医協・診療側委員
- 中央社会保険医療協議会の26日の総会では、医療機関の敷地の中にある「敷地内薬局」は地域包括ケアシステムの推進などに逆行するとして、さらなる強い対応を行うよう診療側の委員が厚生労働省に求めた。支払側の委員からも同様の意見が上がった。 厚労省が示したデータによると、特別調剤基本料を算定している敷地内薬局は全ての薬局と比べて処方箋の受け付け回数は多かったものの、薬局による地域医療への貢献を評価する地域支・・・
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2023年07月26日(水)
[診療報酬] 抗菌薬の適正使用、診療報酬による一層の推進策を 中医協
- 厚生労働省は26日、病院と診療所の抗菌薬の使用量に格差があるとするデータを中央社会保険医療協議会に示した。国の薬剤耐性(AMR)対策の「アクションプラン」では、抗菌薬の適正な使用を促して微生物の薬剤耐性率を引き下げる目標を掲げていて、中医協では診療報酬による一層の推進策を議論する<doc10368page51>。 厚労省によると、抗菌薬の人口・1日当たり使用量は2013年以降、病院よりも診療所で多い状況が続いている・・・
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2023年07月26日(水)
[診療報酬] 「地域支援体制加算」算定要件の厳格化を 中医協・支払側
- 2024年度の調剤報酬改定に向け、中央社会保険医療協議会・総会は26日、調剤に関する議論を始めた。薬局による地域医療への貢献を評価する「地域支援体制加算」について、支払側委員が算定要件の厳格化の必要性を強調。一方で診療側委員は、地域医療に貢献する体制やその機能が充実している薬局で必要な取り組みが進むよう評価すべきだと主張した。 地域支援体制加算は、地域包括ケアシステムの中で地域医療に貢献する薬局への評・・・
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2023年07月26日(水)
[診療報酬] 医療機関の感染症対策、議論始まる 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会は26日、2024年度の診療報酬改定に向けて医療機関の感染症対策の議論を始め、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症を含む新興感染症以外への対応と、新興感染症の発生・蔓延時を想定した対応とに分けて論点を示した。抗菌薬の適正使用の促進など薬剤耐性対策も議論する<doc10368page89>。 厚労省は、中医協がこの日開いた総会で新型コロナを「新興感染症以外」に位置付けた。新型コロナの感染症・・・
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2023年07月24日(月)
[診療報酬] 宿日直許可取得でも適切に診療なら可、救命救急入院料など
- 厚生労働省は2022年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その54)で、宿日直許可を取得していても専任の医師が常時、治療室内の患者に適切な診療を行い、昼夜にかかわらず同様の勤務体制を取っていれば、救命救急入院料などの施設基準を満たしていると見なして差し支えないとの考え方を示した<doc10403page2>。 医師の働き方改革の一環で、休日労働を含む時間外労働の罰則付き上限(年960時間)が24年4月から規制される。医療・・・
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2023年07月20日(木)
[診療報酬] かかりつけ医機能評価する地域包括診療料の届け出数「伸び悩み」
- 厚生労働省は20日、紹介なしに受診する外来患者の割合が、500床以上の病院で2020年に5割を割り込んだとするデータを中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」に示した<doc10262page90>。一方、中小病院や診療所の「かかりつけ医機能」を評価する地域包括診療料などの届け出数や算定は伸び悩んでおり、整備を急ぐ必要があるという意見があった。 厚労省の担当者は、「かかりつけ医機能」を具体化す・・・
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