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2011年02月07日(月)
[意見募集] 中間所得者層、国保保険料の負担軽減へ
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- 国民健康保険法施行令及び高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部を改正する政令案及び国民健康保険法施行規則の一部を改正する省令案に関する意見募集(2/7)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: test医療保険
今回の改正は、中間所得者層の国民健康保険保険料の負担軽減を図り、国保制度および後期高齢者医療制度の扶養控除の見直しに伴う影響を回避するために行われるもの。国民健康保険法施行令の一部改正では、70歳以上の被保険者・・・
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2011年02月04日(金)
[国保] 平成21年度保険料収納率88%、景気悪化の影響で過去最低を更新
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厚生労働省は2月4日に、平成21年度の市町村国保の財政状況等について、速報値を公表した。
速報によると、平成21年度の市町村国保の財政状況は、医療給付分および介護分(介護納付金に関するもの)を合わせた収支状況については、収入合計(収入総額)が12兆8975億円、支出合計(支出総額)が12兆8070億円であり、それらの収支差引合計額は905億円となっている(p3参照)。単年度収支差引額は61億円の黒字だが、平成20年度・・・
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2011年02月03日(木)
[特定健診] 特定健診受診率、2年連続で男性は女性より低い結果に
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厚生労働省が2月3日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配付された資料。この日は、ワーキンググループ(以下、WG)からの報告を受けた。
特定健診・保健指導の実施に関するWGは、特定健診・保健指導実施状況についてアンケート調査の結果を報告している。平成20年度・平成21年度の回収率は100%で、主な調査項目は、保険者の概況、特定健診・保健指導の実施状況(体制、参加者数、工夫点、実施・・・
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2011年02月02日(水)
[意見募集] 保険料滞納者の給付差止は出産育児一時金以外からを継続
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厚生労働省は2月2日に、国民健康保険法施行規則の一部を改正する省令案に関する意見の募集を開始した。
国民健康保険法では、特別の事情なく保険料を1年半以上滞納している場合、保険給付の全部または一部が差し止められる(法第63条の2、国保法施行規則第32条の2)。この差し止めについて、「平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産した場合の出産育児一時金」については対象とならず、差し止め対象は出産育児一時・・・
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2011年01月17日(月)
[医療保険] 国保で、9月診療分の電子レセから支払の早期化を実現
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厚生労働省は1月17日に、国民健康保険における診療報酬の支払早期化に関する事務連絡を行った。
これは、社会保障審議会の医療保険部会における議論を踏まえ、平成23年9月診療分から国保において診療報酬の支払を早期化するもの。
具体的には、国保においては、電子レセプトを対象に、医療機関等への支払を原則「診療翌々月の20日までとする」という(p1参照)。現行では、25日から末日の支払となっているため、5~10日程・・・
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2010年12月21日(火)
[国保] 短期被保険者証交付の制度改正で、国保料(税)の収納率悪化
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厚生労働省は12月21日に、被保険者資格証明書交付世帯における保険料(税)の納付状況サンプル調査結果を発表した。理由なく国保料(税)を1年以上滞納している世帯では、被保険者証にかわり被保険者資格証明書が交付される。この場合、原則として医療機関窓口では医療費全額を支払う必要があるが、「中学生以下の子供は3割または2割負担で受診できる短期被保険者証」を交付する制度改正が平成21年4月に行われた。
この制度改・・・
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2010年11月02日(火)
[意見募集] 「特定活動」の在留資格者などの国保法施行規則等の改正案
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- 国民健康保険法施行規則及び高齢者の医療の確保に関する法律施行規則の一部を改正する省令(仮称)案及び関係告示の一部改正案 意見募集要領(11/2)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: test医療保険
今回の改正は、入管法の規定に基づき、1年以上滞在が可能な「特定活動」の在留資格において、医療を受ける活動等による入国・滞在が可能になることに伴うもの。国民健康保険法施行規則の規定に基づき、厚生労働大臣が別に定める、上記「特定・・・
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2010年07月22日(木)
[医療保険] 高額療養費の支給の利便性向上の取組強化を求める
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厚生労働省は7月22日に、高額療養費の支給の適切な実施に関する通知を発出した。
高額療養費制度については、「健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の施行について」(p2~p7参照)において、被保険者の制度の不知等による申請漏れを防止する観点から、(1)各保険者から被保険者に対し、文書その他の方法による制度の周知徹底に努める(2)保険者において、高額療養費の額等の情報を・・・
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2010年05月26日(水)
[国保] 資格証明書世帯の子どもに、速やかに短期被保険者証の交付を
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厚生労働省は5月26日に、資格証明書世帯に属する高校生世代以下の子どもに対する、短期被保険者証の交付に関する通知を発出した。
医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律(平成22年法律第35号)の施行により、7月1日より、資格証明書世帯に属する高校生世代以下の被保険者に対しては、有効期間が6ヵ月の被保険者証が交付される。この取扱いについては、18歳に達する日以後の最初の3月31日・・・
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2010年04月19日(月)
[退職者医療] 平成22年度の概算拠出率は3.12890‰ 厚労省
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厚生労働省は4月19日に、退職者医療制度にかかる平成22年度の概算拠出率を発表した。退職者医療制度とは、国保加入者のうち65歳未満の被用者年金受給者に対する医療保険制度で、平成26年度まで経過的に存続するものである。
退職者医療制度加入者の医療費については、国保財源だけでなく、被用者保険等からの拠出金もあわせて賄われている。これは、保険事故発生リスクの高い退職者の医療費を賄うにあたっては、長年加入してき・・・
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2010年03月29日(月)
[特定健診] 高血圧症等患者への保健指導で、効果現れる 厚労省
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厚生労働省が3月29日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配付された資料。この日は、ワーキンググループ(以下、WG)からの報告を受けた。
特定健診・保健指導の実施に関するWGでは、市町村国保を対象に健診等の実施状況を調査し、結果を分析している。それによると、平成20年度の受診率(特定健診受診対象者に占める受診者の割合)は全国平均で30.8%となっており、男女とも年齢が上がるにつれ・・・
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2010年02月12日(金)
[医療保険] 協会けんぽの国庫補助引上げなど行う国保法等改正案を閣議決定
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厚生労働省は2月12日に、医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案の概要について公表した。法案は同日に閣議決定されている。
法案のポイントは、(1)市町村国保の保険料軽減のために財政支援措置を4年間延長(2)協会けんぽの財政支援をするため、国庫補助引上げや後期高齢者支援金の分担方法見直しを実施(3)高齢者の保険料軽減を図るため、財政安定化基金を保険料引上げ抑制にも使用・・・
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2010年02月02日(火)
[国保] 平成20年度の市町村国保、保険料収納率は88.35%で過去最低に
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厚生労働省は2月2日に、平成20年度の市町村国保の財政状況について、速報値を公表した。
それによると、平成20年度の市町村国保の財政状況は、医療給付分及び介護分(介護納付金に関するもの)を合わせた収支状況については、収入合計(収入総額)が12兆7166億円、支出合計(支出総額)が12兆6451億円であり、それらの収支差引合計額は715億円となっている(p3参照)。ただし、多くの市町村では赤字を補填するために一般会・・・
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2010年01月29日(金)
[国保] 運営安定化計画、平成22年度は97市町村を指定
- 厚生労働省は1月29日に、平成22年度における安定化計画の指定市町村を指定した。これは、医療費の地域差問題に対応するため、厚生労働大臣が指定する医療給付費が著しく多額な市町村(指定市町村)に、国民健康保険事業の運営の安定化計画を作成するもの。これにより、国及び都道府県の指導及び援助の下に、給付費等の適正化等運営の安定化のための措置が講じられる(p4参照)。なお、指定市町村とは、当該市町村の実績給付・・・
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2010年01月06日(水)
[国保組合] H19年度の国庫補助、医師国保が27.2%、薬剤師国保が35.8%
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厚生労働省は1月6日に、国民健康保険組合に対する国庫補助割合を公表した。
資料によると、平成19年度の国保組合の保険給付費に対する国庫補助割合は、医師国保が27.2%、歯科医師国保が29.7%、薬剤師国保が35.8%であることが明らかになった。また、国庫補助の額は、医師国保165億1126万円、歯科医師国保136億2965万円、薬剤師国保36億6152万円だった(p2参照)。
資料には、平成19年度の、(1)保険給付費に対する国・・・
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2009年12月25日(金)
[国保] 平成22年度からの4年間における、国保財政基盤強化策を示す
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厚生労働省は12月25日に、国民健康保険に対する財政基盤強化策を公表した。これは、市町村が実施する国民健康保険の財政運営について、今後も厳しい状況が続くものと見込まれることから、平成22年度から平成25年度までの4年間において、財政基盤強化策を継続実施するもの。
資料では、(1)高額医療費共同事業の継続、保険財政共同安定化事業の見直し(2)保険者支援制度の継続―が示されている(p1~p2参照)。このほか、国・・・
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2009年12月18日(金)
[特定健診] 平成20年度市町村国保の特定健診受診率、地域格差目立つ
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厚生労働省が12月18日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配付された資料。この日は、特定健康診査・保健指導に関する実態把握と分析を目的とした、アンケート調査の結果が報告された。
調査は、平成21年8月から9月にかけて全国の市町村国保を対象に実施(p7参照)。調査結果から、平成20年度市町村国保の特定健診受診率は30.8%、特定保健指導実施率は14.8%であることが明らかになった<・・・
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2009年12月16日(水)
[保険者証] 中学生以下の子ども、3.2%が短期被保険者証未達
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- 資格証明書交付世帯に属する中学生以下の子どもに対する短期被保険者証の交付状況等に関する調査の結果について(12/16)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: test医療保険
平成21年9月時点の資格証明書交付世帯に属する中学生以下の子どもは3万6511人で、うち短期被保険者証の未達枚数は1161枚(3.2%の未達)となっている。一方、資格証明書交付世帯に属する高校生等の子どもは1万647人(p2~p3参照)。また資料では、茨城県・水戸市における短期被保険・・・
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2009年12月11日(金)
[意見募集] 高齢者医療、被扶養者であった者に係る保険料軽減措置を継続
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厚生労働省は12月11日に、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部を改正する政令案に対する意見募集を開始した。
改正の趣旨は、現在、加入後2年間とされている被用者保険の被扶養者であった被保険者に係る保険料軽減措置を、当分の間、継続することとするもの(p1~p2参照)。
具体的には、後期高齢者医療制度を廃止するまでの間、現行の軽減措置は継続することとなっているため、(1) 高齢者医療確保令第18条第5項・・・
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2009年10月07日(水)
[意見募集] 税制改正に伴い、所得補足について国保法施行令等を一部改正
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厚生労働省は10月7日に、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令案及び関係告示の一部改正案に対する意見募集を開始した。
改正の趣旨は、平成20年度及び21年度の地方税制改正において、上場株式等の配当所得の申告分離課税、上場株式等の譲渡損失と上場株式等の配当所得との間の損益通算の特例及び特定の土地等の長期譲渡所得の特別控除が創設されたことに伴い、国民健康保険法施行令等について規定の整備を行うもの、で・・・
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2009年07月23日(木)
高額介護合算療養費の支給事務の取扱い、様式を規定 厚労省通知
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厚生労働省がこのほど、都道府県の国民健康保険主管課(部)長宛てに出した通知で、「国民健康保険における高額介護合算療養費の支給等の事務の取扱いについて」の一部改正に関するもの。
厚労省は、国保における高額介護合算療養費の支給等事務の取扱いについて、平成21年4月3日に既に通知しているが、今回、支給事務に用いる様式を規定したとして、管内の保険者等に周知徹底と適正な取扱いを要請している(p1参照)。
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2009年07月22日(水)
8月以降に市町村国保約1800件に対し、特定健診の実施状況等を調査
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厚生労働省が7月22日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配布した資料。この日は、特定健診・保健指導の実施に関するワーキンググループの報告が行われた。
同検討会のワーキンググループは、特定健康診査・保健指導に関する実態把握と分析のため、市町村国保約1800件に対し、実施状況のアンケート調査を、8月から9月上旬にかけて行う予定としている(p3~p5参照)。調査、分析のねらいは、市・・・
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2009年07月13日(月)
市町村の保健事業への取組の現状をヒアリング 国保保健事業懇談会
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厚生労働省が7月13日に開催した、国民健康保険における保健事業等の今後の展開に関する懇談会で配布された資料。この日は、地域における国保被保険者の健康を守る保健事業のあり方について、市町村における保健事業の取組の現状に関するヒアリングや、国保における地域保健活動と今後の展開についての議論等が行われた。
資料では、宮城県涌谷町における地域包括医療・ケアへの取り組み(p8~p15参照)、北九州市国保の保健・・・
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2009年07月10日(金)
国保一部負担金の適切な運用に関するモデル事業の実施要領を通知 厚労省
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厚生労働省が7月10日付けで都道府県の民生主管部(局)長宛てに出した、国民健康保険における一部負担金の適切な運用に係るモデル事業の実施に関する通知。
今般の通知は、医療機関の未収金の主な原因である「生活困窮」に対する一部負担金減免制度と、「悪質滞納」に対する保険者徴収制度の運用に関するモデル事業を実施するに当たり、モデル事業の実施市町村の選定と適切な実施を要請したもの(p1参照)。
資料では、・・・
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2009年06月29日(月)
高額療養費特別支給金の概要や事務処理の流れなど、支給に関して通知
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厚生労働省が6月29日付けで都道府県の民生主管部(局)長に宛てて出した通知で、「高額療養費特別支給金の支給等」に関するもの。
75歳到達時特例対象療養に係る高額療養費の取扱いは、「高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する政令」で示されている。「高額療養費特別支給金」とは、高額療養費及び他の公費負担の支給に関して、改正前後において自己負担額に差額がある場合の当該差額をさすもので、特例対象・・・
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