-
2020年07月22日(水)
[医療機器] 区分C1の医療機器15品目を保険適用 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は22日、医療機器15品目の保険適用を承認した。新たに保険適用される医療機器(2020年9月収載予定)は次の通り(p2~p3参照)。【区分C1:新機能】●「プロヴォックス Vega」(アトスメディカルジャパン)各製品の主な使用目的と販売名、償還価格は下記の通り(p4~p5参照)。[人工鼻]気管孔に取り付けられた気管切開チューブまたは固定用テープに装着し、患者の呼吸の熱と水分を捕捉し、呼吸・・・
-
2020年07月22日(水)
[診療報酬] 診療報酬絡めた経営状況の議論に支払側が反対姿勢 中医協総会
- 中央社会保険医療協議会が22日に開いた総会で、日本医師会常任理事の松本吉郎委員が、新型コロナウイルスの感染拡大による医療機関への影響に関する資料を示すよう厚生労働省に求めた。一方、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は資料提示の要求は否定しないが、新型コロナの影響を受けた医療機関の経営状況について診療報酬を絡めて議論することには「明確に反対する」とし、中医協で話し合うべき事案ではないとの・・・
-
2020年07月22日(水)
[医薬品] 中医協、中間年薬価調査の実施を決定 日医委員が了承
- 厚生労働省は22日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、政府の骨太方針2020を踏まえ、20年度の中間年薬価調査の計画案を改めて提示した。診療側は反対で一致していたが、松本吉郎委員(日本医師会常任理事)は、政府決定に遺憾の意を示しながらも、改定の是非は調査結果を踏まえ改めて検討すること、調査は医療機関の負担軽減に十分配慮することを条件として了承することを表明。その後の総会で、薬価調査の実施を決定した・・・
-
2020年07月22日(水)
[医薬品] コロナとインフルを同時検出、新試薬が保険適用に 中医協が了承
- 中央社会保険医療協議会は22日の総会で、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど複数の病原体を同時に検出できる臨床検査試薬などを医療保険の適用対象とすることで合意した。新型コロナとそれ以外のウイルスを複数同時に調べられる検査試薬の保険適用は初めてで、収載は8月の予定(p15~p16参照)。 検査試薬の名称は「FilmArray呼吸器パネル2.1」。販売会社のビオメリュー・ジャパン(東京都港区)によると、SARS・・・
-
2020年07月22日(水)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月27日-8月1日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(7月27日-8月1日)(7/22)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2020年07月21日(火)
[診療報酬] 小児慢性特定疾病の満20歳、小児入院医療管理料が算定可能
- 厚生労働省は21日、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い(その24)に関する事務連絡を都道府県などに出した。新型コロナの影響を踏まえ、児童福祉法に規定する小児慢性特定疾病医療支援の対象者が満20歳で要件を満たせば、「小児入院医療管理料」を算定することができるとの解釈を明示。また「小児特定集中治療室管理料」も同様の取り扱いとして差し支えないとしている(p2参照)。 児童福祉法の第・・・
-
2020年07月21日(火)
[医薬品] 製造販売承認HPVワクチンの注意事項などを通知 厚労省
-
- ヒトパピローマウイルス感染症予防に用いられる組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)(シルガード9水性懸濁筋注シリンジ)の接種における留意事項について(7/21付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課 医薬安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
-
2020年07月21日(火)
[感染症] 風しん新規報告数1人、累計患者数84人に 疫学情報・第28週
- 国立感染症研究所・感染症疫学センターは21日、「風しんに関する疫学情報:2020年第28週(7月6日-7月12日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は埼玉県から1人で、第1週からの累積患者報告数は前週から1人増加し84人となった(遅れ報告含む)。なお、7月16日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、東京都(21人)、愛知県(8人)、神・・・
-
2020年07月21日(火)
[医療提供体制] 「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会」が政策提言
- 医師不足地域などを抱える都道府県の知事が連携して組織する「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会」は21日、初会議をオンラインで開催し、厚生労働省などに対する医師の地域間偏在解消に向けた政策提言を取りまとめた。医師少数区域での勤務経験を、地域医療支援病院に限らず全ての病院における管理者の要件とすることや、地域の拠点病院で働く勤務医個人に対するインセンティブとしてドクターフィーを導入することなどを・・・
-
2020年07月21日(火)
[救急医療] 20年7月13日-7月19日の熱中症による救急搬送状況 消防庁
- 消防庁が21日に公表した7月13日-7月19日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,337人(前年比163人減)。6月1日からの累計は、9,221人となった(1,840人増)(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)12人(0.9%)、少年(7歳以上18歳未満)181人(13.5%)、成人(18歳以上65歳未満)383人(28.6%)、高齢者(65歳以上)761人(56.9%・・・
-
2020年07月21日(火)
[医療提供体制] 相談支援事業所、医療機関連携の計画相談に評価を要望
- 日本精神神経科診療所協会(三木和平会長)は21日、障害福祉サービス等報酬改定検討チームのヒアリングで、報酬改定に関して「より高いサービスを提供していく上での課題及び対処方策・評価方法」など4つの視点を示した。相談支援事業所が医療機関と連携し、計画相談(サービス利用支援)やモニタリングを行う場合に評価することなどを求めた(p4参照)。 同協会は、医療と福祉の連携の重要性を取り上げ、相談支援事業所と・・・
-
2020年07月20日(月)
[医薬品] 20年6月分貿易統計(速報) 財務省
- 財務省はこのほど、2020年6月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額:▽総額/754億円(前年同月比11.2%増)▽米国/263億円(2.8%増)▽EU/59億円(29.1%減)▽アジア/228億円(6.0%減)▽中国/124億円(6.2%増)(p3参照)(p5~p8参照)●輸入額:▽総額/3,034億円(14.6%増)▽米国/561億円(61.2%増)▽EU/1,468億円(8.7%増)▽アジア/331億円(7.2%減)▽中・・・
-
2020年07月20日(月)
[介護] 通所リハの大規模事業所減算、廃止求める声も 社保審・分科会
- 20日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会では、通所リハビリテーションの収支差率が減少し、大規模型の報酬区分が悪化したことを受けて、事業所の大規模化を進める流れに逆行するなどとして、大規模事業所減算の廃止を求める声が上がった(p120~p121参照)。 2017年度決算と18年度決算を調査した「令和元年度介護事業経営概況調査」では、各介護サービスにおける収支差率で、通所リハがマイナス2.6%で最も悪化した&・・・
-
2020年07月20日(月)
[診療報酬] 「小児科外来診療料」の院内処方ルール変更などで疑義解釈
- 厚生労働省は20日、2020年度診療報酬改定に関する「疑義解釈資料(その23)」を、地方厚生局などに事務連絡した。主に、院内処方を行わない場合の取り扱いが見直された「小児科外来診療料」と「小児かかりつけ診療料」について解説した。 「小児科外来診療料」と「小児かかりつけ診療料」は処方箋を発行する場合(院外処方の場合)と、それ以外の場合で算定する報酬が異なる。例えば、「小児科外来診療料」は、▽院外処方/初診・・・
-
2020年07月20日(月)
[介護] 通所介護の生活機能向上連携加算で議論 社保審・介護給付費分科会
- 厚生労働省は20日、社会保障審議会・介護給付費分科会に、2018年度介護報酬改定で通所介護に新設した「生活機能向上連携加算」についての議論を求めた(p34参照)。外部の医療提供施設などとの連携を評価するものだが「非常にハードルが高い」との声が多数あった。 通所介護サービスは、利用定員19名以上の通常規模型や18名以下の地域密着型、認知症対応型などにより基本報酬が設定され、利用者の状態に応じたサービス提供・・・
-
2020年07月20日(月)
1件当たり点数、入院2.2%、入院外1.3%増 ほか
『MC plus Monthly』7月号 -
- MC plus Monthly7月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
-
2020年07月17日(金)
[労働災害] 労働災害発生状況 20年7月速報 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、2020年7月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。2020年1月1日-6月30日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p4参照)。【死亡災害】●死亡者数:317人(前年同期比11人増・3.6%増)●事故の類型別発生状況:▽墜落・転落/81人▽交通事故(道路)/64人▽はさまれ・巻き込まれ/50人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:4万7,475人(221人増・0.5%増)●事故の類型別発生状況:▽転倒・・・
-
2020年07月17日(金)
[医薬品] コロナ治療薬候補に抗炎症薬デキサメタゾンを追加 厚労省
- 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の患者に対応する医療従事者向けの診療の手引きを改訂し、新型コロナの治療薬候補としてステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」を追記した(p29参照)。英国の試験で同薬の投与によって重症患者の致死率の低下が確認されたことを踏まえた対応。 改訂後の手引きによると、英国での試験で、経口または静脈内注射によって同薬6mgを10日間(1日1回)投与した「デキサメタゾン治療群」(・・・
-
2020年07月17日(金)
[感染症] クラスター対策班接触者追跡チームの活動報告を公表 感染研
-
- クラスター対策班接触者追跡チームとしての疫学センター・FETPの活動報告(7/17)《国立感染症研究所》
- 発信元:国立感染症研究所 感染症疫学センター 実地疫学専門家養成コース カテゴリ: 保健・健康 調査・統計
-
2020年07月17日(金)
[医薬品] 薬価調査実施の政府方針、「納得できない」 日薬が見解
- 日本薬剤師会は、17日に閣議決定された骨太方針2020に関する見解を公表した。社会保障制度での医療関連の事項で、薬局の経営状況にも十分に配慮するとの方針が示されたことを評価するとした一方、20年度の薬価調査の実施を前提とする姿勢には「到底納得できるものではない」と主張している(p2~p3参照)。 見解ではまた、骨太方針2020に盛り込まれた、診察から薬剤の受け取りまでをオンラインで完結する仕組みの構築について・・・
-
2020年07月17日(金)
[感染症] 感染症週報 20年第27週(6月29日-7月5日) 国立感染症研究所
- 国立感染症研究所は17日、「感染症週報 第27週(6月29日-7月5日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p6参照)(p30~p32参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/2週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.01(0.01)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.15(0.13)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.92(0.85)/2週連続で増加▽感染性胃腸炎/2.06(2.00)/第20週以降増加・・・
-
2020年07月17日(金)
[介護] 介護現場の効率的な勤務管理を検討 成長戦略フォローアップ
- 骨太方針2020と未来投資会議の「成長戦略実行計画」が17日に閣議決定され、介護関連では、骨太方針にケアプランへのAI活用を推進することなどが明記された(p37参照)。また、成長戦略について分野別の具体的な施策などを示した「成長戦略フォローアップ」には、介護現場の複雑なシフト表の作成などについて「項目の整合化・標準化に向け、有識者による検討を進め、2020年度までに一定の結論を得る」としている。認知症施策・・・
-
2020年07月17日(金)
[感染症] 呼吸器症状残るも検査陰性、退院・入院勧告解除が可能 厚労省
-
- 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者及び無症状病原体保有者の退院の取扱いに関する質疑応答集(Q&A)について(7/17付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 カテゴリ: 保健・健康 新型コロナウイルス
-
2020年07月17日(金)
[感染症] コロナ行政検査、積極的に医療機関と委託契約を 厚労省事務連絡
-
- 新型コロナウイルス感染症に係る行政検査の取り扱いについて(再周知)(7/17付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策推進本部 カテゴリ: 保健・健康 新型コロナウイルス
-
2020年07月17日(金)
[医療改革] 骨太方針2020を閣議決定、薬価調査実施を記載 政府
- 政府は17日の臨時閣議で「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太方針2020)を決定した。8日に固めた原案では言及しなかった21年度から始まる薬価の毎年改定については「骨太方針2018等の内容に新型コロナウイルス感染症による影響も勘案して、十分に検討し、決定する」と記載(p36参照)。その前提となる20年度の薬価調査は実施する方針を示した。そのほかの医療分野や社会保障などに関する記載は、原案をほぼ踏襲した。・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。