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2016年10月31日(月)
[臓器移植] 2腎同時移植などの懸案事項、検討結果を公表 臓器移植委
- 厚生労働省は10月31日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「臓器移植委員会」を開催し、(1)腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準(p5~p20参照)、(2)肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準(p21~p41参照)―の改正を議題とした。 (1)では、以前から議論してきた、(i)2腎同時移植、(ii)Age-match制度の導入の是非(小児ドナーから小児レシピエントへ)、(iii)待機日数よりもゼロミスマッチを優先すべきか、・・・
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2016年09月30日(金)
[難病対策] 2017年度指定難病として13疾病の追加を了承 指定難病検討委
- 厚生労働省は9月30日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催。「個別疾病の検討」を行い、13疾病に関して指定難病に追加することを了承した。 厚労省では、2017年度に追加する指定難病の選定を行っており、個別疾患の検討/指定難病に関する一定の整理/パブリックコメント/学会に意見聴取―の実施を経て、2017年4月より、当年度実施分の医療費助成を開始する予定となっている。検討対象は、2014年度・2・・・
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2016年09月02日(金)
[腎臓移植] 小児腎臓移植希望者選択基準の年齢区分で4例提示 腎移植作業班
- 厚生労働省は9月2日、「腎臓移植の基準等に関する作業班」を開催し、「小児腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準の一部改正」などを議論した。脳死下にある小児ドナーから腎臓が提供された全事例で30~60歳代のレシピエントへ移植されており、小児ドナーからの腎臓提供は小児レシピエントを優先すべきとの指摘があった。厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会での審査結果、小児ドナーから小児レシピエントへの腎移植を優・・・
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2016年08月31日(水)
[難病対策] 医療提供体制のモデルケース骨子案を提示 難病対策委
- 厚生労働省は8月31日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催し、(1)難病の医療提供体制に係る都道府県の具体的な取り組み(p6~p29参照)、(2)難病の遺伝子診断などの実施のあり方(p30~p51参照)、(3)難病の医療提供体制のあり方(モデルケース骨子)案(p51~p68参照)―などを議題とした。 (1)では、大阪府による「難病患者在宅医療支援事業」(p6~p17参照)や、富山県による「難病医療・・・
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2016年08月29日(月)
[難病対策] 2017年度指定難病として8疾病の追加を了承 指定難病検討委
- 厚生労働省は8月29日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催。「個別疾病の検討」を行い、8疾病に関して指定難病に追加することを了承した。 厚労省では、2017年度に追加する指定難病の選定を行っており、個別疾患の検討/指定難病に関する一定の整理/パブリックコメント/学会に意見聴取―の実施を経て、取りまとめる予定となっている。検討対象は、2014年度・2015年度難治性疾患政策研究事業で研究さ・・・
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2016年07月26日(火)
[難病対策] 医療提供体制のモデルケース、秋頃取りまとめ 難病対策委
- 厚生労働省は7月26日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催し、(1)難病対策の現状(p3~p22参照)、(2)難病医療提供体制のあり方(p23~p41参照)―などを議題とした。 (2)に関し、厚労省は、検討の視点として、(i)早期診断のために都道府県内で必要な連携体制、(ii)専門的機能を持つ施設との、都道府県の枠を超えた連携体制、(iii)診断後、身近な医療機関で適切な医療を受けるための連携体・・・
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2016年06月29日(水)
[臓器移植] レシピエント基準、2腎同時移植を可能とする方針案 臓器移植委
- 厚生労働省は6月29日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「臓器移植委員会」を開催し、「腎臓移植希望者選択基準の改正」を議題とした。現行の選択基準では、移植希望者(レシピエント)が複数存在する等の場合、搬送時間、HLA(ヒト白血球抗原)の適合度、待機日数、未成年者の4項目の合計点数で優先順位を決定している(p4参照)。 今回、厚労省は現行制度に関し、課題として(1)2腎同時移植、(2)Age-match制度の導入、・・・
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2016年03月09日(水)
[臓器移植] 「レシピエントの選択基準」まとめ案5項目 腎移植基準作業班
- 厚生労働省は3月9日、「腎臓移植の基準等に関する作業班」を開催し、腎臓移植希望者(レシピエント)の選択基準に関する「事務局まとめ」案(p18~p23参照)を提示した。この作業班は、2009年の初会合以来、「レシピエントの選択基準」が持つさまざまな側面を中心に討議を重ねている(p3参照)。 今回のまとめ案は、2015年5月15日に開催された前回会合で検討された事項8項目を整理し、そのうち5項目について示したもの<・・・
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2016年02月16日(火)
[医療提供体制] 移植目的以外での臍帯血の提供は不可 造血幹細胞移植委
- 厚生労働省は2月16日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「造血幹細胞移植委員会」を開催し、(1)「造血幹細胞移植」推進拠点病院の方向性(p5~p9参照)、(2)「臍帯血」の利用・提供基準(p10~p14参照)―の各テーマについて、2015年10月23日の前回会合に引き続いて討議した。 造血幹細胞とは、血球系細胞に分化可能な幹細胞。造血幹細胞移植とは、白血病や再生不良性貧血などを治すため、造血幹細胞が含まれる血液を移植・・・
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2016年02月04日(木)
[難病対策] 国・地方自治体の施策が示される ハンセン病問題対策促進会議
- 厚生労働省は2月4日、2015年度の「ハンセン病問題対策促進会議」を開き、厚労省健康局難病対策課が、「ハンセン病対策」(p6~p15参照)について説明し、2016年度の「ハンセン病対策予算案」(健康局分)(p12~p14参照)などを示した。 厚労省の施策は、2009年に施行された「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」(p7参照)にもとづく。同法は、ハンセン病患者であった人の福祉の増進や名誉の回復などに関し、現・・・
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2015年12月18日(金)
[臓器移植] 医学的検証方法が変更される3条件を示す 臓器提供検証会議
- 厚生労働省は12月18日、「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」を開催し、7月30日の臓器移植委員会で了承された事項として、「医学的検証に関する今後の手順」(p4参照)を示した。「今後も基本的に従来通りの方法で医学的検証を行う」と同時に、検証の方法が変更される例外的な取り扱いについて明示している。 この変更は、次の3条件の「いずれにも該当する事例」の場合に限られる(p4参照)。 (1)当該臓器提供・・・
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2015年12月08日(火)
[臓器移植] 臓器ごとに臓器移植法施行後の移植実施数が示される 厚労省
- 厚生労働省は12月8日、「臓器移植の実施状況等に関する報告書」(p2~p8参照)を公表し、参議院厚生労働委員会に報告した。1997年に制定された臓器移植法にもとづいて毎年、厚労省が作成し、参院厚労委員長あてに提出されている(p1参照)。 報告書は、(1)臓器移植の実施状況(p2~p5参照)、(2)移植結果(p6参照)、(3)厚労省などの取り組み―を柱とする(p7~p8参照)。 (1)では、2015年11月2日現在の・・・
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2015年10月23日(金)
[医療提供体制] 拠点病院事業や移植目的外提供が俎上に 造血幹細胞移植委
- 厚生労働省は10月23日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「造血幹細胞移植委員会」を開き、(1)「造血幹細胞移植」推進拠点病院の現状と課題(p5~p8参照)、(2)研究目的での「臍帯血」の利用・提供基準(p9~p19参照)―などについて討議した。 造血幹細胞とは、血球系細胞に分化可能な幹細胞。造血幹細胞移植とは、白血病や再生不良性貧血などを治すため、造血幹細胞が含まれる血液を移植する治療法を意味する。また、臍・・・
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2015年10月09日(金)
[臓器移植] 10月18日に臓器移植推進国民大会を大分にて開催 厚労省
- 厚生労働省は10月18日、「第17回臓器移植推進国民大会」を開催する。「臓器移植普及推進月間」である10月の主要行事の1つで、本年は、「iichiko総合文化センター」(大分県大分市高砂町)にて開催される。当日は、「臓器移植対策推進功労者に対する厚生労働大臣感謝状の贈呈」や、「ドナーファミリーとレシピエントの体験談」などが予定されており、臓器移植について家族と「考え」、「行動する」きっかけづくりになることを目・・・
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