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2014年06月12日(木)
[先進医療] da Vinci用いる腹腔鏡下腎がん手術、先進医療導入へ
- 厚生労働省は6月12日に、先進医療技術審査部会を開催した。 この日も、申請されている先進医療技術(そのうち先進医療Bに振分けられたもの)の安全性・有効性について学術的視点からの審査を行った。 まず、継続審議となっていた「cT1腎がんに対する『ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術』」については、総評で「適」と判断された(p11参照)。 この技術は、ロボット(da Vinciサージカルシステム)を用いて、3D画像を確認・・・
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2014年06月10日(火)
[医療改革] 「毎年の薬価改定」案に対し田村厚労相は慎重姿勢崩さず
- 田村厚生労働大臣は6月10日の閣議後記者会見において、(1)毎年の薬価改定(2)患者申出療養(仮称)―の2点についてコメントしている。 (1)の「毎年の薬価改定」は、産業競争力会議で示された改訂版「日本再興戦略(成長戦略)」骨子案に盛込まれたもの。 これについて田村大臣は、「なかなか技術的に難しい部分もある」「医療機関等に影響が出てくる」「毎年の薬価調査について、卸の負担が重い」などの問題点をあげ、「慎・・・
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2014年06月10日(火)
[規制改革] 患者の申出に基づき保険外併用認める「患者申出療養」を創設
- 安倍首相は6月10日に、「患者申出療養制度」を新たに創設することを明言した。慶應大学病院の視察後に、記者団に発表したもの。 首相は、「困難な病気と闘っておられる患者さんたちが、費用をなるべく軽減しながら、抑制しながら先進医療を受けたい、そういう強い思いを持っておられるということを、我々もしっかりと受け止めなければならない」とコメント(p1参照)。 困難な病気と闘う患者の申出に基づき保険診療との併・・・
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2014年06月10日(火)
[規制改革] 非営利ホールディングカンパニー型法人、改訂成長戦略に盛込む
- 政府は6月10日に、産業競争力会議を開催した。 この日は、日本再興戦略(成長戦略)の改訂に向けた論議を行った。 事務局からは改訂の骨子案(p3~p9参照)が示されている。 そこでは、成長の本格化を促し、「成長の果実を国民の暮らしに反映させる」方針を強調している(p3参照)。 さらに、平成25年の成長戦略で残された課題の1つとして「医療・介護分野」を掲げ、次のような項目に積極的に取組むとしている・・・
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2014年06月09日(月)
[規制改革] 「患者申出療養(仮称)」、評価・選定療養の変質・拡大に反対
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- 混合診療の新たな枠組みの導入を撤回し、「保険外併用療養費制度」を変質させないことを求めます(6/9)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革 test医療保険
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2014年06月06日(金)
[統合医療] 日本の統合医療推進計画に関する厚労省事業の現状などを答弁
- 政府は6月6日に、「日本における統合医療の推進に関する質問」に対する答弁書を公表した。 浜田和幸議員(参議院)は、政府が医療戦略を進める上で、最新の西洋医学的知見のみならず、東洋医学的知見の活用も欠かせないとの立場から次の3点について質問している(p5~p6参照)。(1)平成26年5月20日の参議院内閣委員会で、菅官房長官が「統合医療についての安全性、有効性の科学的知見を収集することが我が国にとって大事」・・・
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2014年06月05日(木)
[先進医療] FDG-PETによるアルツハイマーと前頭側頭葉変性の鑑別は条件付適
- 厚生労働省は6月5日に、先進医療会議を開催した。 この日も、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行っている。 新規に届出のあった技術(平成26年5月受理分)は、次の3件(p5参照)。(1)大腸がんの化学療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定(2)敗血症患者のうち、血液培養が陽性となった患者のVerigeneシステムを用いた迅速診断(3)内科的治療に抵抗性で、血・・・
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2014年06月04日(水)
[高齢者医療] 高齢者医療の最適運営主体の明確化要望 高齢者医療広域連合
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- 高齢者医療制度等に関する要望・提言(6/4)《全国後期高齢者医療広域連合協議会》
- 発信元:全国後期高齢者医療広域連合協議会 カテゴリ: test医療保険 高齢者
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2014年06月04日(水)
[医療改革] 医療費支出目標は「適切な地域医療の阻害要因」となる 日医
- 日本医師会は6月4日の定例記者会見で、財政制度等審議会財政制度分科会がまとめた「財政健全化に向けた基本的考え方」(5月30日発表)に対する見解を発表した。 基本的考え方では、医療費の伸びを抑制する方策として次のような手法をとってはどうかと提案している。(1)保険給付範囲について、「外来受診時の定額負担制(3割負担とは別個の少額負担)」「70歳以上の高額療養費における特例の見直し」「医薬品費における参照価・・・
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2014年05月30日(金)
[審査支払] 平成26年3月診療分は総計8929万件、9820億円 支払基金
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- 平成26年3月診療分の件数と金額が確定(5/30)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬 test医療保険
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2014年05月30日(金)
[医療保険] 26年は「医療保険改革の正念場」、健保連が活動方針を提示
- 健康保険組合連合会は5月30日に、「2013年度の活動と今後の課題」を発表した。これは、2014年(平成26年)における健保連の活動方針をまとめたものだ(p1~p12参照)。 社会保障・税一体改革の一環として、医療保険改革の論議が社会保障審議会・医療保険部会で行われている。 そこでは、たとえば「国保の都道府県への移行」や「被用者保険における高齢者支援金計算への総報酬割導入」などがテーマとしてあがっており、2015年・・・
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2014年05月30日(金)
[規制改革] 先進医療を受けられる医療機関の拡大を検討 厚労相
- 田村厚生労働大臣は5月30日の閣議後記者会見において、規制改革会議の提唱する「選択療養」についてコメントした。 規制改革会議の提唱する「選択療養」をおさらいすると、患者が医師と協議したうえで『保険外の医薬品・医療機器などを用いた治療を行いたい』と希望した場合に、保険診療との併用を認めるという仕組みだ。 これにより、患者の医療ニーズにより迅速に応えることが可能であると規制改革会議側は強調している。 ・・・
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2014年05月30日(金)
[医療改革] 外来受診時定額負担や医療費支出目標設定などで財政を健全化
- 財務省は5月30日に、「財政健全化に向けた基本的考え方」を発表した。 これは、財政制度等審議会における議論をまとめたもの。(1)2015年度の国・地方のプライマリバランス赤字対GDP比を、2010年度に比べて半減する(2)2020年度までに確実に国・地方のプライマリバランスを黒字化し、その後の債務残高対GDP比を安定的に引下げる―という財政健全化目標達成への道筋を示している(p6参照)。 財政健全化に向けては歳出の効・・・
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2014年05月30日(金)
[医療情報] 医療等分野への番号制度導入に向け、具体的な活用場面等を検討
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- 医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会(第1回 5/30)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官(社会保障)付 情報政策担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 test医療保険
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2014年05月29日(木)
[国保] 平成25年9月の国保医療給付費7759億円、給付率82.4%
- 厚生労働省は5月29日に、国民健康保険事業月報(平成25年9月)を公表した。 まず、加入世帯数は2175万1868世帯(対前年同月比0.6%減)、被保険者数は3749万5490人(同1.8%減)(p1参照)。 また全国計の医療費(国保計)について見てみると、総計9416億6900万円で、そのうち入院が3557億9700万円、入院外が4981億1000万円、その他183億5200万円であった(p1参照)。 次いで、医療給付費は7759億1000万円で、給付率・・・
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2014年05月28日(水)
[規制改革] 患者の選択肢拡大目指し『選択療養』導入を提言 規制改革会議
- 内閣府は5月28日に、規制改革会議を開催した。 この日も『選択療養(仮称)』について議論し、意見をとりまとめた。近くまとめる答申に盛込む予定だ。 『選択療養』は、患者が医師と協議したうえで『保険外の医薬品・医療機器などを用いた治療を行いたい』と希望した場合に、保険診療との併用を認めるという仕組み。 保険外の診療と保険診療との併用については、すでに評価療養(先進医療等)などの仕組みがあるが、規制改革・・・
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2014年05月28日(水)
[医療保険] 健保連等が「高齢者医療、とくに前期高齢者への公費拡充」要望
- 厚生労働省は5月28日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日も前回に続き、(1)市町村国保(p20~p67参照)(2)被用者保険(p68~p94参照)(p95~p104参照)(3)高齢者医療制度(p105~p149参照)―といった制度面の議論を行った。 まず(2)の被用者保険については、全国健康保険協会(p151~p188参照)と健保連(p189~p203参照)からそれぞれ意見が発表されている。 全国健康保険協会は、・・・
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2014年05月27日(火)
[規制改革] 安全性・有効性確保し、先端医療より早く患者に届ける 厚労相
- 田村厚生労働大臣は5月27日の閣議後に記者会見を行い、選択療養制度(仮称)についてコメントしている。 規制改革会議で検討が進められている「選択療養」について、田村大臣は「一定の安全性と有効性が必要になってくることが基本である」と強調(p8参照)。 また、現在の先進医療(評価療養)が、申請から承認までに半年程度かかっていることについて、「有効性・安全性を踏まえたうえで、承認までの期間をもっと早める・・・
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2014年05月23日(金)
[医療保険] 全面総報酬割導入など医療保険部会の議論を報告 協会けんぽ
- 全国健康保険協会は5月23日に、運営委員会を開催した。 この日は、(1)社会保障審議会「医療保険部会」の議論(2)協会けんぽの財政基盤強化行動計画―の2点を議題とした。 (1)の医療保険部会の議論については、4月21日と5月19日に開催された部会の議論内容が報告された。報告された部会の内容を眺めてみよう。 厚生労働省は被用者保険の課題について、(i)協会けんぽの財政基盤を強化するために国庫補助水準を検討する(i・・・
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2014年05月22日(木)
[先進医療] C11標識メチオニンPET診断による脳腫瘍再発検出など条件付き適
- 厚生労働省は5月22日に、先進医療技術審査部会を開催した。 この日も、申請されている先進医療技術(そのうち先進医療Bに振分けられたもの)の安全性・有効性について学術的視点からの審査を行った。 新規に申請された医療技術の中で、薬事承認されていない医薬品・医療材料などを用いる、あるいはリスクが比較的高いために、専門家による科学的視点で安全性・有効性を審査する必要のある「先進医療B」に振分けられているのは・・・
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2014年05月21日(水)
[医療保険] 24年度医療給付、協会けんぽ4兆3709億円、健保組合3兆3066億円
- 厚生労働省は5月21日に、平成24年度の「健康保険・船員保険事業年報(適用・給付編)」を公表した。 これは、健康保険と船員保険について、適用(いわば加入者の状況)、給付(いわば支払った医療費の状況)、収支などを詳細に分析したもの。 健康保険について平成24年度の状況を眺めてみよう。 まず適用状況だ。 平成24年度末の適用事業所(健保組合や協会けんぽに加入している会社等)は、協会けんぽ(一般、以下同)163万・・・
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2014年05月19日(月)
[医療保険] 医療費支払い困難での死亡例、57%が無保険等 民医連調査
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- 2013年国保など経済的事由による手遅れ死亡事例調査概要報告(5/19)《全日本民主医療機関連合会》
- 発信元:全日本民主医療機関連合会 カテゴリ: test医療保険
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2014年05月19日(月)
[医療保険] 全面総報酬割で浮く国庫負担、国保への投入に反対 健保連等
- 厚生労働省は5月19日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 部会では、社会保障・税一体改革のうち医療保険制度改革に関する議論をしており、来年(平成27年)の通常国会への健保法等改正案提出を目指している。 前回(4月21日)会合で今後の検討課題とスケジュールが固められ、この日から本格的な検討が始まった。 この日は、(1)市町村国保(2)被用者保険(3)高齢者医療制度―の3点を議題とした。◆市町村国保に・・・
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2014年05月16日(金)
[医療情報] 個人番号カード普及に向け、健康保険証等との一体化を推進
- 政府は5月16日に、IT戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)の下部組織である「マイナンバー等分科会」を開催した。 この日は、事務局から中間とりまとめ案が示され、これに基づいた議論が行われた。 政府は、平成25年6月に「世界最先端IT国家創造宣言」を閣議決定している。そこでは、マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入を見据えた利便性の高いオンラインサービス・効率的な行政運営の実現、個人・・・
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2014年05月16日(金)
[先進医療] 不明熱診断へのFDG-PETの応用等、先進医療に導入
- 厚生労働省は5月16日に、先進医療会議を開催した。 この日も、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行った。 新規に届出のあった技術(平成26年4月受理分)を見てみると、今回は次の3件で、いずれも先進医療Bに振分けられた(先進医療技術審査部会での審査に付される)(p6参照)。(1)炭素11標識メチオニンPET診断による放射線治療後の再発脳腫瘍の検出(p7~p10参照)(2)II-IIIA期非小細・・・
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