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2012年03月14日(水)
[高度医療] 従来より技術を必要としない粘膜がんの切除術は「継続審議」
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厚生労働省は3月14日に、高度医療評価会議を開催した。この日は、(1)第27回会議にて継続審議となった技術の再評価(2)新規申請技術の評価(3)協力医療機関の追加―などを議題とした。
(1)は、「解離性大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術」が対象で、総評で「適」とされている。この技術は、大動脈瘤の存在する部分にカテーテルを入れ、その中にステントグラフト(バネ付き人工血管)を挿入、後にカテーテルから押し・・・
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2012年03月01日(木)
[医学研究] 産学官IT融合コンソーシアム拠点整備に医療1事業採択される
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- 「IT融合による新産業創出のための研究開発事業(産学官IT融合コンソーシアム拠点の整備)」に係る採択結果について(3/1)《経済産業省》
- 発信元:経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 カテゴリ: 医学・薬学
この事業は、ITの浸透によって新事業が創出される可能性が高い分野であり、かつ日本が要素技術などで強みを持つIT融合分野を中心に、東北・被災地の復興、さらには日本の復興につながる事業展開を支援するもの。そのために、IT融合分野の研究・システム開発の拠点整備および・・・
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2012年02月10日(金)
[科学技術] 人体を多臓器ネットワークと捉え、個々人に最適な医療の実現を
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文部科学省は2月10日に、科学技術振興機構が行う戦略的創造研究推進事業の平成24年度戦略目標を発表した。
戦略的創造研究推進事業は、社会的・経済的ニーズを踏まえ、国が定めた方針の下、組織の枠を超えた時限的な研究体制(バーチャルインスティテュート)を構築し、我が国の重要課題の達成に貢献する新技術の創出に向けた研究を推進する制度である。
平成24年度には、(1)多様なエネルギーの需給最適化を可能とする、分・・・
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2012年02月08日(水)
[意見募集] 震災からの復興研究や、ライフ・イノベーション推進へ補助金
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厚生労働省は2月8日に、「平成24年度厚生労働科学研究費補助金の二次公募(案)」に対する意見募集を開始した。厚生労働科学研究費補助金とは、厚生労働科学研究の振興を促し、国民の医療、福祉、生活衛生、労働安全等に関し、行政施策の科学的な推進、技術水準の向上を目的とする補助金。毎年度研究課題の募集を行っている(p1参照)。
行政政策研究、厚生科学基盤研究、疾病・障害対策研究、健康安全確保総合研究、およ・・・
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2012年02月03日(金)
[高度医療] 標準治療抵抗性重症心不全患者への免疫吸着療法を「適」と判断
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厚生労働省が2月3日に開催した、高度医療評価会議で配付された資料。この日は、新規申請技術の評価結果報告などが行われた。
資料によると、新規申請された技術のうち、(1)「切除不能・再発胆道癌を対象としたゲムシタビン+CDDP+WT1ペプチドワクチン併用化学免疫療法とゲムシタビン+CDDP治療の第I/II相試験(高度医療は第II相パートについて申請)」については継続審議(2)標準治療抵抗性の抗心筋自己抗体を有する重症・・・
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2012年02月03日(金)
[意見募集] ヒトゲノム研究の倫理指針、個人情報保護の徹底を 文科省
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文部科学省は2月3日に、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」の見直しについて意見募集を開始した。
主な見直し内容をあげると、(1)これまで「研究者の責務」に包含されていた「倫理審査委員会」を別枠として、新たに章立てする(p3参照)(p45~p47参照)(2)「試料等の取扱い」の章に「情報の取扱い」を付加する(p3参照)(p48~p57参照)(3)「個人情報の保護」の章を新設する(p4参照)&l・・・
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2012年01月26日(木)
[がん研究] 次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム、実施機関決定
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- 平成23年度「次世代がん研究戦略推進プロジェクト」次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラムの実施機関等の決定について(1/26)《文科省》
- 発信元:文部科学省 研究振興局 振興戦略官 カテゴリ: 医学・薬学
文科省は、優れた基礎研究成果の医療への応用を加速させ、革新的な診断や治療法などの次世代がん医療の実現を目指す「次世代がん研究戦略推進プロジェクト」次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラムを、平成23年度より開始している。今回、指定研究課題および公募研究課題の実施機関など、プログラムの実施体制・・・
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2012年01月17日(火)
[医学研究] 鎮痛薬の感受性決める遺伝子特定、テーラーメイド疼痛治療開始
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- 世界初 テーラーメイド疼痛治療の開始 ~遺伝子検査で鎮痛薬適量を予測~(1/17)《東京都》
- 発信元:財団法人東京都医学総合研究所 カテゴリ: 医学・薬学
鎮痛薬の感受性(効きやすさ)には大きな個人差があり、臨床での疼痛管理において大きな問題となっている。今般、同研究所では、鎮痛薬の感受性に関連する遺伝子多型を特定し、それをあらかじめ調べることにより、患者個々人に合った鎮痛薬の投与量を予測することを世界で初めて可能にした。この予測に基づいたテーラーメイド疼痛・・・
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2011年12月21日(水)
[高度医療] 24年度より、先進医療専門家会議と高度医療評価会議を統合
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厚生労働省が12月21日に開催した、高度医療評価会議で配付された資料。この日は、新規申請技術の評価結果の報告などが行われた。
資料によると、新規申請された「標準治療抵抗性の非小細胞肺がんに対するゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫細胞治療」は、総評で「適」と評価されている(p6参照)。この技術は、患者末梢血から自己リンパ球を採取し、その中に含まれるγδT細胞をゾレドロン酸とインターロイキン2を用いて体・・・
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2011年11月01日(火)
[医療安全] 抗不安薬・睡眠薬は処方剤数増加につれ投与量も増加の傾向
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厚生労働省は11月1日に、抗不安薬・睡眠薬の処方実態についての報告を行った。
本報告は、健康保険組合加入者およびその家族約33万人のレセプトより、抗不安薬、睡眠薬等を処方された者を抽出し分析したもの(p1参照)。
20歳~74歳の一般人口における推定処方率は、09年は抗不安薬で5.0%、睡眠薬で4.7%であった(p1参照)。
投与量については、抗不安薬の処方はその95.8%が、ジアゼパムの用量である15mg以内で・・・
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2011年10月18日(火)
[科学技術] 科学技術イノベーション推進、産業界の意見反映を 経団連
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日本経済団体連合会はこのほど、「科学技術イノベーションの推進に向けた重要課題」と題する意見を公表した。
東日本大震災を受け「第4期科学技術基本計画」が、8月19日に閣議決定された。この計画では、従来の技術分野別の戦略から課題達成型の戦略に転換するとの基本方針に立ち、「震災からの復興・再生の実現」、「グリーンイノベーション」、「ライフイノベーション」の3つの重要課題の解決を柱に据えた「科学技術イノベー・・・
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2011年10月13日(木)
[高度医療] 解離性大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、継続審議に
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厚生労働省が10月13日に開催した、高度医療評価会議で配付された資料。この日は、新規申請技術の評価結果について報告が行われた。
今回新たに高度医療に申請されたのは、「解離性大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術」。当該技術は、解離性大動脈瘤特有の解剖学的特徴(急峻な弓部屈曲、狭小化した真腔、中枢・末梢の口径差)に対応可能な新型ステントグラフトを用いた、解離性大動脈瘤に対する新たな低侵襲治療としての・・・
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2011年09月28日(水)
[再生医療] 再生医療の実現化ハイウェイ、4課題10実施機関が決定
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文部科学省はこのほど、「平成23年度『再生医療の実現化プロジェクト 再生医療の実現化ハイウェイ』の実施機関等」が決定したことを公表した。
文科省は、再生医療の実現化を加速するため、厚生労働省との協働により、「再生医療の実現化ハイウェイ」を実施する。本事業は、研究内容や進捗状況に応じた、(課題A)短期で臨床研究への到達を目指す再生医療研究、(課題B)中長期で臨床研究への到達を目指す再生医療研究、(課題・・・
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2011年09月28日(水)
[高度医療] 肺癌に対する免疫細胞療法など、高度医療として「適」
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厚生労働省が9月28日に開催した、高度医療評価会議で配付された資料。
今回、高度医療に新たに申請されたのは、(1)非小細胞肺癌に対するNKT細胞を用いた免疫細胞治療(Chiba-NKT)(2)非扁平上皮非小細胞肺癌に対するペメトレキセドを用いた術後補助化学療法―の2件。
NKT細胞とは、生体内で、腫瘍細胞等を認識して傷害するNK細胞と、同じく癌細胞等を傷害するT細胞の両方の特性を備えたリンパ球のこと。(1)は、がん患者・・・
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2011年09月16日(金)
[歯学] 「歯学分野の展望」活用のため、105領域・77課題を抽出し記載
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日本学術会議はこのほど、「歯学分野の展望―課題とアクションプラン」と題する報告を公表した。これは、日本学術会議歯学委員会の審議結果を取りまとめたもの。
2010年にまとめられた「歯学分野の展望」は、10~20年程度の中期的な歯学分野の展望・課題、グローバル化・情報化への対応、などを歯学関係者のみならず多くの国民が知り、理解してもらうことを目的とし、将来の提言を大綱的に取りまとめたもの。そのため、歯学関係・・・
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2011年09月12日(月)
[医学研究] 難治性血液がんの原因遺伝子発見で治療法開発の可能性 東大
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- 世界で初めて「骨髄異形成症候群」(血液がんの一種)の原因遺伝子を発見(9/12)《東京大学医学部付属病院》
- 発信元:東京大学医学部附属病院 がんゲノミクスプロジェクト カテゴリ: 医学・薬学
MDSとは、白血病などと並ぶ血液がんの一種で、骨髄移植以外に根本的な治療法がない難病。国内でも年間5000人以上の新しい患者が出ているという。
東京大学医学部附属病院キャンサーボードの小川誠司特任准教授を中心とする国際共同研究チームは、大量並列ゲノムシーケンス(1回の解析で6000億・・・
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2011年09月09日(金)
[再生医療] 鼻に適した硬さと形もつインプラント型再生軟骨を開発 NEDO
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- 耳のわずかな軟骨からのインプラント型再生軟骨の開発に成功―世界初の臨床研究がスタート―(9/9)《NEDO》
- 発信元:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 カテゴリ: 医学・薬学
口唇口蓋裂は先天性異常の一つであり、生まれつき唇の一部や上あごが裂けている病気である。この口唇口蓋裂の鼻の変形や小耳症、変形・・・
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2011年08月31日(水)
[リウマチ等対策] リウマチ診療の基礎知識・技術持つかかりつけ医を育成
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厚生労働省はこのほど、「リウマチ対策の方向性等」及び「アレルギー疾患対策の方向性等」について公表した。これは、厚生科学審議会の委員会でまとめられた報告書(p16~p59参照)について、8月31日付で通知されたものである。
リウマチは、かつては不治の病の代表格であったが、近年の生物学的製剤の開発・普及により、完全寛解を現実的な目標とできるようになっている。一方で、医療従事者が進化し続ける医学・医療に追い・・・
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2011年08月30日(火)
[医学研究] 末梢血の一成分で、うつ病の客観的診断が可能に 広島大学
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広島大学はこのほど、うつ病診断の有力バイオマーカー候補を発見したことを公表した。これは、同大大学院医歯薬学総合研究科の森准教授、山脇教授らの研究グループが発見したもので、末梢血の一成分が、うつ病の有力なバイオマーカー候補となるという。
うつ病の診断は、通常、患者の臨床症状を基準とした主観的なものである。しかし、本研究により、末梢血の分析によって客観的な診断が可能になることが期待される。具体的に・・・
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2011年08月24日(水)
[医学研究] 平成23年度の脳科学研究プログラム、実施機関14件を決定
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文部科学省は8月24日に、平成23年度「脳科学研究戦略推進プログラム」の実施機関等を決定したことを公表した。「脳科学研究戦略推進プログラム」については、少子高齢化を迎える我が国の持続的な発展に向けて、脳科学研究を戦略的に推進し、成果を社会に還元することを目的とし、平成20年度より開始している。
平成23年度は、(1)精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究(発達障害、うつ病、脳老化の各領域)(2)精神・神経・・・
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2011年08月19日(金)
[薬学研究] 薬学研究の高度化を目指し、創薬研究基盤の整備を 学術会議
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- 提言「国民の健康増進を支える薬学研究―レギュラトリーサイエンスを基盤とした医薬品・医療機器の探索・開発・市販後研究の高度化を目指して―」(8/19)《日本学術会議》
- 発信元:日本学術会議 カテゴリ: 医学・薬学
薬学は、医薬品の創製、生産・供給、適正な使用を通じ、疾病の治療と健康の増進の実現を目指す総合科学であり、全ての分野で医療に貢献し、社会的に重要な意義と責任を・・・
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2011年08月19日(金)
[科学技術] 震災復興、ライフイノベーションなど盛り込んだ第4期基本計画
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- 第4期科学技術基本計画(8/19)《文科省》
- 発信元:文部科学省 科学技術・学術政策局 計画官付 カテゴリ: 医学・薬学
科学技術基本計画は、科学技術基本法に基づき、科学技術の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な計画で、今後10年程度を見通した5年間の科学技術政策を具体化することが目的。政府は、平成8年度から3期15年にわたり計画を策定し、今般、4期目(平成23年度~27年度)が閣議決定された。
第4期計画は・・・
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2011年08月18日(木)
[不妊治療] 人工授精・体外受精の全額助成事業を開始 北海道東川町
- 北海道上川郡東川町は8月3日に、不妊治療費の助成事業を開始したことを公表した。東川町独自の助成制度として、不妊治療のうち、人工授精と顕微授精を含む体外受精の治療費全額助成を行うとしている。助成対象となる夫婦は、婚姻関係にあり、(1)東川町の住基台帳または外国人登録原票に登録している(2)医療保険各法の被保険者または組合員、被扶養者である(3)夫婦いずれも町税等の滞納がない(4)指定医療機関で治療する―・・・
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2011年08月08日(月)
[介護] 新技術により、床から車いすへ移乗可能なロボット開発 理化研
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- 床から車いすへの抱き上げ移乗ができる介護支援ロボット―抱き上げ重量80Kgを達成した「RIBA-II」を開発―(8/2)《理化研》
- 発信元:独立行政法人理化学研究所 カテゴリ: 医学・薬学
新型介護ロボットRIBA-IIは、従来よりも、抱き上げ重量が30%増加し、80kgの抱き上げ移乗を可能としている。また、新たに開発されたSRセンサが採用されており、触覚によるロボット操作や被介護者の体重検知も可能となっている。
介護現場では、ベッド・・・
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2011年08月05日(金)
[科学技術] 日本の科学技術研究費は欧米に劣るが、対GDP比では勝る水準
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- 科学技術指標2011(8/5)《文科省》
- 発信元:文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術基盤調査研究室 カテゴリ: 医学・薬学
まず、(1)の研究開発費については、2009年度の日本の開発費総額は17.2兆円(前年度比8・・・
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