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2015年02月24日(火)
[診療報酬] 2016年度改定に向けた評価方法案を提示 医療技術評価分科会
- 厚生労働省は2月24日、診療報酬調査専門組織「医療技術評価分科会」の2014年度初会合を開催した。この分科会は、診療報酬改定に際し、関係医学会などから保険収載の提案が出ている医療技術について有効性・安全性などを評価し、その結果を中央社会保険医療協議会の総会に報告する役割がある。前回2014年度の改定時には、重複分を含み863件の提案があった(p3参照)。 今回の分科会では、2016年度の次期診療報酬改定に向けて・・・
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2015年02月23日(月)
[医薬品] 胃酸分泌抑制剤タケキャブ等26品目を薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は2月23日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。タケキャブ錠10mgほか内用薬9品目、注射薬15品目、外用薬2品目の合計26品目を薬価基準の別表に収載した(p1参照)(p4~p5参照)。また、「タケキャブ錠10mg・同20mg」の使用期間の限定や、「パリエット錠5mg」に、投薬期間制限を適用しないことなどについて留意事項が掲載されている(p1~p2参照)。
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2015年02月19日(木)
[診療報酬] 肝硬度測定および融合遺伝子標本作成の判断料算定を追加訂正
- 厚生労働省は2月19日、「検査料等の点数の取り扱いについて」の通知の一部訂正を発表し、地方厚生局および都道府県などに対し、管下の保険医療機関・審査支払機関への周知徹底を依頼した。2014年12月26日に発出した D215-2肝硬度測定と、2015年1月30日に発出したN005-2ALK融合遺伝子標本作成について、判断料の算定についてそれぞれ追加訂正がなされている(p2参照)。・・・
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2015年02月18日(水)
[診療報酬] 次期診療報酬改定へ議論スタート 中医協・総会
- 厚生労働省は2月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器の保険適用(p3~p6参照)、(2)医薬品の薬価収載(p7~p47参照)、(3)先進医療会議の検討結果の報告(p143~p168参照)、(4)在宅医療(p169~p268参照)―などを議題とした。 (4)は、次期診療報酬改定へ向けた議論がスタート。厚労省は、「在宅医療」について、現状や診療報酬上の評価、訪問看護、外来応需体制の運用などについて・・・
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2015年02月18日(水)
[診療報酬] 「医療経済実態調査」の実施案など了承 中医協・調査実施小委
- 厚生労働省は2月18日、中央社会保険医療協議会の「調査実施小委員会」を開き、次期2016年度診療報酬改定に向けた「第20回医療経済実態調査」の実施案と調査票案を提示し、小委員会は了承した。 調査は、「医療機関等調査」と「保険者調査」で構成される。実施案では、「医療機関調査」の調査日程は、調査票の配布が2015年5月末、回答期限が6月末。報告時期は前回(2013年11月6日)と同時期を目標としている(p3参照)。「保・・・
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2015年02月12日(木)
[先進医療] 先進医療Bの取り下げなどを報告 先進医療会議
- 厚生労働省は2月12日、「先進医療会議」を開催し、新規技術(1月受理分)の先進医療AまたはBへの振り分け案や、先進医療Bの取り下げなどを議題とした。 先進医療Bの再発卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんに対する「パクリタキセル静脈内投与、カルボプラチン静脈内投与およびベバシズマブ静脈内投与の併用療法ならびにベバシズマブ静脈内投与による維持療法」と、「慢性心不全に対する和温療法」については、取り下げが報告さ・・・
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2015年02月12日(木)
[先進医療] 議事を一部非公開で開催 先進医療会議
- 厚生労働省は2月12日、先進医療会議を開催した。なお、今回の議事は一部非公開で行われた。(2月13日に資料とともに詳報します)・・・
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2015年02月03日(火)
[診療報酬] 地域包括診療加算などに関する疑義解釈 厚労省事務連絡
- 厚生労働省は2月3日付で、2014年度診療報酬改定の点数表に関する「疑義解釈資料の送付(その12)」について事務連絡を行った。(1)医科診療報酬(p2~p4参照)、(2)医科診療報酬(DPC)(p5参照)、(3)調剤報酬(p6参照)に関するQ&Aを掲載している。 (1)のうち、【地域包括診療加算/地域包括診療料】では、A001【再診料】に関する【地域包括診療加算】およびB001-2-9【地域包括診療料】の施設基準にある慢・・・
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2015年01月30日(金)
[指導監査] 指定取り消し・相当の原因の多くは不正請求 厚労省
- 厚生労働省は1月30日、2013年度における、保険医療機関などに対する「指導・監査などの実施状況」(概況)について公表した。「個別指導」は4,400件(前年度比98件増)で、内訳は、医科1,563件、歯科1,400件、薬局1,437件だった。「適時調査」は2,508件(同99件増)、「監査」は94件(同3件減)(p2参照)。保険医療機関などの「指定取り消し」は20件、同「指定取り消し相当」は39件(p1参照)で、その原因は、不正請求・・・
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2015年01月28日(水)
[後期高齢者] 後期高齢者医療、単年度収支457億円の黒字 厚労省
- 厚生労働省は1月28日、2013年度後期高齢者医療広域連合の財政状況等について、速報値を公表した。単年度収支は457億円の黒字。収支状況は、収入合計13兆8,975億円、支出合計13兆4,702億円で、収支差引合計額(前年度からの繰越金等を含む)は4,274億円の黒字(p1参照)(p3参照)。被保険者数は1,544万人(前年度比1.8%・27万人増)(p1参照)(p4参照)。保険料収納率は、全国平均99.25%(同0.05ポイント増)&・・・
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2015年01月28日(水)
[診療報酬] 選定療養、追加事例把握の提案募集へ 中医協・総会
- 厚生労働省は1月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)選定療養として導入すべき事例を把握する仕組みの構築(p24~p26参照)、(2)次期診療報酬改定に向けた検討の場(p27~p33参照)、(3)臨床検査の保険適用(p3~p8参照)、(4)先進医療の実績報告(p12~p23参照)―などを議題とした。 (1)では、「『日本再興戦略』改訂2014」(成長戦略)で、選定療養に関し、療養時のアメニティ向上のため・・・
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2015年01月28日(水)
[診療報酬] 費用対効果評価データの具体例を検討 費用対効果専門部会
- 厚生労働省は1月28日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を非公開で開催し、費用対効果評価に用いるデータについて「具体例の検討」を行った。製薬・医療機器メーカーから提出されたデータをもとに費用対効果評価の試行的導入に向けた検討を進める。 医薬品5品目、医療機器3品目を対象に2014年度中に検討を行う予定で、今回は第1回目。企業からのデータ・結果などについて議論を行った。企業秘密への配慮から・・・
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2015年01月26日(月)
[DPC] 分院への機能移転などヒアリング結果報告案を提示 DPC分科会
- 厚生労働省は1月26日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開き、(1)中医協への2013年度「退院患者調査」報告の結果概要(p4参照)、(2)2014年度特別調査(ヒアリング)の結果報告案(p10~p11参照)、(3)2014年度特別調査(アンケート)(p12~p21参照)―などを議論した。 (2)では、2014年11月26日に同分科会で行われた、特別調査(ヒアリング)の結果報告案が示された。報告案は、(i)分院への機能移・・・
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2015年01月16日(金)
[診療報酬] DPCデータ提出遅れた11病院の2月分加算認めず 厚労省
- 厚生労働省は2015年2月に、2014年12月12日のデータ提出(2014年4~9月分のデータ)に遅延等が認められた資料記載の11病院について、A245【データ提出加算】を算定できないことを通知した(p3~p4参照)。1月16日に公表した。データの蓄積・解析に支障が出ることから、「遅延月の翌々月のデータ提出加算は算定できない」ペナルティが課せられている。・・・
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2015年01月15日(木)
[先進医療] 「適」と判断できる条件などが提示される 先進医療会議
- 厚生労働省は1月15日、先進医療会議を開催し、先進医療Bとして2つの医療技術を審査し―(1)難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群に対するミコフェノール酸モフェチル経口投与(p13~p52参照)を、総評で「条件付き適」、(2)咽喉頭がんに対する経口的ロボット支援手術(p53~p102参照)を、総評で「継続審議」と判断した。 それぞれに付された意見は次の通り。 (1)「被験者の適格基準および選定方法」や・・・
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2015年01月15日(木)
[先進医療] 「条件付き適」と「継続審議」各1技術 先進医療会議
- 厚生労働省は1月15日、先進医療会議を開催し、「難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群に対するミコフェノール酸モフェチル経口投与」(p7~p26参照)が総評で「条件付き適」、「咽喉頭がんに対する経口的ロボット支援手術」(p27~p51参照)が、総評で「継続審議」と判断された。(1月16日に詳報します)・・・
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2015年01月14日(水)
[診療報酬] 2015年度実施の特別調査について討議 診療報酬部会
- 厚生労働省は1月14日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開き、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の実施案」について討議した。診療報酬改定後は、意図・目的の達成度などが調査され、結果は、次期改定に反映される。実施案の調査項目は、次の7項目(p3参照)。 (1)主治医機能の評価の新設や紹介率・逆紹介率の低い大病院における処方料などの適正化による影響を含・・・
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2015年01月14日(水)
[診療報酬] 2015年度実施の診療報酬特別調査案を了承 中医協・総会
- 厚生労働省は1月14日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、この日、総会に先立って開かれた「診療報酬改定結果検証部会」で討議された、「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の実施案」を、おおむね了承した。 総会ではほかに、「医療機器の保険適用」(p3~p6参照)、「先進医療会議の検討結果」(p7~p31参照)について報告された。・・・
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2015年01月13日(火)
[高齢者] 被保険者の均等割減額にからむ意見募集 厚労省
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- 高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)に関する御意見募集(パブリックコメント)について(1/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 高齢者医療課 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革 高齢者
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2014年12月26日(金)
[診療報酬] M2BP糖鎖修飾異性体やCD30の項目を新設 厚労省通知
- 厚生労働省は12月26日、「検査料等の点数の取扱い」に関する通知を発出し、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(2014年3月5日付・保医発0305第3号)の一部改正と、1月1日からの適用を周知した(p1参照)。具体的には次の項目などがある(p2~p4参照)。●D215-2【肝硬度測定】において、(2)として、「Mac-2結合蛋白(M2BP)糖鎖修飾異性体」が新設された。●N002【免疫染色(免疫抗体法)病・・・
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2014年12月26日(金)
[医療機器] 自動調整機能付きペースメーカーを新たに保険収載 厚労省通知
- 厚生労働省は12月26日、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2015年1月1日から適用されている。 区分C1(新機能:新たな機能区分が必要で、技術はすでに評価されているもの)に分類された製品は、「メドトロニック Viva CRT-P」(日本メドトロニック)【決定機能区分はペースメーカー(自動調整機能付き)】(p20参照)。その他、医科における区分A2(p2~p3参照)、同区分B(p4~p19参照)、歯科における区・・・
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2014年12月24日(水)
[診療報酬] 先進医療の申請から実施まで3カ月を目指す 中医協・総会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催した。今回は、「先進医療制度の運用」(p11~p26参照)などについて討議され、なかでも「最先端医療迅速評価制度の手続きの流れ」がトピックスとなった。具体的には、次の事項などが提起された(p11~p12参照)。 (1)各領域の検討会などで技術が示された場合、先進医療会議で適格性など(対象技術、実施医療機関群についての検討を含む)をできるだけすみ・・・
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2014年12月24日(水)
[診療報酬] 2014年度改定後の訪問診療増を示す調査結果 診療報酬部会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、「同一建物同一日の訪問診療等の適正化による影響調査の結果概要(速報)案」(p1~p277参照)について議論した。これは、2014年度の診療報酬改定で実施された、訪問診療などへの評価見直しをふまえて、在宅医療の実施状況を調査したもの。 調査対象は、医科医療機関、訪問看護、歯科医療機関、保険薬局、集合住宅(p10参照)。ま・・・
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2014年12月24日(水)
[診療報酬] 企業提出データの懸念事項を議論 費用対効果専門部会
- 厚生労働省は12月24日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を開催し、費用対効果評価に用いるデータについての「企業の懸念事項への対応」を議論した。これは、製薬・医療機器メーカーに提出してもらう具体的な医薬品・医療機器データに関するもの。 9月10日の同部会で、研究班による客観性・独立性を担保するため「研究班による再分析(企業の分析のほかに研究者らが行う分析)の報告をあらかじめ企業に開示・・・
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2014年12月11日(木)
[医薬品] 睡眠導入剤ニトラゼパムなど薬価収載 厚労省通知
- 厚生労働省は12月11日、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。今回は、睡眠導入剤『ニトラゼパム』ほか内用薬390品目、注射薬99品目、および外用薬32品目の合計521品目を「診療報酬の加算等の算定対象となる後発医薬品」として薬価収載した(p1参照)(p5~p20参照)。あわせて、『エスワンケーケー配合錠T20』、『イマチニブ錠100mg』などの医薬品について、算定基準などの留意事項を述べ・・・
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