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2013年12月06日(金)
[改定速報] 救急医療管理加算の「他に準ずる重篤状態」規定、厳しく見直す
- 厚生労働省は12月6日に、中医協総会を開催した。 この日は、薬価調査・材料価格調査の結果や、改定基本方針について厚労省当局から報告を受けたほか、「勤務医等の負担軽減策」等の個別診療報酬項目について議論を行った。◆13対1等でも「夜勤72時間」要件のみ満たせない場合の特別入院料設定へ 個別診療報酬項目に関する本日の検討テーマは、大きなものだけでも次のとおりで非常に広範囲にわたる。●勤務医等の負担軽減等●院内・・・
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2013年12月05日(木)
[先進医療] 不明熱診断に対する『FDG-PET/CTの応用』等を先進医療Aに分類
- 厚生労働省は12月5日に、先進医療会議を開催した。 この日は、新規技術について「先進医療AまたはB」への振分け、科学的評価などを行った。 先進医療として申請された技術は、既承認の医薬品・医療機器を使うなど比較的安全性の確立された「先進医療A」と、未承認等の医薬品・医療機器を用いるなどした安全性が確立されているとは言い難い「先進医療B」に分けられる。 先進医療Bについては、より専門的な評価を行う必要がある・・・
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2013年12月04日(水)
[改定速報] 運動器等の維持期リハ、介護保険への移行は延期 中医協総会
- 厚生労働省は12月4日に、中医協総会を開催した。 本日の議題は、大きく次の3点●リハビリテーション●有床診療所●調剤報酬◆運動器等の維持期リハ、介護保険への移行は延期 リハは、疾患の種類に応じて(1)心大血管疾患リハ(2)脳血管疾患等リハ(3)運動器リハ(4)呼吸器リハ―のそれぞれに報酬が設定されている。 これらの疾患別リハビリテーション料は、算定できる日数が制限されており、たとえば(1)の心大血管疾患リハで・・・
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2013年11月29日(金)
[診療報酬] 悪性腫瘍組織検査に係る診療報酬算定上の留意事項を改正
- 厚生労働省は11月29日に、「検査料の点数の取扱い」に関する通知を発出した。 これは、平成24年度診療報酬改定のいわゆる解釈通知である「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(平成24年3月5日付、保医発0305第1号)の一部を改正するもの。 現在、D004-2【悪性腫瘍組織検査】の算定上の留意事項においては、これまで「Scorpion-ARMS法を応用したリアルタイムPCR法を用いてEGFR遺伝子検査を実施した・・・
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2013年11月29日(金)
[薬価] 抗HIV薬の『プリジスタナイーブ錠』などを保険収載
- 厚生労働省は11月29日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、『グラクティブ錠12.5mg』や『プリジスタナイーブ錠800mg』など内用薬7品目、『テリボン皮下注用56.5μg』や『ベネフィクス静注用3000』など注射薬25品目、さらに『オーキシス9μgタービュヘイラー60吸入』の外用薬1品目が、新たに薬価基準に収載されている(p1参照)(p3~p4参照)。 このうち『プリジスタナ・・・
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2013年11月29日(金)
[材料価格] 心臓同期療法可能な植込型除細動器等を保険収載
- 厚生労働省は11月29日に、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。 今回、区分C1(新機能)として保険収載された医療機器は次のとおり(p20参照)。(1)PTFE(テフロン)製のカバーを2つのステントで挟込んだ三層構造の胃十二指腸用ステントである『Niti-S 胃十二指腸用コンビステント』(センチュリーメディカル社)(2)患者の心臓の状態に合わせた最適な心臓再同期療法を可能とするAdaptivCRT機能を有する両室・・・
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2013年11月29日(金)
[材料価格] 大腿骨ステムヘッド(II)の材質にアルミナ強化ジルコニア追加
- 厚生労働省は11月29日に、「特定保険医療材料の定義について」の一部改正に関する通知を発出した。 今回は、人工股関節用材料のうち『大腿骨側材料・大腿骨ステムヘッド(II)』の機能区分の定義を一部修正している。 同機器については、磨耗粉を軽減するための加工を施すことが必要となる。この点、これまでは(1)材質が表面酸化処理ジルコニウム合金(2)材質がジルコニア強化アルミナ―のいずれかである必要があった。 今・・・
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2013年11月29日(金)
[改定速報] 画期性高い医療機器、希少疾病用医療機器、単独機能区分収載に
- 厚生労働省は11月29日に、中医協の保険医療材料専門部会を開催した。 この日は、これまでの議論を踏まえた「特定保険医療材料の保険償還価格算定の基準の改定に向けた議論の取りまとめ案」が提示された。 取りまとめ案は、(1)外国価格調整(2)イノベーションの評価(3)費用対効果の観点を入れた評価(4)その他―の4分野にそって整理されている。 ちなみに特段のコメントをしていない項目については、委員から「導入、見直・・・
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2013年11月29日(金)
[改定速報] 精神科救急では医師の重点配置、慢性期ではPSW配置を評価
- 厚生労働省は11月29日に、中医協総会を開催した。 この日は、入院医療(前回の積残し)と精神医療について議論したほか、平成24年度改定にかかる結果検証調査結果速報の報告を受けるなどした。◆医療資源の乏しい地域の診療報酬特例、要件等緩和して継続 入院医療については、前回(11月27日)会合で(1)一般病棟入院基本料における「重症度・看護必要度」等(2)亜急性期入院医療管理料等(3)医療提供体制が十分ではないもの・・・
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2013年11月27日(水)
[改定速報] 26年度のDPC制度、機能評価係数IIや算定ルールを一部見直し
- 厚生労働省は11月27日に、診療報酬調査専門組織の「DPC評価分科会」を開催した。 この日は、前回(11月3日)の議論等を踏まえて(1)機能評価係数II(2)算定ルール等(3)退院患者調査―のそれぞれについて具体的な見直し案が提示された。 厚労省当局は「あと2回」程度、会合を開いて最終とりまとめを行い、12月中に中医協総会に報告を行いたいとしている。◆データ提出指数の減算規定が3つに増加、名称は次回会合までおあずけ・・・
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2013年11月27日(水)
[改定速報] 厚労省が「新薬創出等加算の制度化」を提案、委員は消極的
- 厚生労働省は11月27日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、これまでの議論をまとめた「論点整理案」が厚労省当局から示された。次回会合では、この案に対する意見を医薬品関係者から聴取することになる。 論点整理案で示された平成26年度の薬価制度見直し項目を並べると、次のとおりとなる。(1)製剤上の工夫をすることなく単に投与期間を延長(たとえば週に1回を月に1回に)するためだけに含有量を増やした医薬・・・
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2013年11月27日(水)
[改定速報] 亜急性期は評価充実し「原則として」病棟単位届出に 中医協
- 厚生労働省は11月27日に、中医協総会を開催した。 この日は、入院医療について議論をしたほか、消費税分科会や先進医療会議からの報告を受けるなどした。さらに、支払・診療両側から診療報酬改定に関する基本的な見解が発表されている。◆重症度・看護必要度の基準、「10分以上の指導」は盛込まず 入院医療については、次の4点を議題とした。(1)一般病棟入院基本料における「重症度・看護必要度」等(p23~p80参照)(2)亜・・・
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2013年11月22日(金)
[薬価] ナルコレプシーに対するクロミプラミン塩酸塩、正式保険適用に
- 厚生労働省は11月22日に、「公知申請に係る事前評価が終了し、薬事法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱い」に関する通知を発出した。 クロミプラミン塩酸塩(販売名 アナフラニール錠10mg、25mg)は、平成25年4月26日開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会における事前評価によって、適応外使用の公知申請を行っても差支えないとの結論が得られ、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作(笑う・怒・・・
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2013年11月22日(金)
[改定速報] 周術期の口腔機能管理推進に向け、医科でも歯科との連携評価へ
- 厚生労働省は11月22日に、中医協総会を開催した。 この日は、歯科医療について議論したほか、新たな医療機器の保険適用の了承、24年度改定(前回改定)結果検証調査結果報告を受けるなどした。◆周術期の口腔機能管理を進めるため、医科報酬でも連携体制等を評価 歯科については、7月31日の会合で自由討議が行われており、今回は2回目の集中討議となった。 この日は、厚労省当局から(1)全身的な疾患を有する者への対応(2)・・・
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2013年11月21日(木)
[診療報酬] 適切な治療環境なら、内視鏡室でも短期滞在手術基本料算定可
- 厚生労働省は11月21日に、疑義解釈資料の送付(その17)について事務連絡を行った。 今回は、短期滞在手術基本料についてQ&Aを提示している。 A400【短期滞在手術基本料】では、算定要件として(1)手術室を使用している(2)術前に十分な説明を行ったうえで、厚労省の定める様式を用いて患者の同意を得る(3)退院翌日に患者の状態を確認するなど、十分なフォローアップを行う(4)退院後概ね3日間、患者が1時間以内で当該医・・・
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2013年11月20日(水)
[改定速報] 短期滞在手術3、対象範囲拡大し「5日間の全包括」を厚労省提案
- 厚生労働省は11月20日に、中医協総会を開催した。 この日のメインテーマは「入院医療」、ほかに各団体から第19回医療経済実態調査結果に関する見解発表が行われた。◆7対1等の特定除外廃止、診療側委員は「医療現場への配慮必要」と慎重意見 入院医療については、平成26年度の最重要事項に位置づけられている7対1等の「一般病棟入院基本料」の見直しや、診療報酬の簡素化(加算の入院基本料等への包括化)などを議論した。 前・・・
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2013年11月20日(水)
[改定速報] 後発品出現から5年経過の先発品、毎回薬価特例引下げの可能性も
- 厚生労働省は11月20日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、前回に引続き「長期収載品と後発品」について議論したほか、後発品メーカーからの意見聴取などを行った。◆上市から5年経過した後発品のある先発品、改正ごとに薬価引下げの可能性も 「長期収載品と後発品」については、前回(11月13日)会合で「後発品の上市から5年間で、後発品への置換え割合が60%以上に達しない場合には、長期収載品価格を引下げる」・・・
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2013年11月19日(火)
[薬価] がんの疼痛治療に用いるアブストラル舌下錠など新薬を保険収載
- 厚生労働省は11月19日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、『アブストラル舌下錠』など内用薬5品目、『ゼプリオン水懸筋注』など注射薬11品目、『アゾルガ配合懸濁性点眼液』など外用薬7品目を、あらたに薬価収載している(p1参照)(p3~p4参照)。 このうち『アゾルガ配合懸濁性点眼液』については、成分薬について安全性が認められていることなどから、新薬について定め・・・
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2013年11月19日(火)
[DPC] パリビズマブ用いた染色体異常治療など、DPC病棟でも出来高算定に
- 厚生労働省は11月19日に、「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法第一項第五号の規定に基づき厚生労働大臣が別に定める患者」に関する通知を発出した。 この通知は、一定の高額新薬についてDPCの包括範囲から除外するもの。 DPCは、疾病・治療内容に応じて、入院基本料、標準的な薬剤・検査などを包括して評価(1日あたり包括点数を設定)する制度である。そのため、新薬の価格が標準的な・・・
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2013年11月15日(金)
[改定速報] がん拠点病院空白地域に設置する『地域がん診療病院』等を評価
- 厚生労働省は11月15日に、中医協総会を開催した。 この日は、(1)がん対策(2)在宅自己注射(3)たばこ対策―の3点について議論を行った。◆がん拠点病院のない地域に設置される『地域がん診療病院』等、診療報酬でも評価 (1)のがん対策については、(i)がん診療体制(ii)小児がん診療体制(iii)がん患者に対する管理指導(iv)外来化学療法―について厚労省当局から論点が示されている。(i)がん診療体制・・・
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2013年11月15日(金)
[改定速報] 医療材料のイノベーション評価を検討、委員からは慎重意見も
- 厚生労働省は11月15日に、中医協の保険医療材料専門部会を開催した。 この日は、「イノベーションの評価方法」等について議論を行った。 医療材料については、医薬品と異なる機能区分別保険収載方式が採用されているため、個別品目の優れた面を評価することが困難と指摘されている。 そこで24年度の材料価格制度見直しで「迅速にの保険収載された品目についての評価」ルールを設けるなど、「機能区分別収載におけるイノベーシ・・・
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2013年11月14日(木)
[先進医療] 医療上必要な抗がん剤開発に向け、先進医療見直しの具体案提示
- 厚生労働省は11月14日に、先進医療会議を開催した。 この日は、新規技術の振分け(先進医療Bであれば、先進医療技術評価分科会での評価が必要となる)について議論したほか、先進医療制度の運用見直しの具体的方法について厚労省当局から報告を受けた。 先進医療制度の運用見直しは、成長戦略(日本再興戦略)における、ニーズの高い抗がん剤を対象として、「先進医療の審査を大幅に短縮し(現在の6~7ヵ月から、概ね3ヵ月程度・・・
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2013年11月14日(木)
[改定速報] 消費増税対応の改定論議、計算式や改定率は年末に内閣が判断
- 厚生労働省は11月14日に、診療報酬調査専門組織の「医療機関等における消費税負担に関する分科会」を開催した。 この日は、消費税8%対応に向けて技術的な検討を行った。 具体的には、「消費増税対応についてどの程度のプラス改定を行うべきか」というテーマについて議論したわけだが、改定率は内閣が年末の予算編成で決定するため、この点について分科会で議論すべき事項はなくなり、いくつかの要望を委員が述べる形で、本テ・・・
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2013年11月13日(水)
[改定速報] 後発品上市から5年で60%置換なき長期収載品、新たな薬価引下げ
- 厚生労働省は11月13日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、(1)長期収載品と後発品(2)医療上必要性の高い医薬品の継続的な安定供給―の大きく2点について議論を行った。◆後発品への置換え進めるため、長期収載品に新たな特例引下げルール設定 (1)の「長期収載品と後発品」については、すでに昨年(平成24年)12月に薬価専門部会として中間取りまとめを行い、総会に報告済みだ。 そこでは、「長期収載品の後発・・・
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2013年11月13日(水)
[改定速報] DPC機能評価係数IIの新たな指数として「後発品割合」を導入
- 厚生労働省は11月13日に、診療報酬調査専門組織の「DPC評価分科会」を開催した。 この日は、これまでの議論を踏まえて(1)機能評価係数II(2)算定ルール等(3)II群の要件―のそれぞれについて論点が示された。◆機能評価係数IIの7番目の指数として「後発品使用割合」を了承 機能評価係数IIについては、「データ提出指数」「効率性指数」「救急医療指数」「地域医療指数」の4つの指数が見直される方向が打出された・・・
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