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2008年07月08日(火)
平成24年新たな薬剤師国家試験制度へ、6年制教育の確認を 厚労省検討会
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厚生労働省はこのほど、薬剤師国家試験出題制度検討会の最終報告書を公表した。この検討会は、平成19年6月に設置されて以来7回にわたり、新たな6年制課程で習得した知識・技能・態度について、これからの医療の担い手として求められる資質を的確に確認できるよう、薬剤師国家試験制度について検討してきた(p2参照)。
報告書では、(1)薬剤師国家試験の現状(p3~p5参照)(2)今後の薬剤師国家試験のあり方・・・
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2008年07月08日(火)
東京都、大気汚染医療費助成制度を8月から拡大
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東京都は7月8日に、大気汚染医療費助成の制度拡大に関する最終報告をとりまとめ、公表した。都は、気管支ぜん息について、全年齢を対象とした医療費助成を実施するにあたり、小児から成人までの一貫した医療費助成制度とすることが必要としている。
そこで、報告書では、疾病の認定基準や保健対策、5年後の見直しに向けた取り組み等について、大気汚染医療費助成の制度拡大に向けて「東京都大気汚染医療費助成検討委員会」で検・・・
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2008年07月08日(火)
介護老人保健施設の整備事業計画に関する説明会を開催 東京都
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東京都は7月8日に、介護老人保健施設の整備事業計画に関する説明会を開催した。この日は、(1)平成21年度介護老人保健施設整備基本指針(p2参照)(2)第4期介護保険事業(支援)計画(p4~p14参照)(3)介護老人保健施設整備(予定)状況(p15参照)(4)療養病床転換計画表(東京都地域ケア体制整備構想)(p18~p19参照)―などがまとめられた資料が提示された。
また、Q&Aでは、介護老人保健施設に関する、基本・・・
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2008年07月08日(火)
看護基礎教育について、4年制大学化への方向性を評価 日看協
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日本看護協会は7月8日に、厚生労働省が7月7日に開催した「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」で示した論点整理(案)について、見解を発表した。
論点整理(案)では、「将来的には、看護基礎教育の期間の延長を図り、大学での基礎教育に移行していく必要がある」などといった、「4年制大学化」への方向性が示されている。これに対し、日看協は(1)「期間延長と大学移行」への方向性が示されたことは評価できる(2)今後は・・・
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2008年07月08日(火)
平成19年度市町村国保の医療費、19兆497億円 国保中央会
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国民健康保険中央会は7月8日に、医療費(市町村国保)の推移を公表した。
資料によると、平成19年度の市町村国保(一般・退職・老人)の医療費は、合計で19兆497億円(対前年比3.7%増)であることが明らかになった。その内訳は、一般が6兆3459億円、退職が3兆5476億円、老人が9兆1561億円となっている(p2参照)。
また、年間平均被保険者数をみると、一般2781万人(対前年比2.1%減)、退職888万人(同比5.8%増)、老・・・
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2008年07月07日(月)
平成18年度の地域産業保健センター、健康相談窓口の利用は延べ7万4169人
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- 地域における産業保健活動の推進に関する検討会(第2回 7/7)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 労働基準局 安全衛生部労働衛生課 カテゴリ: 保健・健康
具体的な方策には、(1)地域産業保健センター事業(2)地域におけるメンタルヘルス対策(3)都道府県産業保健推進センター(4)地域の各種関係者とのネットワーク(5)地域保健との連携―の5つのテーマがあげられており(p3参照)、資料には・・・
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2008年07月07日(月)
看護基礎教育の具体的な方策、大学教育を主体として充実を図るべき 厚労省
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厚生労働省が7月7日に開催した「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」で配布された資料。この日は、論点整理案が提示された。
論点整理案では、看護基礎教育の具体的な方策として、将来的には、「看護基礎教育の期間延長を図り、大学での基礎教育に移行する必要がある」「大学教育を主体とした看護基礎教育の充実を図る必要があるが、養成所等を運営する者の観点も踏まえるべき」「必修教科の量を増やさず、カリキュラムを精・・・
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2008年07月07日(月)
厚労省、高度医療として「腹腔鏡補助下肝切除術」を初めて適用
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厚生労働省が7月7日に開催した高度医療評価会議で配布された資料。この日は、高度医療の新規申請技術について、5月受付分の審査結果が報告された。
資料によると、「腹腔鏡補助下肝切除術」が、新規に高度医療として適用(条件付き)されることになった(p5参照)。この技術については、申請時、医療技術の概要として「原発性肝癌、転移性肝癌、肝良性疾患、生体肝移植ドナーに対して、腹腔鏡補助下に肝切離操作を行う」・・・
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2008年07月04日(金)
「健康食品」の健康被害情報の収集・処理体制を強化 厚労省
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厚生労働省は7月4日に、「健康食品」の安全性確保に関する検討会が取りまとめた報告書を公表した。この検討会では、様々な食品が「健康食品」として流通する中で、消費者にとってより安全性の高い製品が供給されるよう、原材料の安全性確保や製造工程の適切な管理、健康被害情報の収集・分析・消費者に対する情報提供・相談支援などの今後の方策を検討してきた(p1参照)。
報告書では、(1)製造段階における具体的な方策・・・
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2008年07月04日(金)
内用薬355品目などを新たに薬価収載 厚労省通知
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厚生労働省が7月4日に地方社会保険事務局等宛てに出した通知で、薬価基準への収載に関するもの。
今回は内用薬355品目、注射薬64品目、外用薬44品目が新たに収載されたため、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬8594品目、注射薬4232品目、外用薬3002品目、歯科用薬剤40品目、合計で1万5868品目となる(p1参照)。
また、狭心症や心筋梗塞などの疾患における血栓・塞栓形成の抑制のために用いられ・・・
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2008年07月04日(金)
東京都が医療事故予防マニュアル改訂へ 医療安全推進委員会
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東京都が7月4日に開催した「都立病院医療安全推進委員会」で配付された資料。この日は、医療事故予防マニュアル等の改訂について議論された。
資料では、医療事故予防マニュアルの「医療事故が起きたら」の改訂案と(p2~p134参照)、「3大事象」各論編についてまとめたものが示されている(p135~p136参照)。
改訂案では、(1)緊急連絡体制(p6~p12参照)(2)医療事故初期対応の流れ(p13~p15参照)(3)事故・・・
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2008年07月04日(金)
医薬品販売等について、最終報告書をとりまとめ 厚労省検討会
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厚生労働省が7月4日に開催した「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」で配布された資料。この日は、検討会の報告書(案)が了承され(p3~p26参照)、最終報告書が公表された(p27~p52参照)。
報告書では、(1)情報提供等の内容・方法(2)情報提供等に関する環境整備(3)情報提供を適切に行うための構造設備と販売体制(4)医薬品販売業者と管理者の遵守事項―などがまとめられている・・・
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2008年07月04日(金)
特定保健指導の積極的支援、医療費控除の取扱いを明記 特定健診Q&A
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厚生労働省が7月4日に公表した、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集。これは、これまで公表されてきたものを随時更新しているもので、今回は自己負担の医療費控除の取扱いなどについてQ&Aが追記されている。
Q&Aでは、特定保健指導における積極的支援で自己負担額が0円であっても、「特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いについて(平成20年5月19日付通知)」で「医療費控除を受けられ・・・
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2008年07月04日(金)
がん対策推進計画にもとづき、平成23年度までの取組案を公表 厚労省
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厚生労働省が7月4日に開催した「がん対策推進本部会議」で配布された資料。この日は、がん対策推進基本計画について報告が行われた。
資料では、がん対策基本計画策定までの経緯や(p4~p6参照)、最新のがん医療についてまとめた資料(p7~p19参照)が提示されている。
また、がん対策推進基本計画に基づく厚生労働省の主な取組案が提示されており、(1)がん医療(2)医療機関の整備等(3)がん医療に関する相談支援及・・・
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2008年07月04日(金)
平成20年10月から国立病院の未収金徴収をアウトソーシング 厚労省
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厚生労働省が7月4日に開催した「厚生労働省行政効率化推進会議」で配付された資料。この日は、同省の行政効率化推進計画の見直しについて議論された。
厚労省の行政効率化推進計画は、平成19年7月に改定されており、独立行政法人移行前の国立病院や国立高度専門医療センター等に対する取組みを実施してきた(p12参照)。また、「労災病院の再編計画」に従い、平成19年度末まで廃止・統合を進めることとしていた・・・
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2008年07月03日(木)
高齢化の影響で医療・介護給付等が特に地方において増加 内閣府試算
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政府が平成20年7月にまとめた、都道府県別経済財政モデルによる「公的な受益と負担」の都道府県別試算に関する報告書。都道府県別経済財政モデルとは、内閣府が開発した都道府県別の経済・財政の動向を分析・試算するためのツールである(p3参照)。
報告書では(1)三大都市圏における「公的な受益」の推移(2)三大都市圏以外の地域での「公的な受益」の推移と試算(3)「公的な受益」と「公的な負担」の差の推移―などの要旨が・・・
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2008年07月03日(木)
外来管理加算の時間要件の撤廃を要求 保団連
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- 外来管理加算の「5分ルール」など新算定要件による影響について(7/3)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
影響調査の結果によると、診療所では・・・
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2008年07月02日(水)
療養病床からの転換分を考慮して、介護保険事業(支援)計画を策定 厚労省
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厚生労働省が7月2日に開催した、第4期介護保険事業(支援)計画策定に係る全国会議で配付された資料。この日は、介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針の改正(案)等について、説明が行われた。
資料では、(1)第4期介護保険事業(支援)計画(p3~p6参照)(2)介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針(案)骨子(p7~p10参照)(3)介護保険事業に係る保・・・
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2008年07月02日(水)
介護保険給付費は対前年度比800億円増の約5兆9000億円 厚労省
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厚生労働省が7月2日に公表した「平成18年度介護保険事業状況報告(年報)」。報告書では、(1)65歳以上の第1号被保険者数(2)要介護(要支援)認定者数(3)第1号被保険者に占める要介護(要支援)認定者の割合(認定率)(4)サービス受給者数(5)保険給付費―の推移などがまとめられている(p2~p8参照)。
平成19年3月末現在、第1号被保険者数は、対前年度比89万人増の2676万人、要介護(要支援)認定者数は、対前年度比8・・・
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2008年07月02日(水)
日医、来年度予算編成のシーリングに向け徹底抗戦
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日本医師会は7月2日の定例記者会見で、「基本方針2008」の閣議決定をうけた見解を発表した。
日医は、基本方針2008に、救急医療、医師不足への対応が重要課題として明示されたことは評価するが、「社会保障費の自然増に対する年2200億円の抑制は、それとの取り引きであってはならない」として、新たな財源手当ては当然であると主張している(p2参照)。社会保障費の機械的抑制を撤廃しない限り、医療崩壊には歯止めがかか・・・
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2008年07月02日(水)
日医が2008年度改定の影響を分析 緊急レセプト調査報告速報値
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日本医師会は7月2日の定例記者会見で、2008年4月改定における緊急レセプト調査報告(4~5月速報値)を公表した。
調査報告によると、診療所の夜間・早朝等加算の届出比率(4月分レセプト提出時にのみ回答)は、届出ありの比率は45%だった。現在届出なしで、今後届出予定ありというところは2.3%であり、今後届出が拡大する動きは見られなかった。また後期高齢者診療料の届出ありの比率は微増であり、急速には拡大していなかっ・・・
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2008年07月02日(水)
8.6%の医療施設がオンライン請求に対応できず廃院を検討 日医調査
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日本医師会は7月2日に開催した定例記者会見で、レセプトオンライン請求義務化に関するアンケート調査の結果を公表した。
日医は、平成23年4月から原則義務化されるレセプトオンライン請求について、「義務化ではなく、できるところから手挙げ方式で移行し、IT化に対応出来ない医療機関にも十分配慮する必要がる」と主張してきた(p3参照)。
今回の調査は、都道府県医師会に所属する病院、診療所の開設者を対象に行われ・・・
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2008年07月02日(水)
がん患者の緩和ケアの解説書、「がん緩和ケアガイドブック」を公表 日医
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日本医師会は7月2日に、2008年度版の「がん緩和ケアガイドブック」を公表した。
がん緩和ケアガイドブックでは、(1)症状・疼痛の評価(2)NSAIDsの開始(3)オピオイドの導入、副作用対策(4)疼痛マネジメントのスキル(5)消化器症状(6)緩和ケアスキル―などがまとめられており(p6~p92参照)、患者・家族に対する告知や緩和ケアの専門家を紹介する際のコミュニケーション方法(p93~p100参照)などが示されている。・・・
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2008年07月02日(水)
医学部定員を国が管理する制度を見直すべき 規制改革会議
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- 規制改革会議 中間とりまとめ―年末答申に向けての問題提起―概要(7/2)《内閣府》
- 発信元:内閣府 規制改革・民間開放推進会議 カテゴリ: 医療制度改革
中間とりまとめでは、医療分野として(1)医療のIT化の推進(2)医薬品に関する規制改革(3)医師及び他の医療従事者の供給体制のあり方の検討(4)混合診療禁止措置の撤廃―について、問題提起や講じるべき施策を示している(p7~p17参照)。
医師の供給体制については、深刻化する医師不足対策として、「医学部の定員・・・
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2008年07月02日(水)
介護保険、第1号被保険者数は、平成18年度末現在で2676万人
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厚生労働省が7月2日に開催した、「介護保険事業運営懇談会」で配布された資料。この日は、介護給付適正化計画や平成18年度の介護保険事業の状況などの報告が行われた。
資料には、(1) 介護給付適正化計画の集計結果(暫定版)(p4~p13参照)(2)介護給付適正化事業による効果(平成18年度)(p14~p17参照)(3)平成19年度の介護給付適正化推進運動実施状況調査結果(p18~p24参照)(4)国保連合会介護給付適正化シ・・・
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