-
2016年10月26日(水)
[医学部] 2017年度から入学定員増加に伴い4校が学則変更予定 文科省
- 文部科学省は10月26日、「2017年度からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更」の予定一覧(2016年10月時点)を公表した(p1参照)。 2017年度からの学則変更により入学定員の変更を予定する大学は4校。埼玉医科大学が128人(2016年度127人・1人増)、順天堂大学が137人(同130人・7人増)、日本医科大学が118人(同116人・2人増)、川崎医科大学が126人(同120人・2人増)となっている(p1参照)。・・・
-
2016年09月15日(木)
[医療改革] 12月上旬に医師偏在対策を取りまとめる予定 医師需給分科会
- 厚生労働省は9月15日、医療従事者の需給に関する検討会の下部組織「医師需給分科会」を開催し、(1)医師偏在対策の主な論点、(2)医師需給分科会の今後の進め方―を議論した。 (1)に関して、2016年6月3日に公表された分科会の中間とりまとめでは、医師の地域定着につながるよう、医師が勤務地や診療科を自由に選択するという自主性を尊重しつつ、一定の規制を含めた対策を行うと提言。年末のとりまとめを目指すとしている<・・・
-
2016年09月07日(水)
[臨床研修] 臨床研修の到達目標・方略・評価案を提示 臨床研修制度WG
- 厚生労働省は9月7日、「医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、「医師臨床研修制度の新たな到達目標・評価のあり方」について議論した。 このWGは、医道審議会・医師分科会「医師臨床研修部会」の下部組織として設置され、同部会で議論される「見直し」に向けて、医師偏在などを防止するための到達目標・評価手法のあり方について検討し、取りまとめる役割を担っている。これら・・・
-
2016年08月26日(金)
[医学部] 国際医療福祉大学医学部などの新設を許可 文科省大学設置審議会
- 文部科学省は8月26日、2017年度開設予定の「大学等の学部の設置等にかかる答申」で、大学設置・学校法人審議会が国際医療福祉大学の医学部新設を含む、大学・学部など29件、大学院など20件の設置を「可」と判定したと発表した。 医学・看護学関連では、国際医療福祉大学医学部医学科(千葉県成田市、定員140人)の学部設置が認められた。答申では留意事項で、「臨床実習IV」の国内実習は、学生の希望に応じた診療科への配属に配・・・
-
2016年08月22日(月)
[省令] 看護師等学校養成所指定規則の一部改正省令を公布 厚労省
- 厚生労働省と文部科学省は8月22日付で、「保健師助産師看護師学校養成所指定規則の一部を改正」する省令を公布した。指定規則は1951年厚生省・文部省令第1号。施行は2018年4月1日(p1~p2参照)。 今回の改正では、看護師学校養成所のうち通信制の、「(第4条第2項第1号中)課程の入学・入所要件として必要な准看護師としての業務従事年数を『10年以上』から『7年以上』」に短縮する、また、必要教員数について、専任教員のう・・・
-
2016年08月01日(月)
[国家試験] 出題基準を今年度内に改定、論点を提示 薬剤師国試改定部会
- 厚生労働省は8月1日、医道審議会薬剤師分科会の「薬剤師国家試験出題基準改定部会」の初会合を開催し、出題基準の改定について、(1)スケジュール、(2)論点―を提案した。薬剤師国家試験は難易度の高い問題などが散見されると指摘があるほか、6年制課程導入後の合格率に変動が生じている。このため、2016年2月に薬剤師国家試験制度改善検討部会で「薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針」を取りまとめており、2020年度実施・・・
-
2016年06月30日(木)
[通知] 臨床研修病院の指定申請書の提出期限を改正 厚労省
- 厚生労働省は6月30日付で、「医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行」の一部改正に関する通知を発出した。臨床研修は診療に従事する医師が2年以上、医学の履修課程を置く大学附属病院・厚生労働大臣の指定病院で受けることが義務付けられており、省令では臨床研修の基本理念、臨床研修病院の指定基準などを定めている(p1参照)(p4参照)。 通知で厚労省は、同省令の関係通知(2003年医政発第0612・・・
-
2016年06月30日(木)
[国家試験] 2018年から適用の改定医師国家試験出題基準を公表 厚労省
- 厚生労働省は6月30日、「2018年版医師国家試験出題基準」を公表した。医道審議会・医師分科会・医師国家試験出題基準改定部会が同日、取りまとめたもの。医師国家試験出題基準(ガイドライン)とは、試験委員が出題に際して準拠する基準で、試験の「妥当な範囲」と「適切なレベル」を項目によって整理している。 今回の改定は医学部で実施されている共用試験CBTの合格基準が全国的に統一されることに併せ、出題数の変更など、国・・・
-
2016年06月28日(火)
[医療改革] 新専門医制、「早急に検討の場をつくり不安解消を」 塩崎大臣
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月28日の閣議後の会見で、日本専門医機構の理事決定に関して言及した。 塩崎厚労相は、「昨日、日本専門医機構に新たな理事が誕生した。地域医療を担う医療関係者だけではなく、地方自治体、学識経験者、患者、国民の代表が選任されており、幅広い関係者の意見が反映され得る構成になったことは評価をしたい」としながらも、「社員総会で学識経験者の枠を決めていながら、(そこに)学会代表が混じって・・・
-
2016年06月07日(火)
[医療改革] 医師偏在懸念がある領域の専門医制度開始延期を要望 日医
- 日本医師会と四病院団体協議会(日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会・日本精神科病院協会)は6月7日の合同緊急記者会見で、「新たな専門医の仕組みへの懸念」を表明(p1~p3参照)。6点の要望を示した。 新専門医制度は、日本専門医機構が準備を行っていたが、医師偏在を招くなど不安の声が強まり、医療部会に専門委員会を設置。2017年度の開始に向け、議論を行っている。 横倉義武日本医師会会長らは、このまま・・・
-
2016年06月07日(火)
[医療改革] 専門医機構に「一層の取り組みを強く期待」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月7日、日本医師会と四病院団体協議会から日本専門医機構と基本診療領域を担う学会に対して「新たな専門医の仕組みへの懸念」に関する要望書が提出されたことを受け、談話を発表した(p2参照)。 塩崎厚労相は、「医療を担う人々が医師・研修医の偏在防止や、日本専門医機構のガバナンスの抜本的見直しを要望した趣旨を十分理解する」とし、日本専門医機構や各学会に対して「要望や意見を真摯に受け・・・
-
2016年05月30日(月)
[医療改革] 地域医療の混乱回避へ2017年度専攻医定員枠を提案 専門医委
- 厚生労働省は5月30日、社会審議会医療部会の下部組織「専門医養成のあり方に関する専門委員会」を開催。地域医療の混乱などを防ぐため、2017年度の「専門医養成に向けた関係者の役割案」、「専攻医定員枠の設定方針案」を提示した。 新専門医制度は、日本専門医機構が19基本診療領域にわたる総合診療専門医認定と養成プログラムの評価をする制度を2017年度に開始する予定だったものの、医師の偏在を招くと懸念の声が相次ぎ、専・・・
-
2016年05月19日(木)
[医療改革] 医師需給分科会の中間取りまとめを了承 医療従事者検討会
- 厚生労働省は5月19日、「医療従事者の需給に関する検討会」を開催。下部組織の「医師需給分科会」の中間取りまとめを議論し、大筋で了承している(p3~p10参照)。中間取りまとめは、(1)はじめに(p3参照)、(2)これまでの医学部定員(p3~p5参照)、(3)将来の医師需給推計(全国レベル)(p5~p8参照)、(4)医師偏在対策(p8~p9参照)、(5)当面の医学部定員の基本的方針(p10参照)―の5項目で構成さ・・・
-
2016年04月27日(水)
[医療改革] 専攻医数募集枠、委員長が従来どおりの試行提案 専門医養成委
- 厚生労働省は4月27日、社会審議会医療部会の下部組織「専門医養成のあり方に関する専門委員会」を開催し、「委員長提案の論点」を議論した。 永井良三委員長(自治医科大学学長)は私案として、新専門医制度に関して、(1)専門医養成の主な特徴、(2)専門医機構と都道府県の協議会の役割、(3)専攻医数の募集枠の設定―の3項目の論点を提示している(p108参照)。 (1)では、都道府県に設置される協議会が主体的な役割・・・
-
2016年04月27日(水)
[臨床研修] 2017年3月に到達目標をとりまとめ 厚労省WG
- 厚生労働省は4月28日、「医師臨床研修制度の到達目標・評価のあり方に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、「ワーキンググループの今後の検討・作業の方向性」について議論。(1)今後の検討・作業の方向性として議論する事項(p3参照)、(2)新たな臨床研修の到達目標と方略、評価の構成案(p4~p5参照)、(3)医学教育モデル・コア・カリキュラム改定の検討状況(p8~p14参照)、(4)今後のスケジュール案&l・・・
-
2016年04月22日(金)
[医療改革] 就業者数が最も多いのはPT・OT共に医療分野 需給分科会
- 厚生労働省は4月22日、「理学療法士・作業療法士需給分科会」の初会合を開催し、「理学療法士・作業療法士の需給を取り巻く状況」(p18~p32参照)を議論した。医療従事者の需給は地域医療構想との整合性を確保し、地域間偏在是正などを踏まえた検討が必要とされている。理学療法士・作業療法士の需要は今後、高齢化に伴い回復期病床の充実などが求められるため、増加が見込まれている(p4参照)(p7参照)。 今回、・・・
-
2016年04月20日(水)
[医療改革] 医師偏在是正へ地域枠・臨床研修の倍率縮小を検討 需給検討会1
- 厚生労働省は4月20日、「医療従事者の需給に関する検討会」と下部組織の「医師需給分科会」を合同開催。中間取りまとめに向けて、(1)医師偏在対策、(2)当面の医師養成数―の大きく2項目に分けて論点案を提示した。 (1)に関し、医師の勤務環境などから、病院・診療所等の施設や小児科・産婦人科などの診療科で、地域間の医師配置の格差が生じていると課題が指摘されている。今回、厚労省は直接的な対策として、医師配置に関・・・
-
2016年04月20日(水)
[医療改革] 各都道府県の医学部定員の追加要望を精査の方向性 需給検討会2
-
- 医療従事者の需給に関する検討会(第2回 4/20)、医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会(第5回 4/20)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 教育機関
-
2016年04月06日(水)
[医療改革] 新専門医制で病院・地域間偏在や協議体制の課題指摘 医療部会
- 厚生労働省は4月6日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、「新たな専門医の仕組みに関する検討状況」などを議論した。新専門医制度は、日本専門医機構が19基本診療領域にわたる総合診療専門医認定と養成プログラムの評価をする制度を2017年度に開始する予定だったものの、2月18日の社会保障審議会医療部会で医師の偏在を招くと懸念の声が相次ぎ、「専門医養成の在り方に関する専門委員会」を設置して引き続き議論するとされ・・・
-
2016年04月01日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政vol.67 厚生政策情報センター
-
- キーワードでみる厚生行政(第67号 4/1)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革 教育機関
-
2016年03月28日(月)
[薬剤師] 薬剤師国試の合格率76.85%、6年制新卒は86.24% 厚労省
- 厚生労働省は3月28日、2016年の「第101回薬剤師国家試験の結果」を発表した。 薬剤師国家試験は、受験者数1万4,949人に対し、合格者数は1万1,488人(男性4,515人、女性6,973人)で、合格率は76.85%(男性73.74%、女性79.01%)(p1~p2参照)。 受験区分別にみると、6年制新卒は受験者数8,242人に対し、合格者数は7,108人(男性2,750人、女性4,358人)、合格率は86.24%。6年制既卒は、受験者数6,185人に対し、合格者数は4・・・
-
2016年03月28日(月)
[介護] 介護福祉士の合格者は8万8,300人、外国人は82人 厚労省
- 厚生労働省は3月28日、2016年の「第28回介護福祉士国家試験」の合格者を発表した。 介護福祉士国家試験は、受験者数15万2,573人に対し、合格者数は8万8,300人(男性2万4,869人、女性6万3,431人)で、合格率は57.9%(p1~p2参照)。 また、「経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士」の合格者も公表。EPA(日本とインドネシア、フィリピンの経済連携協定)に基づく受け入れは、外国人の就労が認められていない分野にお・・・
-
2016年03月28日(月)
[国家試験]言語聴覚士国家試験の合格者は1,725人 厚労省
- 厚生労働省は3月28日、2016年の「第18回言語聴覚士国家試験」の合格者を発表した。 言語聴覚士国家試験は、受験者数2,553人(前年度比47人増)に対し、合格者数は1,725人(同51人減)で、合格率は67.6%(同3.3ポイント減) だった(p1参照)。・・・
-
2016年03月25日(金)
[医療改革] 2017年度養成開始までのスケジュール提案 専門医養成委員会
- 厚生労働省は3月25日、社会保障審議会医療部会の下部組織である「専門医養成のあり方に関する専門委員会」の初会合を開催し、「委員長の選任」、「今後の進め方」(p5~p8参照)、「専門研修プログラムの審査状況」(p9~p13参照)を議題とした。 専門医制度は、日本専門医機構が専門医認定と養成プログラム評価・認定を統一的に行う制度を2017年度開始する予定だったものの、2月18日の社会保障審議会医療部会で不満の声が・・・
-
2016年03月02日(水)
[歯科] 歯学教育の改善に関するフォローアップ調査のまとめ案 文科省会議
- 文部科学省は3月2日、「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」を開催し、「第3回フォローアップ調査まとめ」案(p7~p15参照)を提示した。この協力者会議は、大学の歯学教育の改善・充実に関する専門的事項について調査研究し、必要に応じて報告を取りまとめることが役割(p2参照)。 今回、焦点となった「第3回フォローアップ調査」は、全国の国公私立大学の計29歯学部を対象に、2014年から2015年にかけて・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。