-
2022年08月24日(水)
[医薬品] コロナ抗原定性検査キット、一般用検査薬で初承認 厚労省が発表
- 厚生労働省は24日、一般用新型コロナウイルス抗原定性検査キットについて、医薬品医療機器等法に基づき、体外診断用医薬品として承認したと発表した。新型コロナウイルスに用いる一般用検査薬としては初めて。感染疑いの判定を補助する目的で使用する<doc4386page1>。 検査キットの販売名は「SARS-CoV-2ラピッド抗原テスト(一般用)」で、19日にロシュ・ダイアグノスティックスから申請があった。鼻腔ぬぐい液中のSARS・・・
-
2022年08月23日(火)
[医療提供体制] 薬学部の新設・定員増、速やかに抑制方針の制度化を
- 文部科学省は、薬学系人材養成の在り方に関する検討会の提言を公表した。法令に適合していれば原則認可されてきた、6年制課程の薬学の学部・学科の新設や収容定員増について、「原則を改め、抑制方針をとることとし、速やかに制度化を進める必要がある」との見解を示している<doc4452page4>。 提言では、入学者選抜の実質競争倍率や入学定員充足率が低い大学が多数存在することに加え、厚生労働省の検討会のとりまとめで・・・
-
2022年08月23日(火)
[医療提供体制] 感染者の全数把握、早急に見直し検討を 日医会長
- 日本医師会の松本吉郎会長は23日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者の急増により医療機関などの業務負担の増加が続いているとし、「政府には全数把握の運用の見直しについて早急に検討していただきたい」と述べた。 また、特に「コロナ医療」とそれ以外の医療の両方を担っている医療機関が極めて逼迫している状況で、そのような現場から「ある種の悲鳴が聞こえている」と説明した。 その上で、こうした状況を少しでも・・・
-
2022年08月23日(火)
[医療改革] 全数把握の見直し要請、定点把握など提言 全国知事会緊急声明
- 新型コロナウイルスの変異株「BA.5」の爆発的な拡大で医療や保健の現場では負担の「飽和状態」が続いているとして、全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部は23日、発生届の対象を高齢者やハイリスクの患者に限るなど、現在の「全数把握」に代わる手法への早急な見直しなどを求める緊急声明を出した<doc4374page1>。 全国知事会は2日にも、全数把握の取り扱いを見直すよう日本医師会と共に後藤茂之厚生労働相(当時・・・
-
2022年08月23日(火)
[感染症] HEPAフィルターにコロナウイルス除去効果 NCGMが研究成果発表
-
- HEPAフィルターによるエアロゾル中の感染性新型コロナウイルスの除去効果(8/23)《国立国際医療研究センター》
- 発信元:国立国際医療研究センター 東京大学医科学研究所 カテゴリ: 保健・健康 新型コロナウイルス
-
2022年08月23日(火)
[救急医療] 22年8月15日-8月21日の熱中症による救急搬送は3,338人
- 消防庁が23日に公表した8月15日-8月21日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は3,338人、4月25日からの累計は6万2,051人となった<doc4375page1><doc4375page4>。5月1日-8月21日の搬送人員数は6万1,749人で前年同時期(4万501人)と比べ2万1,248人増加した<doc4375page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)21人(0.6%)、少年・・・
-
2022年08月23日(火)
[医療改革] 医師の働き方改革 時間外労働の実態把握で6割の病院がスタートラインに立てず
-
- 社会保障審議会 医療部会(第88回 6/3)《厚生労働省》、医師の働き方改革の推進に関する検討会(第12回 7/1)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 Scope 特集
-
2022年08月22日(月)
[医療提供体制] 特定行為研修修了者の養成を医療計画に記載 厚労省が方針
- 医道審議会の看護師特定行為・研修部会が22日、特定行為研修制度の見直しの議論を始め、厚生労働省は、2024年度に始まる第8次医療計画で研修修了者の養成や配置目標の記載を都道府県に求める方針を示した<doc4328page32>。 現在の第7次の医療計画では、特定行為研修を行う指定研修機関と実習先の協力施設の確保など研修体制の整備目標を可能な限り具体的に書き込むことになっており、そこからさらに踏み込んだ記載を求め・・・
-
2022年08月22日(月)
医師多数区域の開業対応にどう実効性を? かかりつけ医機能はどこまで議論進むか『MC plus Monthly』8月号
-
- MC plus Monthly 8月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
-
2022年08月19日(金)
[医療改革] 訪問看護などでのオンライン資格確認、24年4月ごろ開始 厚労省
- 厚生労働省は、訪問看護や訪問診療などでもオンライン資格確認を行える仕組みを2024年4月ごろに始める<doc4294page31>。資格確認や薬剤情報の提供に関する患者の同意について、初回の訪問時は医療関係者が持参したモバイル端末で行うようにする<doc4294page28>。 一方で2回目以降は、医師などが訪問するたびに同意を得るのではなく、医療機関側などで資格の有効性の確認を行うこととする<doc4294page28>。 2・・・
-
2022年08月19日(金)
[医療改革] オンライン資格確認の普及で都道府県単位の連携会議を設置へ
- データヘルスの基盤となるオンライン資格確認の普及を図るため、厚生労働省は、都道府県単位の「連携会議」を設置する方針を19日の社会保障審議会・医療保険部会に示した。この会議を通じて、導入状況の確認や説明会の実施などを行うほか、個別の医療機関や薬局に導入を働き掛ける<doc4294page6>。厚労省は、連携会議での取り組みを通じて運用開始割合の底上げを図りたい考え。 同会議の設置は、オンライン資格確認システ・・・
-
2022年08月19日(金)
[医療改革] オンライン資格確認の説明会を24日に開催 厚労省と三師会
- 厚生労働省は24日、オンライン資格確認に関する説明会を日本医師会などの三師会により設置された「推進協議会」と合同で開催する。YouTube(ライブ配信)で、2023年4月以降の導入の原則義務化の内容や、診療報酬上の加算の見直し、医療機関や薬局向けの補助金の拡充などを分かりやすく伝える<doc4294page24>。 説明会は、同日の18時30分に始まり、75分程度実施される予定。データヘルスの基盤となるオンライン資格確認の・・・
-
2022年08月19日(金)
[医療提供体制] 酸素投与が必要な事案、今後増加の恐れ 厚労省が事務連絡
-
- 直近の感染状況における 酸素濃縮装置の確保状況及び無償貸付の枠組み(再周知)等について(8/19付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策推進本部 カテゴリ: 医療提供体制 新型コロナウイルス
-
2022年08月19日(金)
[医療提供体制] 感染症、協定締結医療機関の減収補償へ 厚労省
- 厚生労働省は19日、新たな感染症の拡大に備え、病床や外来医療の確保について都道府県とあらかじめ協定を結んだ医療機関への財政支援の方向性について、社会保障審議会・医療保険部会に示した。協定を締結した医療機関が感染症の流行初期に患者に対応し、その月の収入が前年同月を下回った場合に差額を支払うという内容<doc4293page4>。今後詳細を詰めた上で、こうした仕組みを盛り込んだ感染症法改正案の今秋の臨時国会へ・・・
-
2022年08月19日(金)
[医療提供体制] 抗原定性検査キット、医療機関へ優先的に供給を 日医会長
- 日本医師会(日医)の松本吉郎会長は19日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応に関する要望書を加藤勝信厚労相に手渡した。抗原定性検査キットを優先的に医療機関へ供給することなどを求めている。 要望書では、感染者数の劇的な増加によって、医療機関の業務負担が増していることや、各地域でコロナ医療とコロナ以外の医療の両方を担う救急現場が極めて逼迫している状況であることを訴えている。 こうした状況を踏ま・・・
-
2022年08月19日(金)
[医療提供体制] 通常医療の病床不足、コロナ即応・休止病床活用を 厚労省
-
- 病床や救急医療のひっ迫回避に向けた宿泊療養施設や休止病床の活用等について(8/19付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策推進本部 カテゴリ: 医療提供体制 新型コロナウイルス
-
2022年08月19日(金)
[感染症] 感染症週報 22年第30週・第31週合併号を公表 国立感染症研究所
- 国立感染症研究所は19日、「感染症週報第30週(7月25日-7月31日)」と「第31週(8月1日-8月7日)」の合併号を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。●第30週<doc4300page6><doc4300page30>▽インフルエンザ/0.03(前週0.04)/前週から減少▽RSウイルス感染症/2.35(2.30)/第20週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.17(0.20)/第27週以降減少が続いている▽A群溶血性レンサ球・・・
-
2022年08月19日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 8月22日-8月27日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(8月22日-8月27日)(8/19)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2022年08月18日(木)
[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比2人減の395人 厚労省
- 厚生労働省は18日、2022年8月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。22年1月1日-7月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り <doc4425page1> <doc4425page2>。【死亡災害】●死亡者数:395人(前年同期比2人減、0.5%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/112人▽はさまれ・巻き込まれ/65人▽交通事故(道路)/54人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:9万8,181人(2万5,676人増・35.4%増)●事故の・・・
-
2022年08月18日(木)
[医療提供体制] 病床使用率は全国的に上昇・高止まり 厚労省
- 厚生労働省は、18日に開催された第95回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率については「全国的に上昇または高止まりしている」と説明している<doc4272page1>。 医療提供体制に関しては、救急搬送困難事案の増加や医療従事者の欠勤などが改善していないことを取り上げ「コロナだけでなく一般医療を含め医療提供体制に大きな負荷が生じており、今後のさらな・・・
-
2022年08月18日(木)
[介護] 集団感染と病床逼迫で高齢者施設内の療養者が増加 厚労省
- 厚生労働省が18日に公表した第95回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、高齢者施設の集団感染の急増と病床逼迫で「実質的に施設内療養者が増加している」との見解を示している<doc4272page2>。 医療提供体制に関しては、全国的に医療従事者の感染が増加していることで「十分に人員を配置できない状態が継続し、一般医療を含めた医療提供体制への負荷が長期化している」と言及し・・・
-
2022年08月18日(木)
[医療提供体制] 19年度の病院への立入検査の結果を公表 厚労省
- 厚生労働省は18日、2019年度の病院への立入検査の結果を公表した。立入検査を実施した病院数に対する検査項目に適合した病院数の割合を示す適合率は、医師数が97.3%で、18年度と比べて0.3ポイント上がった<doc4266page2>。 19年度の立入検査は、8,242病院のうち7,749病院に行われた(実施率94.0%)<doc4266page1>。 看護師・准看護師数の適合率は0.3ポイント増の99.3%で、薬剤師数の適合率は0.4ポイント増の97.・・・
-
2022年08月18日(木)
[医療提供体制] 特定機能病院への立入検査で40病院に口頭指摘事項 厚労省
- 厚生労働省は18日、2021年度の特定機能病院への立入検査で、40病院に「口頭指摘事項」があったことを明らかにした。また、3病院に「検討を要する事項」を通知した<doc4267page3>。 厚労省が公表した立入検査の結果によると、口頭指摘事項は、▽職員研修の実施(22件)▽医療事故報告書の作成、登録分析機関への報告(13件)▽医療の安全管理のための体制の確保(11件)▽事故発生防止に係る第三者評価(7件)-など計101件あ・・・
-
2022年08月18日(木)
[医療提供体制] 東京都のコロナ入院患者数、過去最多を更新
- 東京都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第98回)が18日に開かれた。「感染状況・医療提供体制の分析」では、多くの医療従事者が就業制限を受ける状況が続く中「入院患者数は過去最多を更新した」と報告している<doc4245page1>。 入院患者数については、前回(9日時点)の4,304人から、17日時点で4,424人となった。重症患者数(35人)は前回と比べて5人減ったが、「新規陽性者数の増加から遅れて増加すること・・・
-
2022年08月18日(木)
[感染症] BA.2.75系統、ゲノム解析で計16例検出 東京都モニタリング会議
- 東京都の第98回新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(18日開催)で、従来株と比べ感染性が高いとされる「BA.2.75系統」の検出状況が報告された<doc4247page2>。 都健康安全研究センターのゲノム解析で、これまでに16例検出されており「今後の検出状況を注視する必要がある」と言及している。変異株PCR検査でも、「BA.2.75系統疑い」がこれまでに1例検出されているという<doc4247page2>。 都健康安全研究セン・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。