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2008年07月29日(火)
看取り介護加算の要件、本人又は家族への説明頻度は「求め等に応じ随時」に
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厚生労働省は7月29日に、厚生労働大臣が定める者等の一部改正(看取り介護加算等に係る規定の見直し)について意見募集を開始した。
介護サービス事業については、「各記録や各種委員会が多すぎて、職員のやりがいをなくす」との意見が出ており、書類作成や事務に係る負担軽減となるよう、「規制の見直しが必要」との指摘があがっている。
そこで、看取り介護加算やターミナルケア加算の算定要件である本人又は家族への説明・・・
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2008年07月28日(月)
公立病院の費用、医業収入を上回った構造に 公立病院財政措置検討会
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総務省はこのほど、「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」を開催し、公立病院関係者と厚生労働省保険局から、ヒアリングと意見交換を行った。
厚労省は、診療報酬について説明を行った上で(p29~p37参照)、医療機関の費用構造について、医業収入を100とした場合に公立のみが医業収入以上の費用がかかっていることを示した(p38参照)。
また、公立業院関係者からは(1)青森県における自治体病院の現状・・・
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2008年07月28日(月)
国立大学法人の医療職員、給与水準を公表 文科省
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文部科学省は7月28日に、平成19年度における「国立大学法人等の役職員の給与等の水準」を公表した。これは、86の国立大学法人と4の大学共同利用機関法人における役員の報酬や職人の給与水準について、平成19年度分の公表結果を取りまとめたもの。
平成19年度の医療職員(病院看護師)の給与水準は、497万9000円で、対国家公務員指数は96.3となっており、前年度と比較して若干の減少がみられた(p1~p3参照)。
資料には、・・・
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2008年07月28日(月)
長寿医療制度の軽減対策は事務的負担大 東京都広域連合緊急要望
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- 長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の軽減対策に係る緊急要望(7/28)《東京都広域連合》
- 発信元:東京都 後期高齢者医療広域連合 カテゴリ: 医療制度改革
緊急要望は、(1)保険料軽減に係る財源確保(2)電算システム改修費用等の財源負担(3)周知及び準備期間―とし、その内容を示した(p2参照)。
また同日に、今回決定された軽減対策等は、区市町村にとって経費負担を初めとして事務的に大きな負担となるとし、国においても被保険者に混乱や過誤を・・・
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2008年07月28日(月)
レセプト審査の自動化は、医療のあり方を否定するに等しい 支払基金見解
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- 規制改革会議「中間とりまとめ」に対する支払基金の見解(7/28)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 医療制度改革
支払基金は、規制改革会議が「電子点数等の整備、レセプト様式の見直しなどにより審査の自動化ができる」と主張していることに対し、「医学的判断を自動化することは、医療のあり方を否定するに等しく、審査の自動化実現を前提とした規制改革会議の主張は根拠がない」と反論している(p1参照)。
そ・・・
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2008年07月28日(月)
長寿医療制度の趣旨や改善策をあらためて説明 厚労省
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厚生労働省は7月28日に、平成20年4月から始まった長寿医療制度(後期高齢者医療制度)について、あらためて制度の考え方を説明するとして、資料を公表した。
厚労省は「PRが不十分だったこと等もあり、高齢者の方々をはじめとして、不安と混乱が生じてしまいました」として、6月に政府が決定した改善策を解説している(p1参照)。
また、政策レポートとして、これまでの高齢者医療の経緯(p6参照)や保険制度の仕組・・・
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2008年07月28日(月)
医療機関の広告の完全自由化は困難 厚労省回答
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内閣府は7月28日に、全国規模の規制改革要望に対する各省庁からの回答を公表した。これは、6月2日から6月30日にかけて寄せられた全国規模の規制改革要望について、厚生労働省や文部科学省など、各省庁からの回答をまとめたもの(p1参照)。
厚労省が制度を所管している分野では、「医療機関のアウトカム情報の公開義務化」や「医療機関の広告の完全自由化」、「医薬品・医療機器の治験・承認手続を一層円滑化」があげられ・・・
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2008年07月28日(月)
看護職の多様な勤務形態導入モデル事業の施設決定、9月開始 日看協
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日本看護協会は7月28日に、「看護職の多様な勤務形態導入モデル事業」の事業者が決定したことを公表した。日看協は、2008年9月から医療施設を対象に同モデル事業を開始するとして、公募に対し13事業者から応募があり、その中から合計5件の助成対象を決定した。
資料では、5件の助成対象について、導入する施設の名称や概要、勤務形態について一覧が示されている(p2参照)。
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2008年07月28日(月)
看護職の多様な勤務形態「短時間正社員制度」の導入ノウハウを示す 日看協
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日本看護協会は7月28日に、2008年度版の「看護管理者のための選ばれる職場づくりマニュアル」を会員施設等に配布したことを明らかにした。
このマニュアルは、平成20年度の看護職確保定着推進事業の一環として改訂したもので、看護職の離職防止や定着促進に取り組む、病院看護医管理者のためのヒント集と位置づけている。2008年版では、職場づくりに取り組むための実践的なマニュアルを目指したとして、主な内容を示している&l・・・
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2008年07月28日(月)
国立病院の平成19年度の業務実績、個別評価を公表 厚労省
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- 厚生労働省独立行政法人評価委員会 国立病院部会(第25回 7/28)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療提供体制
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2008年07月28日(月)
医師と介護人材の確保対策について、全国知事会が厚労省と協議
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全国知事会が7月28日に開催した「厚生労働省と全国知事会との定期協議」で配付された資料。この日は、医師確保対策や介護人材の確保などについて議論された。
厚生労働省は、(1)医師確保対策(p45~p58参照)(2)介護人材の確保(p59~p61参照)(3)新型インフルエンザ対策(p62~p75参照)(4)がん対策(p76~p83参照)―について、これまでの取組み等を示している。
全国知事会は、「平成21年度国の施策並びに・・・
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2008年07月28日(月)
2200億円の抑制を堅持、まずは財源をねん出 経済財政諮問会議
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政府が7月28日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、平成21年度予算の全体像が公表された。
この中で、平成21年度予算の骨格として、社会保障については、「自然増に対して、国の一般会計ベースで2200億円(国・地方を合わせて3200億円程度)の抑制を行う」と明記されている。また、医師不足への対応、救急医療体制の整備など生活者が真に求める重要課題については、財政健全化と両立させる観点から、まずは・・・
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2008年07月28日(月)
消防と医療機関の連携について、検討開始 総務省
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総務省の消防庁が開催した、消防機関と医療機関の連携に関する作業部会の初会合で配付された資料。この作業部会は、「救急業務高度化推進検討会」の下部組織で、(1)救急医療期間の運営に対する支援のあり方(2)救急搬送・受入医療体制の実態に関する詳細調査―について検討を行う(p7参照)。
この日は、中間報告の概要が示され、救急医療体制等の整備について、問題解決のためには、救急医療体制の充実・強化、救急医療・・・
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2008年07月27日(日)
社会福祉施設の人材育成や職場づくりについて、フォーラムを開催 厚労省
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厚生労働省が7月27日に開催した、福祉人材フォーラムで配布された資料。フォーラムでは、社会福祉施設等の人材育成や魅力ある職場づくりについて、記念講演とシンポジウムが行われた。
資料には、記念講演の講師プロフィール(p4参照)、シンポジウムのコーディネーターとシンポジストのプロフィール、シンポジストの提示資料が掲載されている(p5~p36参照)。
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2008年07月25日(金)
IT新改革戦略の重点計画2008、医療分野について明らかに
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- IT新改革戦略評価専門調査会(第1回 7/25)《内閣府》
- 発信元:内閣府 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療制度改革
IT政策ロードマップでは、(1)これまでのIT戦略の進捗とそれに対する評価(2)IT政策ロードマップの策定(3)国民本位のワンストップ電子行政、医療・社会保障サービスの実現(4)ITを安心して活用でき、環境に先進的な社会の実現(5)「つ・・・
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2008年07月25日(金)
厚労省に対し退職者被扶養者の適用を的確に行うよう指摘 会計検査院報告書
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- 厚生労働省において、療養給付費負担金の交付額の算定を適切なものにするため、国民健康保険における退職被保険者の被扶養者の適用を的確に行うよう改善させたものについての報告書(要旨)(7/25)《会計検査院》
- 発信元:会計検査院 カテゴリ: test医療保険
会計検査院は、退職被扶養者の適用が的確に行われ、国庫負担金の交付額の算定が適切に行われているか、28都道府県の277市区に対して会計実地検査を行った。その結果、平成17年度末においても退職者被・・・
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2008年07月25日(金)
再生医療等の先端医療開発特区の公募を開始 厚労省
- 厚生労働省は7月25日に、先端医療開発特区(スーパー特区)の公募を開始し、その要項を公表した。スーパー特区は、経済財政改革の基本方針2008で、革新的技術の開発を阻害する要因を克服するため、研究資金の特例や規制を担当する部局などとの並行協議などを試行的に行う「革新的技術特区」として創設された。平成20年度はその第一弾として「先端医療開発特区」を創設し、最先端の再生医療、医薬品・医療機器の開発・実用化を促進・・・
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2008年07月25日(金)
保団連が厚労相に、外来管理加算の時間要件について請願
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- 外来管理加算に関する「請願書」を厚労大臣宛て提出、「外来管理加算時間要件に関して」の談話を出しました(7/25)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
保団連によると、昨年12月の中医協に提出された「内科診療所における医師1人当たりの、患者1人当たりの平均診療時間・・・
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2008年07月25日(金)
特別徴収の対象とならない被保険者の範囲を拡大 後期高齢者医療
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厚生労働省は7月25日付けで都道府県宛てに、高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する政令の施行について通知を出した。
改正政令は、後期高齢者医療の保険料の特別徴収の対象とならない被保険者の範囲を拡大するもの。通知では、特別徴収よりも普通徴収で保険料徴収を円滑に行うことができると市町村が認める場合は、特別徴収の対象としないとして、その条件を示している(p1参照)。
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2008年07月24日(木)
薬学教育の充実に向け、学部・大学院のあり方について報告 日本学術会議
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政府はこのほど、日本学術会議がまとめた、医療系薬学の学術と大学院教育のあり方に関する報告書を公表した。
報告書では、(1)薬学及び医療系薬学の定義と学術としてのあり方(2)医療の高度化や医薬品開発の推進に向け今後発展が望まれる医療系薬学の研究領域(3)医療系薬学研究・教育の目標、課題と大学院教育における養成人材像―について記載されている(p4参照)。
新教育体制の下では、教育体制の充実に必要な人・・・
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2008年07月24日(木)
岩手県沿岸北部地震被災地の公費医療、氏名等の確認で受診可能に
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厚生労働省はこのほど、岩手県や青森県等の民政・衛生主管部(局)宛てに、岩手県沿岸北部地震被災地における公費負担医療の取扱いについて、事務連絡を送付した。
事務連絡では、先日発生した岩手県沿岸北部地震により、関係書類等を消失し、医療機関において公費負担医療を受けるために必要な手続ができない場合があるため、被爆者健康手帳や患者票等がなくても(1)制度の対象者であることを申し出(2)氏名(3)生年月日(・・・
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2008年07月24日(木)
健康食品の安全性確保について報告書を公表 厚労省
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厚生労働省は7月24日に開催した食品安全委員会で、「健康食品」の安全性確保に関する検討会の報告書の概要を公表した(p4参照)。
報告書では、様々な食品が「健康食品」として流通する中で、消費者により安全性の高い製品が供給されるためには、(1)製造段階における具体的な方策(2)健康被害情報の収集及び処理体制の強化(3)消費者に対する普及啓発―など幅広い取組みが必要としている(p5参照)。
資料では、・・・
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2008年07月24日(木)
独立法人の業務等に関する国民の意見募集について方針が明らかに
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2008年07月24日(木)
安心と希望の介護ビジョン策定に向け、検討を開始 厚労省
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厚生労働省は7月24日に「安心と希望の介護ビジョン」の初会合を開催した。この会議は、高齢化の進展に伴う介護費用の急増や認知症高齢者等の増加などの問題に対応して、あるべき介護の姿を示す「安心と希望の介護ビジョン」を策定するために設置された(p3参照)。
この日は、「介護を取り巻く状況」についてまとめた資料が配付され、(1)これからの高齢者像からの問題点と対応(介護保険の視点から)(p18参照)(2・・・
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2008年07月24日(木)
頭蓋内動脈用ステントなどが、医療ニーズの高い医療機器に
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厚生労働省が7月24日に開催した「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」で配布された資料。この日は、選定ワーキンググループから、検討結果の報告が行われた。
平成20年3月から4月末までに、国内で未承認、適応外となっている医療機器等について、関係学会より、医療ニーズの高い医療機器として63件の要望書を受け付け、42件(医療技術数36種類)が検討対象となったことが明らかになった(p11参照)。
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