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2016年09月30日(金)
[難病対策] 2017年度指定難病として13疾病の追加を了承 指定難病検討委
- 厚生労働省は9月30日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催。「個別疾病の検討」を行い、13疾病に関して指定難病に追加することを了承した。 厚労省では、2017年度に追加する指定難病の選定を行っており、個別疾患の検討/指定難病に関する一定の整理/パブリックコメント/学会に意見聴取―の実施を経て、2017年4月より、当年度実施分の医療費助成を開始する予定となっている。検討対象は、2014年度・2・・・
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2016年09月30日(金)
[医療改革] 重複受診等のKPI、NDB活用は都道府県別に対応可 社会保障WG
- 政府は9月30日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキンググループ」を開催し、(1)医療費適正化基本方針の改正、(2)KPI定義の明確化―などを議論した。 (1)に関して、医療費適正化基本方針は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るために国が定めるもの。また、都道府県は基本方針に則して、医療費適正化計画を定める。2018年度から第3期適正化計画が開始される予定で、2016年3月に医療費適正化基本方針・・・
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2016年09月30日(金)
[がん対策] 若年層がん患者を支える「AYA診療拠点」を提案 がん対策協議会
- 厚生労働省は9月30日、「がん対策推進協議会」を開催。前回に引き続き、「がん対策推進基本計画の見直し」を検討し、(1)ライフステージやがんの特性に応じたがん対策、(2)がん患者、家族が安心して暮らせる社会の構築―などを議題とした。 がん対策推進基本計画は、5年を1期としており、現在は第2期にあたる。第3期がん対策推進基本計画は、2017年6月の閣議決定へ向けて議論しており、2016年末に骨子案を提示し、2017年3月に・・・
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2016年09月30日(金)
[診療情報] NDBオープンデータの集計対象と公表形式を提示 有識者会議
- 厚生労働省は9月30日、「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」を開催し、(1)NDBオープンデータ(p4~p11参照)、(2)オンサイトリサーチセンター(p12~p23参照)―について議論した。 (1)に関し、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)は、悉皆性が高いレセプト情報、および検査値などの詳細な情報を有する特定健診等情報が含まれており、国民の医療動向を評価するうえで有用なデータだと考えられてい・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 2016年度市町村国保支援金を年度内に交付 医療保険部会
- 厚生労働省は9月29日、社会保障審議会「医療保険部会」を開催し、(1)医療費適正化基本方針の見直し、(2)保険者インセンティブ―などを議論した。 (1)について、医療費適正化基本方針は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るために国が定めるもの。また、都道府県は基本方針に則して、医療費適正化計画を定める(p104参照)(p87参照)。 厚労省は今回、2018年度開始の第3期適正化計画から導入される「医・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 高額療養費などの見直しの論点を提示 医療保険部会
- 厚生労働省は9月29日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、(1)高額療養費の見直し、(2)後期高齢者の保険料軽減特例の見直し、(3)医療費適正化基本方針の見直し、(4)保険者インセンティブ―などを議論した。(1)と(2)は骨太の方針2016の「経済・財政再生計画改革工程表」の指摘事項としてあがっていたもの。 (1)に関して、高額療養費は被保険者の所得などに応じて自己負担限度額を設定する制度。70歳未満は2・・・
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2016年09月29日(木)
[医療改革] 健康サポート薬局の届出・表示など10月から開始 厚労省
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- 平成28年10月に行われる厚労省関係の主な制度変更について(9/29)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2016年09月28日(水)
[医療費]2014年度国民医療費40.8兆円で8年連続過去最高 厚労省
- 厚生労働省は9月28日、2014年度の「国民医療費の概況」(p1~p30参照)(統計表(p13~p27参照)も添付されている)を公表した。「国民医療費」は、40兆8,071億円(前年度比7,461億円、1.9%増)(p1参照)(p6参照)(p14参照)。「人口1人あたり」では、32万1,100円(同6,400円、2.0%増)(p6参照)(p14参照)。GDP(国内総生産)に対する比率は8.33%(同0.03ポイント増)、NI(国民所得)に対する・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 先進医療の臨床検査を新たに保険適用 中医協・総会1
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器及び臨床検査の保険適応、(2)先進医療会議の検討結果の報告、(3)診療報酬改定結果検証部会からの報告、(4)2016年度DPCに係る定例報告、(5)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間、(6)医療経済実態調査、(7)最近の医療費の動向―を議論した。 (1)で、新たに保険収載(2016年12月収載予定)される医療機器(区分C1:1製品)は次・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 2015年度医療費の伸びはC型肝炎治療薬が影響 中医協・総会2
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」で、(1)2016年度DPCに係る定例報告(p194~p195参照)、(2)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間(p196~p206参照)、(3)医療経済実態調査(p207~p208参照)、(4)最近の医療費の動向(p209~p278参照)―についても議論している。 (1)では、毎年10月1日に実施する地域医療指数(体制評価指数)などの確認(定例報告)に関して、2016年度診療報・・・
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2016年09月23日(金)
[がん対策] 次期基本計画策定に向け、議論を整理 がん検診検討会
- 厚生労働省は9月23日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開催し、(1)がん検診受診率等に関するワーキンググループ報告書(p3~p16参照)、(2)がん検診の費用対効果(p17~p24参照)、(3)がん検診における過剰診断(p25~p36参照)、(4)第3期がん対策推進基本計画策定に向けた議論の整理(案)(p37~p50参照)―などを議論した。 (4)は、(i)がん検診の現状と課題、(ii)がん検診の今後のあり方―の2本柱・・・
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2016年09月23日(金)
[医療改革] 一般病床の基準病床数、医療資源投入量で議論紛糾 医療構想WG
- 厚生労働省は9月23日、医療計画の見直し等に関する検討会の下部組織「地域医療構想に関するワーキンググループ」を開催。「ワーキンググループにおける意見の整理」を提案し、「基準病床数と病床の必要量(必要病床数)の関係性の整理」などをまとめている。 整理案では、(i)用いる人口の時点について(一般病床・療養病床共通)、(ii)退院率、平均在院日数および入院受療率(一般病床)、(iii)患者の流出入(一般病床)・・・
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2016年09月23日(金)
[医療改革] WG意見整理案、一部を除き概ね了承 地域医療構想WG
- 厚生労働省は9月23日、医療計画の見直し等に関する検討会の下部組織「地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、(1)ワーキンググループにおける意見の整理、(2)基準病床数制度における既存病床数など―を議論した。 (1)に関して、厚労省は「ワーキンググループにおける意見の整理」を提案。「基準病床数と病床の必要量(必要病床数)の関係性の整理」と「協議の場(地域医療構想調整会議)での議論の進め・・・
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2016年09月23日(金)
[キーワード] 2016年度診療報酬改定における地域包括ケア病棟の主な見直しポイント
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- キーワードでみる厚生行政「地域包括ケア病床(病棟)」(9月第3回 9/23)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 キーワード
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2016年09月21日(水)
[医療改革] 患者申出療養に係る新規技術、1例目を「条件付き適」と判断
- 厚生労働省は9月21日、「患者申出療養評価会議」を開催。(1)患者相談窓口の設置状況、(2)国内未承認または適応外の医薬品のリスト、(3)患者申出療養に係る新規技術の科学的評価―などを議論した。 (1)に関し、患者申出療養では、患者は申出を行うにあたり、必要に応じてかかりつけ医などの保険医療機関の支援を受け、特定機能病院または臨床研究中核病院に相談することができる。厚労省は、窓口の設置状況についてホーム・・・
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2016年09月16日(金)
[キーワード]急性期病棟が地域包括ケア病床(病棟)へ転換する理由や地域包括ケア病棟の届出の現状
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- キーワードでみる厚生行政「地域包括ケア病床(病棟)」(9月第2回 9/16)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 キーワード
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2016年09月15日(木)
[医療改革] 2015年度の医療費、薬価料では化学療法剤の影響大 社会保障WG
- 政府は9月15日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ」を開催し、「『見える化』の分析」などを議論した。 厚労省は1985年から2015年の医療費の動向と対前年度伸び率を提示した。2015年度の医療費の伸び率は3.8%。内訳は「人口増の影響」マイナス0.1%、「高齢化の影響」1.2%、人口と診療報酬改定の影響を除いた「その他」2.7%だった。「その他」の伸びが近年1%程度であったのに対し、2015年度は・・・
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2016年09月15日(木)
[医薬品] 数量ベースの後発医薬品使用割合は60.9% 健保連
- 健康保険組合連合会は9月15日、「後発医薬品の使用状況に関する調査分析」を公表した。後発医薬品については2015年の閣議決定で、2018年度から2020年度末までのなるべく早い時期に80%以上とする数量シェア目標が定められている。 今回、健保連は2015年5月の468組合の調剤報酬明細書データ(レセプト件数332万6,095件、調剤医療費総額273億3,786万560円)を調査。(1)薬剤料ベース、(2)数量ベース、(3)薬効分類(中分類別・・・
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2016年09月15日(木)
[医療改革] 12月上旬に医師偏在対策を取りまとめる予定 医師需給分科会
- 厚生労働省は9月15日、医療従事者の需給に関する検討会の下部組織「医師需給分科会」を開催し、(1)医師偏在対策の主な論点、(2)医師需給分科会の今後の進め方―を議論した。 (1)に関して、2016年6月3日に公表された分科会の中間とりまとめでは、医師の地域定着につながるよう、医師が勤務地や診療科を自由に選択するという自主性を尊重しつつ、一定の規制を含めた対策を行うと提言。年末のとりまとめを目指すとしている<・・・
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2016年09月14日(水)
[難病対策] 医療提供体制のあり方に関する報告書案を提示 難病対策委
- 厚生労働省は9月14日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催し、「報告書案」などを議題とした。 報告書案は、「難病の医療提供体制のあり方」についてまとめており、(1)難病の現状ならびに難病医療の課題および目指すべき方向性(p9~p11参照)、(2)難病の医療提供体制のあり方の基本理念および各医療機能と連携のあり方(p11~p18参照)、(3)難病の医療提供体制構築のための留意事項・・・
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2016年09月14日(水)
[医療改革] 新専門医制度、2018年度のスタートを目指す 医療部会
- 厚生労働省は9月14日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、(1)専門医に関する検討状況、(2)今後の主要な検討テーマ―を議題とした。 (1)に関し、吉村博邦参考人(一般社団法人日本専門医機構理事長)は、2016年7月4日に発足した新執行部について、「有識者として、地方自治体・経済学者・患者代表などが加わり、オールジャパンの体制が整った」とコメント。現在の会議開催状況などについて報告した(p5参照)・・・
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2016年09月14日(水)
[医薬品] 製薬業界は議論の必要性認識も、期中改定は反対 薬価専門部会
- 厚生労働省は9月14日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、関係業界からの意見聴取を行った。意見聴取を行ったのは(1)日本製薬団体連合会、(2)米国研究製薬工業協会(PhRMA)、(3)欧州製薬団体連合会―の3団体。 高額薬剤「オプジーボ」の薬価については、期中引き下げなどの特例的対応の検討を行うことが前回会合で了承されている。「オプジーボ」は、効能・効果などの拡大によって市場が拡大したが、201・・・
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2016年09月13日(火)
[医療安全] 国立大附属病院の防災機能強化、報告書最終案を提示
- 文部科学省は9月13日、「国立大学附属病院施設の防災機能強化に関する検討会」を開催し、報告書最終案を提示した。 国立大学附属病院は、大規模災害時には電気・水の確保など医療継続のための防災機能強化が重要な課題であることから、検討会では防災機能強化や、自家発電・受水槽・排水などの基幹設備整備の考え方について議論してきた。2016年秋ごろに「最終報告書」を取りまとめる予定。 報告書最終案は、(1)防災機能強化・・・
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2016年09月12日(月)
[DPC] 「病院情報の公表」は10月1日時点で公表の病院が対象 DPC分科会1
- 厚生労働省は9月12日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開催し、「病院情報の公表」を議論した。 「病院情報の公表」は診療の透明化や改善の努力を評価する項目として、機能評価係数IIの保険診療指数に2017年度から新たに導入することとなった。 今回、厚労省は今後の対応を提案。2017年度に評価する対象病院は2016年10月1日時点で病院情報を公表している病院とし、2016年10月のDPCに関する定例報告で報告を求めると・・・
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2016年09月12日(月)
[DPC] 次回改定に向け、来年12月に中医協へ中間報告予定 DPC分科会2
- 9月12日の「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」では「病院情報の公表」のほか、(1)中医協基本問題小委員会・総会への報告結果、(2)ICD―10(2013年度版)に係る対応、(3)今後の検討方向と主な検討課題、(4)2016年度定例報告―を議論した。 (2)に関して、医療機関の診療録管理などに活用する「疾病、傷病及び死因の統計分類」は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD―10(2013年版)」に準拠することとされており・・・
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