-
2016年10月25日(火)
[医療従事者] 生産性と質の向上など検討ビジョンを提示 働き方検討会
- 厚生労働省は10月25日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開催し、「今後の検討の全体構造」案のたたき台を示した。この検討会では、日本の医療を取り巻く環境の変化を踏まえた医師・看護職員などの確保という観点から、望ましい医療従事者の働き方などのあり方について検討する(p1~p114参照)。 厚労省は、検討にあたってのビジョンとして、(i)患者の価値中心、(ii)キャリアデ・・・
-
2016年10月24日(月)
[労働衛生] がん治療と仕事の両立支援策の強化を 働き方会議
- 首相官邸は10月24日、「働き方改革実現会議」を開催し、(1)柔軟な働き方(テレワーク/多様な就業形態/副業など)のあり方、(2)多様な選考・採用機会の提供、(3)病気治療と仕事の両立、障害者の就業環境整備のあり方、(4)働き方に中立的な社会保障制度・税制のあり方、(5)女性が活躍しやすい環境整備(リーダー育成)―などを議論した(p1~p160参照)。 (3)に関し、神津里季生構成員(日本労働組合総連合会)は・・・
-
2016年10月24日(月)
[病院] 2016年8月の病院全体の病床数は前月比30床減 厚労省
- 厚生労働省は10月24日、医療施設動態調査(2016年8月末概数)(p1~p2参照)を公表した。病院全体の施設数は、前月比4施設増の8,449施設(前年同月比30施設減)、病院全体の病床数は、同30床減の156万1,510床(同4,347床減)だった(p1参照)。 一般診療所は、同57施設増の10万1,469施設(同519施設増)、一般診療所の病床数は、同229床減の10万3,786床(同4,143床減)。歯科診療所は、同22施設増の6万8,910施設(同193施・・・
-
2016年10月21日(金)
[健康] 消防機関との情報共有促進を指針に追加 アレルギー協議会
- 厚生労働省は10月21日、「アレルギー疾患対策推進協議会」を開催し、「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針(案)のたたき台」に関して議論した。今回、厚労省は、委員らの意見を踏まえて前回会議で提示した指針案を修正し、提示している(p4~p16参照)。 修正された主な項目は、(1)制定趣旨、(2)アレルギー疾患に関する調査および研究に関する事項の今後の取り組みの方針、(3)学校、保育所、その他子どもが・・・
-
2016年10月21日(金)
[保健師] 2016年度、全国自治体所属の常勤保健師数は3万3,901人 厚労省
- 厚生労働省は10月21日、2016年度「保健師活動領域調査」のうち、「領域調査」の結果をまとめ、公表した。 「保健師活動領域調査」は、2009年に開始。地方自治体で職員として勤務する保健師の、所属や職位などを毎年把握する「領域調査」と、活動内容や活動時間などを尋ねる3年ごとの「活動調査」からなり、今年度は「領域調査」のみ実施した。保健師の活動領域の実態把握、今後の施策の基礎データとすることを目的に、すべての・・・
-
2016年10月21日(金)
[障害者] 第4次障害者基本計画の枠組み、来年2月に取りまとめ 障害者委
-
- 障害者政策委員会(第30回 10/21)《内閣府》
- 発信元:内閣府 障害者制度改革担当室 カテゴリ: 社会福祉 医療提供体制 保健・健康
-
2016年10月21日(金)
[介護保険] 介護人材処遇に伴う財政安定化基金への積増し可能に 厚労省
- 厚生労働省は10月21日、介護保険最新情報vol.567を公表し、「『介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令』の一部改正」に関する同日付の通知を掲載した(p2参照)。公布日から施行する。 8月2日に閣議決定された「未来への投資のための経済対策」では、「介護人材の処遇については(中略)月額平均1万円相当の改善を平成29年度(2017年度)から実施する」とともに、「2017年度から遺漏なく実施するため、保険料の上昇回・・・
-
2016年10月21日(金)
[医療改革] 医療費適正化計画で、2023年度の医療費0.6兆円削減 専門調査会
- 政府は10月21日、「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会」を開催し、専門調査会の「第2次報告案」を提示した。「第2次報告」は、都道府県が第3期医療費適正化計画を策定するために、医療費の地域差の「見える化」データを公表し、都道府県が医療費の見込みを推計するための算定式や推計結果を取りまとめたもの。厚労省は11月初旬に、標準的な算定式を盛り込んだ医療費適正化基本方針を改訂する見込み・・・
-
2016年10月21日(金)
[臨床研修] 昨年に続き、大都市部以外の内定者割合が過去最大 厚労省
- 厚生労働省は10月20日、2016年度の医師臨床研修マッチングの結果を発表した。 医師臨床研修マッチングは、2004年度の医師の臨床研修義務化にともない導入されたシステム。臨床研修を受ける医学生等と臨床研修を行う病院の研修プログラムを、お互いの希望をふまえて、一定の規則(アルゴリズム)に従い、コンピュータにより組み合わせを決定するもので、医師臨床研修マッチング協議会(臨床研修を行う病院などの団体で構成)が行・・・
-
2016年10月20日(木)
[DPC] データ提出遅れた20病院の11月分加算認めず 厚労省
-
- データの提出に遅延等が認められた保険医療機関におけるデータ提出加算の取扱いについて(10/20付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 医療提供体制 test医療保険
-
2016年10月20日(木)
[医療改革] 各分科会、検討会における検討状況を報告 医療部会
- 厚生労働省は10月20日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、(1)医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会における検討状況(p4~p11参照)、(2)医療計画の見直し等に関する検討会における検討状況(p12~p28参照)、(3)療養病床の在り方等に関する特別部会の審議状況(p29~p31参照)、(4)制度改正に向けた議論(p32~p57参照)―を議題とした。 (1)に関し、厚労省は、医師偏在対策として、▽医学部▽・・・
-
2016年10月19日(水)
[意見募集] 9月に寄せられた「国民の声」7,802件、回答を掲載 厚労省
- 厚生労働省は10月19日、「厚生労働省に寄せられた『国民の皆様の声』の集計報告」を公表した。これは、2016年9月1日~9月30日に寄せられた意見・質問等で、厚生労働行政の政策改善につなげる契機とするもの。総数は7,802件で、内訳は、政策・制度立案への提言496件、制度の実施に関する提案1,193件、法令遵守違反0件、その他6,113件(p2参照)。 たとえば、健康局には、「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会を受講・・・
-
2016年10月19日(水)
[診療報酬] 患者申出療養、適格基準変更は再考すべき 中医協・総会
- 厚生労働省は10月19日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器及び臨床検査の保険適用、(2)先進医療会議の検討結果の報告、(3)患者申出療養評価会議からの報告、(4)診療報酬基本問題小委員会からの報告―を議論した。 (1) について、新たに保険収載(2016年12月収載予定)される医療機器(区分C1:1製品)は次のとおり(p137~p141参照)。【区分C1・新機能】●中心静脈へ挿入留置し、薬剤の注入な・・・
-
2016年10月19日(水)
[経営] 医療経済実態調査、有効回答率の向上案を提示 調査実施小委
- 厚生労働省は10月19日、中央社会保険医療協議会の「調査実施小委員会」を開催し、(1)2017年6月に調査を実施する場合のスケジュール案、(2)医療経済実態調査(医療機関等調査)に係る主な論点―を議論した。 (1)について、厚労省は、第21回調査の実施に向けて調査設計に関する議論が必要と説明。調査実施小委員会を開催し、2016年度中に結論を得ることを提示した。 また、2017年6月に調査を実施する場合のスケジュールを提・・・
-
2016年10月18日(火)
[医療安全] 「シリンジポンプの設定間違い」に関する情報 評価機構
-
- 医療安全情報No.119(10/18)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器
-
2016年10月17日(月)
[感染症対策] エイズ・性感染症に関する小委員会の設置を提案 感染症部会
- 厚生労働省は10月17日、厚生科学審議会「感染症部会」を開催し、(1)エイズ・性感染症に関する小委員会の設置(p5~p7参照)、(2)新型インフルエンザ対策(p8~p12参照)、(3)感染症の予防の総合的な推進を図るための基本的な指針の一部改正(p13参照)、(4)厚生科学審議会感染症部会審議参加規程の一部改正(p14~p19参照)、(5)報告事項(p20~p41参照)―などを議題とした。 (1)に関し、「後天性免疫・・・
-
2016年10月14日(金)
[医療改革] 患者申出療養(告示第495号)の一部を改正 厚労省
- 厚生労働省は10月14日付で、「厚生労働大臣の定める評価療養、患者申出療養及び選定療養の一部を改正する件」に関する告示を公布した。 健康保険法に基づき、上記告示(2006年厚生労働省告示第495号)の条文について、「別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合する病院又は診療所であって、」を追加。また、「病院又は診療所」を「もの」に改めている(p1参照)。 資料には、新旧対照表が付されている(p2参照)。・・・
-
2016年10月14日(金)
[医療改革] 民間議員がオプジーボの薬価50%超引き下げを要求 諮問会議
- 内閣府は10月14日、「経済財政諮問会議」を開催し、「メリハリを効かせた歳出改革の推進」などを議論。民間議員の伊藤元重氏(学習院大学教授)らは、2020年度の財政健全化目標の実現に向け、「医療・介護の伸びの抑制と1人あたり医療費の地域差半減の推進」について提案した(p15参照)。 提案では、1人あたり医療費の地域差に関して、主要因は1人あたり入院費の地域差であると指摘(p18参照)。1人あたりの医療費の地・・・
-
2016年10月13日(木)
[医療改革] 軽度者に対する通所介護は減算も含めた適正化を 社会保障WG
- 政府は10月13日、経済・財政一体推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ」を開催し、「社会保障の給付と負担等の見直し」について、関係省庁からヒアリングを実施した。 財務省は日本の医療・介護制度の特徴として、「国民皆保険」や「フリーアクセス」などがあると説明。患者は医療機関にかかりやすく、医療機関は過剰なサービス供給を行いやすいため、医療・介護費の増大を招きやすいと指摘した。 このため、国民皆保険・・・
-
2016年10月12日(水)
[患者] 2014年都民の患者調査結果、入院・外来患者数ともに減少 東京都
-
- 入院患者数、外来患者数ともに減少 ~「平成26年患者調査 東京都集計結果報告」の結果から~(10/12付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:東京都 福祉保健局 総務部 総務課 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
-
2016年10月12日(水)
[救急医療] 2016年夏の熱中症救急搬送人員数、前年同期比約1割減 消防庁
- 総務省消防庁は10月12日、2016年5月から9月までの「熱中症による救急搬送人員数」(確定値)(p1~p4参照)(p7~p19参照)について公表した。 全国における救急搬送人員数の累計は5万412人で、前年同期間の5万5,852人に比べ約1割減となった(p1~p2参照)(p10参照)。西日本、沖縄・奄美では前年より救急搬送人員数が増加傾向にあった。要因としては、西日本で夏(6~8月)の平均気温が高かったこと、沖縄・奄美で・・・
-
2016年10月12日(水)
[介護保険] 高額医療合算介護サービス費等支給申請書の様式を改正 厚労省
- 厚生労働省は10月12日、介護保険最新情報vol.566を公表し、「『高額医療合算介護サービス費等の支給の運用等について』の一部改正」および、「高額介護合算療養費等支給額計算結果連絡票の様式」に関する同日付の通知を掲載した(p2参照)。 今般、「高額医療合算介護サービス費等の支給の運用等について」(2009年1月16日老介発第0116001号)の一部改正(2016年3月31日老介発0331第3号)に伴い、高額医療合算介護予防サー・・・
-
2016年10月12日(水)
[診療報酬] 次年度調査に、療養病床に関する項目を追加 入院分科会
- 厚生労働省は10月12日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、(1)2017年度調査項目の追加(p5~p8参照)、(2)2016年度調査の内容(p9~p20参照)―を議論した。 前回会合で、厚労省は、2016年度診療報酬改定の答申書附帯意見を基に、2016・2017年度の2年で7項目の調査を実施すると提案。改定の効果が明確にわかるよう、経過措置のある項目は、2016年度調査を経過措置の終了後に実施し、1年間・・・
-
2016年10月12日(水)
[病院] 外出・外泊時の同行援護の取り扱いQ&Aの正誤表を公表 厚労省
-
- 入院中の医療機関からの外出・外泊時における同行援護等の取扱いに関するQ&Aに係る正誤について(10/12付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 カテゴリ: 医療提供体制
-
2016年10月12日(水)
[医療改革] 一般病床・精神病床の居住費負担などが論点に 医療保険部会
- 厚生労働省は10月12日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、「入院時の光熱水費相当額にかかる患者負担の見直し」などを議論した。 医療・介護を通じた居住に関する費用負担の公平化は、2015年6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太方針2105)」において、検討することが明記された(p5~p6参照)。 現在、入院時の光熱水費に関する仕組みとして、療養病床に入院する65歳以上の患者の食費・居・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。