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2011年04月19日(火)
[医療情報] 医療の質評価・公表事業、23年度の国庫補助基準額は2006万円
- 厚生労働省は4月19日に、医療の質の評価・公表等推進事業実施要綱の一部改正に関する通知を発出した。この事業は、医療の質の評価・公表に対して補助を行うもの。従前は、「特定の医療分野において、臨床指標を用いた医療の質の評価・公表等に取り組む者」とだけ規定されていたが、「病院により構成される団体であること」という縛りが追加されている(p2参照)。また、過去に補助対象となっていた場合は、補助対象から外れ・・・
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2011年04月19日(火)
[高齢者] 高齢者の日常生活を支えるため、仮設住宅地域にサポート拠点設置
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厚生労働省は4月19日に、応急仮設住宅地域における高齢者等のサポート拠点等の設置に関する事務連絡を発出した。
事務連絡では、応急仮設住宅における要介護高齢者等の日常生活を支えるために、被災地域に、高齢者等に対するサポート拠点等を設置することが有効と考え、積極的に整備するよう求めている。
また、高齢者等のサポート拠点に必要と考えられる機能として、(1)総合相談機能(ライフサポートアドバイザーの配置等・・・
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2011年04月18日(月)
[がん医療] 23年4月1日現在のがん診療連携拠点病院は388 厚労省
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厚生労働省は4月18日に、がん診療連携拠点病院指定一覧表(平成23年4月1日現在)を公表した。
一覧表によると、都道府県がん診療連携拠点病院は51(p1~p2参照)、地域がん診療連携拠点病院は337(p3~p10参照)で、合計388の病院が、がん診療連携拠点病院の指定を受けている。
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2011年04月18日(月)
[医薬品] 医療上の必要性について、第2回要望募集の案が示される
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厚生労働省が4月18日に開催した、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議で配付された資料。この日も、専門作業班の検討状況の報告などを受けた。
第2回開発要請(平成22年12月13日)等の時点における、医療上の必要性評価の検討状況は、(1)必要性が高い182(うち、未承認57、適応外125)(2)検討中12(3)海外承認等なし104(4)承認済4―となっている(p6参照)。このうち(2)の検討中の12件については、平・・・
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2011年04月18日(月)
[介護保険] 震災に伴う要介護認定やケアプランの特例を整理 厚労省
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厚生労働省は4月18日に、介護保険最新情報vol.192を公表した。今回は、「避難所等における介護保険サービス確保のための取り扱い」に関する事務連絡を紹介している。
厚労省では、震災や原発事故に伴い、避難所で生活している被災者へ十分な介護保険サービスが提供できるよう各種の特例措置を講じている。この事務連絡では、一連の特例措置を、(1)市町村を越えて避難してきた高齢者の要介護認定事務(2)避難先で提供された・・・
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2011年04月18日(月)
[チーム医療] 特定看護師の業務実践試行事業、4施設が申請
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厚生労働省が4月18日に開催した、チーム医療推進会議で配付された資料。この日は、平成23年度の特定看護師(仮称)業務試行事業について議論を行った。
特定看護師については、一部看護大学などで試行的養成が行われている。本事業では、養成された特定看護師が、実際の医療現場で、医師の包括的指示のもとに特定医療行為を行い、安全性・有効性・実効性などを検証するもの。
3月30日現在で、(1)佐伯中央病院と大分県立看・・・
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2011年04月18日(月)
[医薬品] 適応外薬としてカペシタビンなど18成分を保険適用
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厚生労働省は4月18日に、公知申請に係る事前評価が終了した適応外薬の保険適用に関する資料を公表した。
厚労省は、平成21年6月から8月まで、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」(以下、検討会議)において、米英独仏では使用が認められていても、日本では認められていない医薬品について、学会や患者団体から、開発の要望を募っていた。さらに中医協では、検討会議で「薬事承認の申請について公知申請が適当・・・
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2011年04月18日(月)
[節電] 夏期の計画停電避けるため、関東・東北地方での節電対策を依頼
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厚生労働省は4月18日に、夏期に向けた徹底した節電対策の実施に関する事務連絡を発出した。このたびの震災や福島第一原発事故に伴い、今夏に、関東・東北地方で電力不足が見込まれる。そこで、東京・東北電力では計画的に場所と時間帯を変えて停電を行う計画を立てている。しかし、計画停電は医療機関等の業務はもとより、国民生活に多大な不便を強いるものであり、政府は節電に関する方針を示している(p4~p8参照)。
本事・・・
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2011年04月15日(金)
[公費負担医療] 肝炎治療特別促進事業等、震災での特例請求方法を一部改正
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厚生労働省は4月15日に、東北地方太平洋沖地震による被災者の公費負担医療の請求等の取扱い(その2)に関する事務連絡を行った。これは、被災者の公費負担医療請求の取扱いについての事務連絡(3月31日付)の内容を一部改正するもの(p3~p6参照)。
本事務連絡では、改正部分に下線が引かれている。たとえば、肝炎治療特別促進事業における明細書について、従前は「受給者番号(7桁)の記載がある場合には、住所記載は不要・・・
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2011年04月15日(金)
[社会福祉] 若年性認知症施策、地域の実情に応じた支援体制立ち上げを依頼
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厚生労働省は4月15日に、介護保険最新情報vol.191を公表した。今回は、「若年性認知症施策の推進」に関する事務連絡を掲載している。
事務連絡では、若年性認知症施策を今後さらに推進するに当たり、(1)介護サービスを利用する若年性認知症患者への支援(2)地域における若年性認知症患者支援体制の立ち上げ(3)都道府県相談体制の充実―の3点を整理している。このうち(1)の介護サービス利用者への支援では、「社会参加型・・・
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2011年04月15日(金)
[地域医療] 震災の被害等を考慮し、地域医療再生計画案の提出期限を延長
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厚生労働省は4月15日に、地域医療再生計画(案)等にかかる提出期限の変更等に関する通知を発出した。
平成22年度補正予算では、地域医療再生基金を拡充し、高度・専門医療や救急医療等の整備・拡充、医療機関の機能強化などを行うこととされている。この基金から交付金を受けるためには、平成23年5月16日までに地域医療再生計画(案)等を厚労省へ提出することとされていた。
しかし、このたび震災により日本全国で被害等が・・・
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2011年04月15日(金)
[出産育児一時金] 保険者が特定できない場合の一時金、複数保険者で按分を
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厚生労働省は4月15日に、東日本大震災に関する出産育児一時金等の按分方法等についての事務連絡を行った。
このたびの震災に伴う混乱で、出産した妊婦等がどの医療保険に加入しているか正確に把握できないケースも生じている。この場合、複数の保険者が請求額を按分して負担する取扱いとなり、本事務連絡では按分方法を示している。
具体的には、「妊婦の住所地等が属する県内において、災害救助法の適用された市町村にある・・・
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2011年04月15日(金)
[出産育児一時金] 3月1~11日の出産記録が震災で滅失、一時金の概算請求可
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- 東日本大震災による被災に伴う出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度による概算請求の取扱いについて(4/15付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: test医療保険
このたびの震災により、診療記録等が紛失した医療機関等では、出産育児一時金等の直接支払制度を活用することが極めて困難である。そこで本事務連絡では、平成23年3月1日~11日までの間に退院した妊産婦の出産記録等を、地震により滅失、汚損、棄損した医療機関については・・・
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2011年04月15日(金)
[医療費] 被災者への窓口負担免除などの措置、再周知を依頼 厚労省
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- 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る医療機関での受診・窓口負担について(周知)(4/15付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: test医療保険
このたびの震災により、被保険者証を持たずに、あるいは当座の現金を持たずに避難された方も少なくないことから、厚労省では震災直後から、保険診療の特例について事務連絡等を行ってきた。しかし、こうした取扱いが現場の医療機関には必ずしも浸透していないことから、厚労省では・・・
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2011年04月14日(木)
[高齢者] 震災で預金通帳や本人確認書類紛失しても、預金払戻しに柔軟対応
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厚生労働省は4月14日に、介護保険最新情報vol.190を公表した。今回は、「東日本大震災に伴い障害者(児)及び高齢者が預金通帳を紛失した場合等における預金の払戻し」に関する事務連絡を掲載している。
事務連絡では、震災によって(1)預金通帳や印鑑を紛失した場合でも、本人確認できる書類を提示することで金融機関が預金の払戻しに応じる(2)本人確認書類を紛失した場合でも、住所・氏名等から登録内容との一致が確認で・・・
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2011年04月14日(木)
[出産育児一時金] 受取代理制度の変更点など、Q&Aで詳細に解説
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厚生労働省は4月14日に、出産育児一時金制度の見直しに関するQ&Aを公表した。平成21年10月に改正された出産育児一時金については、支給額および支払い方法が産科医療機関への負担が大きかったため社会保障審議会において議論され、平成23年4月から再度見直しされている。Q&Aでは、今回の見直しに関して(1)全般(2)直接支払制度(3)受取代理制度―の3つの項目において合計15の問いと解答を掲載している。
見直しとなった受取・・・
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2011年04月14日(木)
[診療報酬] 3月31日までに植込み型人工心臓の施設基準を届出た場合の取扱い
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厚生労働省は4月14日に、埋込型補助人工心臓の施設基準に係る届出の取扱いに関する事務連絡を行った。
これは、3月1日に保険適用された、植込み型補助補助人工心臓EVAHEART等について、施設基準の届出を3月31日までに行った場合、「K604 埋込型補助人工心臓」の施設基準届出があったとみなすというもの(p1参照)。
資料には、同人工心臓の保険適用に係る2月28日付の厚労省保険局医療課長通知の抜粋が付されている・・・
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2011年04月14日(木)
[DPC] 基礎係数に係る医療機関群、まず「大学病院本院」群を設定へ
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厚生労働省が4月14日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、医療機関別係数にかかる「医療機関群の設定」が主なテーマとなった。
現行の調整係数を廃止し、グループごとに基礎係数を設定する方向で検討していくことが中医協総会でも確認されている。一方で、これまでの会合では「どのようなグループになるのか、また基礎係数はどの程度になるのかが示されなければ、具体的な検討ができ・・・
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2011年04月13日(水)
[看護] 23年度の特定看護師業務試行事業、北海道がんセンター等4施設が申請
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厚生労働省が4月13日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、平成23年度の特定看護師(仮称)業務試行事業について議論を行った。
平成23年度の試行事業に申請を行っているのは、3月30日現在で、(1)佐伯中央病院と大分県立看護科学大学大学院(p4~p52参照)(2)介護老人保健施設「鶴見の太陽」と大分県立看護科学大学大学院(p53~p91参照)(3)飯塚病院と日・・・
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2011年04月13日(水)
[災害医療] 被災者の二次的健康被害予防等のため、保健師等の派遣増員依頼
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厚生労働省は4月13日に、東日本大震災にかかる保健師、医師、管理栄養士等の派遣の増員と期間延長について、協力を依頼する事務連絡を行った。
厚労省は、震災発生より1ヵ月が経過した現在、被災者の二次的な健康被害の予防、感染症予防対策等の支援が重要な役割を占めてきており、依然として保健師等の継続的な支援が必要な状況であると判断。さらに、被災3県1市からの派遣の増員と期間延長の要請を受けて、5月以降も、各自治・・・
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2011年04月13日(水)
[福祉用具] 被災3県の障害者等を対象に「障害者等福祉用具支援本部」が発足
- 厚生労働省は4月13日に、福祉用具関係団体による「障害者等福祉用具支援本部」の発足を情報提供する事務連絡を発出した。今般の震災により、被災された障害者や高齢者(以下「障害者等」)に対する補装具や日常生活用具などの申請手続き支援や福祉用具の調整・フィッティングなどの支援を行うため、福祉用具関係団体による「障害者等福祉用具支援本部」が発足し、岩手県、宮城県、福島県の被災3県において活動することとなった。・・・
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2011年04月13日(水)
[医薬品] 経腸栄養剤の供給不足、5月以降改善の見込みも予断を許さず
- 厚生労働省は4月13日に、経腸栄養剤の適正使用に関する事務連絡を再度行った。今般の震災の影響により、経腸栄養剤「エンシュア・リキッド」(250mL、缶入)および「エンシュア・H」(250mL、缶入)について、製造が一時中断している。そのため、一時的な供給量減少による患者への影響を最小限とするため、医療機関および薬局に対し、4月1日付事務連絡において、「外科手術後の患者、在宅患者など真に必要な患者への使用を最優先・・・
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2011年04月13日(水)
[社会福祉] 被災によりデータ消失等の場合、実態を踏まえ弾力的な対応を
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厚生労働省は4月13日に、東日本大震災の発生に伴う社会福祉法人の運営に関する事務連絡を発出した。今般の震災の影響により、被災地の社会福祉法人においては、理事会等の開催が困難な状況となっている。そこで、被災地における社会福祉法人の指導監査については、実態を踏まえ弾力的に対応するよう求めている。
事務連絡では、大きく(1)本年度(平成23年度)予算・事業計画(2)昨年度(平成22年度)決算・事業報告―につい・・・
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2011年04月13日(水)
[医療費] 被災者の特定健診等は、避難先地域の保険者等で実施可能
- 厚生労働省は4月13日に、東日本大震災により被災した被保険者等に係る特定健康診査等の受診機会の確保に関する事務連絡を発出した。これは、今般の地震に際し、災害救助法が適用された市町村の区域(東京都の区域を除く)に、地震発生時において住所を有する各医療保険制度の被保険者および被扶養者(以下「被災者」)についての特定健診および特定保健指導、ならびに75歳以上の方が受診する健康診査(以下「健診等」)の取扱い・・・
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2011年04月13日(水)
[診療報酬] 横断調査等の詳細分析で、一般と療養の患者像の差異浮かぶ
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厚生労働省が4月13日に開催した、診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、横断調査・レセプト調査の分析結果について厚労省当局から報告を受けたほか、コスト調査の実施を決定している。また、認知症治療の専門家からのヒアリングも行った。
横断調査とは、厚労省保険局調査が行った「医療施設・介護施設の利用者に関する横断調査」のこと。医療・介護の両施設について入院患・・・
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