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2017年08月08日(火)
[健康] 受動喫煙対策、「必要性のコンセンサスはある」 厚労相
- 加藤勝信厚生労働大臣は8月8日の閣議後会見で、受動喫煙対策関連法案の提出について、「望まない受動喫煙はなくすという必要性についてのコンセンサスはある」との見解を示した。また、秋の臨時国会での成立の可能性を問われると、「これから取り組むのでそこまで見通せるものではない」としながらも、「2020年の東京五輪に向けて周知期間を考慮するとそんなに時間があるわけではないという認識の下で取り組んでいきたい」と述べ・・・
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2017年08月04日(金)
[予算] 厳しい財源事情も、「概算要求から対応していきたい」 厚労相
- 加藤勝信厚生労働大臣は8月4日の閣議後会見で、予算編成への取り組みについて、「骨太の方針で示された、社会保障関係費の伸びの目安(3年間で1.5兆円程度)にしっかり取り組んでいく」と意欲を示した。厳しい財政状況であることを認めつつも、診療報酬と介護報酬の同時改定や待機児童解消対策などの重要施策に、「しっかり対応できるよう、概算要求から対応していきたい」と述べた。 このほか、策定中の第3期がん対策推進基本・・・
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2017年07月25日(火)
[精神医療] 相模原事件から1年「精神保健福祉法案の早期成立を」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月25日、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件から1年を迎えるにあたり、「追悼式に参加して、このようなことが二度と起きないようにしなければいけないと強く決意した」と所感を述べた。また、審議継続となった精神保健福祉法改正案について、「措置入院者が退院後に医療や福祉などの支援を確実に受けられるようにするために国会提出した」との意図を説明し、早期成立に取り組・・・
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2017年07月20日(木)
[医療改革] 医療計画検討会から報告、今後通知を発出 医療部会
- 厚生労働省の社会保障審議会・医療部会は7月20日に開かれ、医療計画の見直し等に関する検討会から、▽医療従事者の確保(p10~p34参照)▽医療・介護の体制整備に関する協議の場の役割などの整理(p35~p62参照)▽5疾病・5事業の見直し(p63~p79参照)▽在宅医療の体制構築(p80~p135参照)▽地域医療構想の達成に向けた検討の現状(p90~p121参照)―について報告を受けた。今後、2018年度から始まる第7次医療計画に反映・・・
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2017年07月18日(火)
[医薬品] 製薬会社社員のカルテ無断閲覧問題、「厳正に対処」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月18日の閣議後の会見で、大手製薬会社の社員が患者のカルテを閲覧していた問題で、患者の同意がなかった可能性が高いとする調査結果が報告されたことを受け、「患者の信頼を得ながら事業を行うのが製薬会社の基本。それに対して、不適切なアンケート調査の実施や副作用の報告を怠っていたということは極めて遺憾」との認識を表明。報告書の内容を精査するとともに、「明らかに法律違反と思われる点に厳・・・
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2017年07月11日(火)
[災害医療] 九州大雨被害、国立感染症研究所職員を派遣へ 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月11日の閣議後の会見で、福岡県・大分県の大雨被害への対応について、「救命救助などの応急対策という段階から、水道の復旧、健康管理などの復旧段階に移行しつつある」と現状を説明した(p1参照)。被災者の健康管理については、「県や市町村の保健師に巡回してもらい、熱中症対策を含めて相談体制を組んでいる」と報告。また、感染症対策の重要性に触れ、「状況を確認、助言するために国立感染症・・・
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2017年07月07日(金)
[健康] 都が受動喫煙防止条例提出へ、「五輪のホストとして当然」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、東京都の小池百合子知事が早ければ9月にも、受動喫煙防止条例を都議会に提出したい考えであるとの報道を受け、「東京五輪のホストシティとして(受動喫煙対策を)実行することは当然」との認識を表明した。7月7日の閣議後会見で、記者からの質問に答えた。 塩崎厚労相は、政府の受動喫煙対策の取り組みが停滞している中、東京都が先行して取り組みを進めていく可能性があることについて、「政策が切磋・・・
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2017年07月05日(水)
[介護] 認知症疾患医療センターを2次医療圏に1カ所整備 新オレンジプラン
- 厚生労働省や内閣府などで構成される「認知症高齢者等にやさしい地域づくりに係る関係省庁連絡会議」は7月5日開かれ、「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の改訂と2020年度末を期限とする新たな数値目標を了承した。「認知症疾患医療センター」を2次医療圏に少なくとも1カ所以上設置するほか、かかりつけ医の認知症診断などをサポートする、認知症サポート医養成研修の目標受講者数を現在の倍の1万人に引き上げる<・・・
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2017年07月04日(火)
[人事] 初代医務技監に鈴木康裕保険局長を起用 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月4日の閣議後の会見で、「国民の健康のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画」と「支払基金業務効率化・高度化計画」を公表した。いずれも、厚生労働省を挙げて取り組んでいるデータヘルス改革の柱となる計画。「データヘルス改革推進計画」は、データヘルス改革で実現を目指すサービスのうち、支払基金等が中核的な役割を果たすことが期待される「健康・医療・介護のビッグデー・・・
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2017年07月04日(火)
[人事] 次官級ポストの医務技監を新設 組織再編で厚労省
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- 厚生労働省の組織再編について(7/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房厚生科学課、雇用均等・児童家庭局総務課、職業能力開発局総務課、大臣官房人事課 カテゴリ: 予算・人事等
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2017年06月30日(金)
[がん対策] がん検診のあり方、「考え直していかなければ」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月30日の閣議後の会見で、がん検診のあり方について、問題点を洗い出した上で対応を検討していく意向を明らかにした(p3~p4参照)。 青森県の独自調査で、一部のがん検診において約4割の見落としがある可能性が指摘されたとの報道を受け、記者からの質問に答えた。厚労相は、2017年度が新たながん対策推進基本計画の策定時期にあたることから、「がん検診はがんで亡くなったりするのを避けることが目・・・
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2017年06月27日(火)
[高齢者] 高齢者世帯数が最多「活躍してもらうことが大事」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月27日、閣議後に会見し、同日に公表された「平成28年(2016年)国民生活基礎調査」で高齢者の世帯数が過去最高を更新したことについて、高齢者が社会の支え手として活躍できる環境の整備などが課題との認識を示した(p1~p2参照)。 調査によると、高齢者世帯は全体の26.6%を占める1,327万1,000世帯で、世帯数・割合とも過去最高だった。塩崎厚労相は、今後も高齢化が進行するなかで、高齢者の雇用・・・
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2017年06月21日(水)
[医薬品] 偽造医薬品の流通防止策、中間とりまとめを公表 厚労省
- 厚生労働省は6月21日、「医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」で了承を得た、偽造医薬品の流通防止策の中間とりまとめを公表した(p1~p13参照)。この中で厚労省は、直ちに対応すべき具体的な対策として、▽許可証や身分証で取引相手の身元確認を行う▽取引相手の住所・医薬品のロット番号、使用期限を記載した書面を保存する―など、製造販売業者・卸売販売業者・薬局・行政に向けた内容をそれぞ・・・
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2017年06月21日(水)
[介護] 7期計画の基本方針案で意見聴取、7月に自治体に提示 介護保険部会
- 厚生労働省は6月21日の社会保障審議会・介護保険部会に、「第7期介護保険事業(支援)計画(2018~2020年度)」の基本指針案を提示し、委員からの意見を聴取した。厚労省は今回の意見を踏まえ、必要に応じて指針案を修正し、7月に開催予定の自治体担当者向けの説明会に提示する方針。 基本指針は、市町村介護保険事業計画と都道府県介護保険事業支援計画を作成する際のガイドライン的役割を担うもの。今回示された基本指針案に・・・
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2017年06月20日(火)
[健康] 受動喫煙防止対策で談話発表「次期国会提出を確実に」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、6月18日に閉会した通常国会への提出を断念した受動喫煙対策を含む健康増進法改正案について、6月20日に「受動喫煙防止対策の徹底に関する談話」を発表した(p1~p3参照)。その中で今回の結果について、「『望まない受動喫煙をなくす』との目的などにおいては関係者の意見の一致をみたが、受動喫煙被害の最大の現場である飲食店の取り扱いについては議論が十分できず、結論に至っていない」と振り返り・・・
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2017年06月16日(金)
[健康] 健康増進法改正案の今国会提出を断念、「議論不足を痛感」 厚労相
- 通常国会は6月18日で閉会し、塩崎恭久厚生労働大臣が強い意欲を示していた、受動喫煙対策を含む健康増進法改正案の国会提出はかなわなかった。塩崎厚労相は16日の閣議後の会見で、「提出に向けて努力したが、自民党との合意に至らなかった。党との徹底した議論が不足していたことを痛感している」と受け止め、「今後も自民党側と誠意を持って協議を続け、成案を得たい」と、引き続き次期国会への提出を目指す考えを述べた。また・・・
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2017年06月13日(火)
[医療提供体制] 医務技監新設「医療・介護の一元的取りまとめを」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月13日の閣議後の会見で、9日に成立した改正厚生労働省設置法について、「時代に合った組織に変えていく、臨機応変の体制を組むこと」と、改正の趣旨を説明した。また、改正法成立に伴い新設される次官級ポスト「医務技監」については専門性の高い人材を起用する意向を示し、「縦割りを廃して保健医療や介護などについて一元的に省内を取りまとめ、他省庁と連携してグローバルヘルスの司令塔機能を強化す・・・
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2017年06月08日(木)
[医薬品] 医薬品取引時、譲渡相手の身元確認を義務化へ 厚労省
- C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品流通問題を受けて設置された「医療用医薬品の偽造品流通防止のための施策のあり方に関する検討会」は6月8日、再発防止策の中間とりまとめ案を大筋で了承した(p1~p14参照)。これを受けて厚生労働省は、今夏をめどに省令改正を行う見通し。 中間とりまとめ案は、卸売販売業者や薬局に対し▽医薬品の取引に際し、許可証や身分証での身元確認を行う▽身元確認手段を記録する▽取引相手の住所・・・
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2017年06月06日(火)
[健康] 健康増進法改正案、「今国会提出を見送り」との報道を否定 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月6日の閣議後の会見で、受動喫煙対策を含む健康増進法改正案の今国会提出は困難になったとの一部報道について言及した(p1~p2参照)。 塩崎厚労相は、法案提出時期をめぐり様々な報道があることを「よく分かっている」と述べた上で、「自民党の考えを踏まえて様々な提案をしており、引き続き党側へ検討を依頼している段階」との認識を表明した。また、「受動喫煙の被害は科学的に証明されており、守・・・
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2017年06月02日(金)
[健康] 受動喫煙対策、厚労省案を再修正し自民党へ提出 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月2日、今国会への提出を目指している受動喫煙対策を含む健康増進法改正案について、「これまでの自民党の意見を踏まえた上で、再修正案を党側へ提出している」と報告した。閣議後の会見で、記者から進捗状況を問われ答えた。具体的な修正点は明かさなかったが、「がん患者を含む全国民の健康を守り、かつ世界に恥じないような受動喫煙対策を徹底する」との基本姿勢を示した(p1参照)。 このほか、・・・
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2017年05月30日(火)
[自殺対策] 日本の自殺率、先進国で依然高い水準を問題視 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は5月30日の閣議後の会見で同日閣議決定された、2017年版「自殺対策白書」について、「(自殺者は)数字としては7年連続減少はしているが、自殺死亡率は他の先進国と比べても高い。これが一体どういうことなのか、またどういう手立てがあれば自殺率が下がるのかなど、具体的に考えていかなければならない。厚労省が中心となり、各省庁と連携しながらさらに対策を加えていきたい」と所感を述べた・・・
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2017年05月26日(金)
[健康] 受動喫煙対策、「建物内原則禁煙の前提を譲るのは困難」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は5月26日の閣議後の会見で、受動喫煙対策について、自民党の茂木敏充政調会長と会談したことを報告した。会談では、厚労省側と自民党側の規制内容案の協議が行われたが、議論はまとまらなかった(p1~p2参照)。 塩崎厚労相は、自民党が提示する禁煙・分煙表示の義務化や未成年者の喫煙可能店への入店禁止といった規制では、がん患者や従業員、仕事上の付き合いなどで喫煙店を訪れた人などが受動喫煙に・・・
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2017年05月23日(火)
[健康] 受動喫煙対策、自民党と「踏み込んだ調整行っている」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は5月23日の閣議後の会見で、健康増進法改正案に盛り込む受動喫煙対策について、「自民党側との合意を目指して踏み込んだ調整を行っている」と説明した(p1~p2参照)。 塩崎厚労相は、受動喫煙対策の規制レベルについて言及。分煙・禁煙表示を飲食店に義務付けるとの自民党案について、「(仕事上の都合などでやむを得ず)喫煙可能な飲食店に行くこともあり得るがん患者などを、禁煙・分煙の表示義務で・・・
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2017年05月19日(金)
[健康] 受動喫煙対策、自民党へ「建設的な提言」行っている 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は5月19日の閣議後の会見で、健康増進法改正案に盛り込む受動喫煙対策について、15日の自民党・厚生労働部会での説明以降、「建設的な提言を行っているところ」と報告した。今後の協議の進め方についての記者からの質問に答えた。 塩崎厚労相は、提言の具体的な内容についてはコメントを差し控えるとしたが、「自民党の意見や国民の皆様の声に耳を傾けながら、望まない受動喫煙はなくす、今国会に法案を提・・・
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2017年05月18日(木)
[国庫補助] 感染症指定医療機関等51件への整備補助、6億4,703万円 厚労省
- 厚生労働省は5月18日、2017年度の「保健衛生施設等施設整備費補助金の内示(第1回目)」を公表し、51件・合計6億4,703.0万円を交付する(p1参照)。このうち、「感染症指定医療機関」は、15件・5,144.3万円、「結核患者収容モデル病室」は、5件・1億1,958.3万円、「精神科デイ・ケア施設」は、5件・6,583.4万円ーなどとなっている(p1参照)。・・・
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