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2010年11月02日(火)
[医療施設] 一般病床は7床増、療養病床は328床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は11月2日に、平成22年8月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月から2施設減少し8681施設。病床数は413床減って159万4890床となっている。このうち、一般病床は7床増の90万4331床だった。療養病床は328床減少し、33万3452床になっている。
一般診療所の施設数は25施設増加し9万9721施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が22施設減少、無床診療所は47施設増加していた・・・
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2010年11月02日(火)
[医事紛争] ADR機関から意見聴取、医療側の理解得るため医師会等へ働きかけ
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厚生労働省が11月2日に開催した、医療裁判外紛争解決(ADR)機関連絡調整会議で配付された資料。この日は、ADR機関から事例が紹介され、これにもとづく意見交換が行われた。
事例紹介を行ったのは、(1)公益社団法人総合紛争解決センター(2)仙台弁護士会紛争解決支援センター(3)福岡県弁護士会紛争解決センターの3機関。
(1)の総合紛争解決センターは、大阪府下の士業(弁護士、税理士など)団体や消費者団体が参加し・・・
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2010年11月01日(月)
[再生医療] ヒト幹細胞用いた臨床研究、有効性・安全性に配慮した新指針
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厚生労働省は11月1日に、「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針」の改正に関する通知を発出した。本通知は、11月1日から施行されている。
ヒト幹細胞は再生医療に重要な役割を果たすが、一方で適正使用が厳に求められるため、平成18年に臨床研究指針が施行された。その後、新たな技術の開発や基礎研究が進展したことを受け、このたび、臨床研究指針が全面的に見直されたもの。
主な改正点は、(1)指針の適用範囲につい・・・
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2010年11月01日(月)
[行政改革] 厚労省所管の139公益法人、国OBの有無や収支状況を報告
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厚生労働省が11月1日に開催した、独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会で配付された資料。この日は、厚労省所管の公益法人について議論した。
国等との関係が強い所管公益法人は、(1)国(厚労省)から予算上相手先が特定されている補助金等を受けて事業を実施しているもの(2)国から1億円以上の支出を受けて事業を実施しているもの―など、合計で139法人が存在する(p76~p92参照)。(1)は、国際厚生事業団や日本医・・・
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2010年11月01日(月)
[看護] 救急や小児分野における特定看護師養成の試行状況をヒアリング
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厚生労働省が11月1日に開催した、チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループで配付された資料。この日は、特定看護師(仮称)養成調査試行事業について、日本看護協会看護研修学校と兵庫県立大学大学院からヒアリングを行った。
日本看護協会看護研修学校では、特定看護師養成の試行事業として、認定看護師の実践経験を5年以上もつナースに、240時間の教育プログラムを施している。具体的には、(1)皮膚・排泄ケ・・・
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2010年10月29日(金)
[医薬品] ベラパミル塩酸塩の頻脈性不整脈への適応など、公知申請へ
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厚生労働省はこのほど、公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用に関する通知を発出した。
今回、新たに公知申請の事前評価が行われたのは、(1)バルプロ酸ナトリウムの片頭痛発症抑制への適応(2)ビソプロロールフマル酸塩の慢性心不全への適応(3)ベラパミル塩酸塩の頻脈性不整脈への適応(4)ビンブラスチン硫酸塩のランゲルハンス細胞組織球症への適応―などとなっている(p2~p5参照)。
このほか、乾・・・
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2010年10月29日(金)
[予防接種] 肺炎球菌ワクチン誤接種防止のため、接種対象者の年齢確認を
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厚生労働省は10月29日に、肺炎球菌ワクチン誤接種防止対策に関する通知を発出した。
肺炎球菌による感染症を予防するワクチン(以下「肺炎球菌ワクチン」)には、主として高齢者などを対象とする「ニューモバックスNP」と、2ヵ月齢以上9歳以下の小児を対象とする「プレベナー水性懸濁皮下注」が販売されている。この2種類のワクチンについて、それぞれ接種対象者ではない者への誤接種の事例が複数報告されていること、および誤・・・
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2010年10月29日(金)
[インフル] 平成22年度も罹患時等の異常行動の調査継続、情報提供を要請
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厚生労働省が10月29日に発出した、インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動の情報収集に関する研究に対する協力を依頼する通知。
インフルエンザ様疾患罹患時および抗インフルエンザ薬使用時の異常行動は、医学的にも社会的にも問題になっており、2007年より調査および研究が行われている。厚労省では、平成22年度も引続き本研究を行うとし、都道府県等に協力を求めている(p1~p3参照)。
通知では、「インフルエンザに伴う・・・
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2010年10月29日(金)
[材料価格] 人工股関節用材料とPTAバルーンカテーテルの定義変更 厚労省
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厚生労働省は10月29日に、「特定保険医療材料の定義について」を一部改正する通知を発出した。
特定保険医療材料の定義は、平成22年3月5日付の通知(材料定義通知)で規定されている。本通知は、材料定義通知の、別表IIの057「人工股関節用材料」と133「血管内手術用カテーテル」について、機能区分の定義を一部改正するもの。
具体的には、(1)057の5「骨盤側材料・ライナー(III)」の3のウに「ビタミンEに浸漬されている・・・
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2010年10月29日(金)
[障害福祉] 22年7月の障害福祉サービス、56万人が利用、給付費は955億円
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厚生労働省は10月29日に、障害福祉サービス等の利用状況を公表した。
障害福祉サービス費等の報酬については、市町村より委託を受け、平成19年10月から国民健康保険団体連合会において事業者への支払事務が行われている。本資料は、国保連合会より支払いが行われた実績に係るデータから、利用者数等基本情報を抽出・集計したもの。
資料では、平成19年11月から平成22年7月における、(1)利用状況等の概況(p1~p2参照)(・・・
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2010年10月29日(金)
[予防接種] 接種事業における役割分担や費用負担について提案 厚労省
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厚生労働省が10月29日に開催した、厚生科学審議会感染症分科会の予防接種部会で配付された資料。この日は、予防接種について包括的に議論した。
厚労省当局からは、これまでの意見の整理(案)が提示された(p5~p13参照)。整理(案)では、(1)対象となる疾病・ワクチンのあり方(2)予防接種事業の適正な実施の確保(3)予防接種に関する情報提供(4)接種費用の負担(5)予防接種に関する評価・検討組織(6)ワクチン・・・
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2010年10月29日(金)
[介護] 地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金、490件に23億円の内示
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厚生労働省は10月29日に、平成22年度の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金(先進的事業支援特例交付金に係る分)の内示(第4次)について公表した。
内示計画数は合計で490件、内示金額は合計で23億7956万8000円となっている。内示計画数が最も多いのは北海道の35件で1億3736万5000円、次いで、福岡県の33件で2億9329万2000円、岐阜県の21件で6313万4000円だった(p1参照)。
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2010年10月29日(金)
[介護保険] 介護予防事業、基本チェックリストの実施率は高齢者人口の約3割
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厚生労働省は10月29日に、平成21年度の介護予防事業(地域支援事業)の実施状況に関する調査結果を公表した。この調査は、介護予防事業の実施状況を把握し、介護予防事業の円滑な運営および改善に向けて必要な基礎資料を得ることを目的としたもの。
全国の1607介護保険者(特別区、一部事務組合および広域連合等を含む)を対象に、(1)介護予防特定高齢者施策(2)介護予防一般高齢者施策(3)介護予防特定高齢者・一般高齢者・・・
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2010年10月29日(金)
[チーム医療] 一般看護師に無理で、特定看護師に可能な医行為なし 日医
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厚生労働省が10月29日に開催した、チーム医療推進会議で配付された資料。この日は、チーム医療推進方策検討と看護業務検討の、2つのワーキンググループの審議状況などが報告された。
推進方策検討WGは、チーム医療に取組むための指針策定などを行うために設置された。10月4日の初会合では、「将来あるべきチーム医療を念頭に推進方策を考えるべき」「法的に『やってよい』行為を整理することがチーム医療推進のポイントになる・・・
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2010年10月29日(金)
[介護] 介護職員が働きながらステップアップする場合の論点提示 厚労省
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厚生労働省が10月29日に開催した、今後の介護人材養成の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、介護福祉士に至るまでのキャリアパスの在り方について議論した。
検討にあたっては、多様な経歴の人々が介護の仕事に参入できるよう間口を維持しつつ、段階的な技能形成を可能にすることで、量の確保と資質の向上が両立できるようにすることを基本としている。そのうえで、論点には、(1)介護職員が働きながら段階的に・・・
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2010年10月28日(木)
[臨床研修] 研修医マッチング、平成22年度の内定者数は7998人
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厚生労働省は10月28日に、平成22年度の医師臨床研修マッチングの結果について公表した。医師臨床研修マッチングとは、臨床研修を受ける医学生等と臨床研修を行う病院の研修プログラムをコンピュータにより決定するシステムである。
平成22年度の医師臨床研修マッチングの募集定員は1万629人。内定者数は7998人で、前年度の7875人より123人増加した。内定率は前回と同じ96.0%であった(p1~p2参照)。都市部6都府県(東京都・・・
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2010年10月28日(木)
[終末期医療] 医療者と患者の情報格差に注目、終末期医療体制整備を提言
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厚生労働省が10月28日に開催した、終末期医療のあり方に関する懇談会で配付された資料。この日は、終末期医療に関する調査結果を踏まえ、厚労省より報告書案が示された。
終末期医療に関する調査は昭和62年以来4回行われており、結果は医療現場での検討資料として活用、評価されてきた。今回は平成22年3月に、一般国民、医師、看護師、介護職員から1万4402人を抽出して行われた。調査結果は、(1)終末期医療に対する関心は80・・・
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2010年10月28日(木)
[診療報酬] レセプトデータの提供先、営利企業等は除外する方向 厚労省
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厚生労働省が10月28日に開催した、レセプト情報等の提供に関する有識者会議で配付された資料。この日は、情報提供ガイドラインについて議論を行った。
厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用される。これ以外の用途で、データの利用申請があった場合には、厚労相が同会議の助言をもとにデータ提供の可否を判断する。その際、判断の統・・・
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2010年10月28日(木)
[介護保険] 軽度者の給付縮小と負担引上げなどをさらに検討 厚労省
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厚生労働省が10月28日に開催した、社会保障審議会の介護保険部会で配付された資料。この日は、制度見直しに向けてさらに議論が必要な論点(給付・負担関連)が厚労省から提示された。
給付については、「軽度者への給付縮小」についてさらなる議論が必要とされている(p4参照)。重度者への給付充実を求める声が強いが、厳しい介護保険財政の折、容易ではない。そこで、生活援助サービスなど軽度者への給付を縮小してはど・・・
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2010年10月28日(木)
[審査支払] 総括的議論では、レセ件数基準の審査手数料体系などを検討
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厚生労働省が10月26日に開催した、審査支払機関の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、厚労省から総括的議論に向けた整理(素案)が提示されたほか、支払業務、保険者業務、法人運営について議論を行った。
検討会では、平成22年4月から審査支払に関連する事項を個別に、深く議論してきた。11月には、それを踏まえ総括的な議論を行うことになる。厚労省が示した素案は、総括的議論が散漫にならないよう、テーマを・・・
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2010年10月27日(水)
[介護保険] 介護療養病床、廃止猶予のための法改正を22年度中に実施
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厚生労働省は10月27日に、省内の各局組織目標について公表した。これは、平成22年度の下半期(平成22年10月~平成23年3月)の目標を局別に定めたもの。
医政局では、平成23年3月までに(1)医療提供体制のグランドデザイン作成(2)医師の診療科偏在の是正につながる新たな専門医制度の検討―などを実行するとし、このほか職員の能力向上に向け「病院等の現場視察や意見交換等を計画的に進める」としている(p4参照)。
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2010年10月27日(水)
[医療保険] 年収300万円以下の高額療養費引下げで、2600億円の財政負担
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厚生労働省が10月27日に開催した、社会保障審議会の医療保険部会で配付された資料。この日は、高額療養費制度などについて議論を行った。
高額療養費制度は、月あたり自己負担限度額を超過した部分について保険者から償還される制度。現在、所得段階に応じた自己負担限度額が設定されている(p10参照)(p13~p16参照)が、「所得の低い層については限度額を引下げ、高い層では逆に限度額を引上げるべき」との指摘がある・・・
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2010年10月27日(水)
[介護保険] 処遇改善交付金等の効果勘案し、精緻な第5期の事業量見込みを
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厚生労働省が10月27日に開催した、第5期介護保険事業(支援)計画の策定準備及び地域支援事業の見直しに係る会議で配付された資料。介護保険法では、市町村および都道府県に対し3年を1期とする介護保険事業計画を定めるよう求めている(第117条、第118条)。この会議は、第5期(2012~2014年度)計画策定にあたっての留意事項などについて、自治体の担当者に説明するもの。
厚労省は、第5期計画策定にあたり(1)介護従事者処・・・
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2010年10月27日(水)
[診療報酬] ドラッグ・ラグ解消へ、抗がん剤から優先アプローチ 中医協
- 厚生労働省が10月27日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、ドラッグ・ラグ等の解消に向けて、抗がん剤を中心とした保険外併用療養の柔軟的取扱いについて議論していく方向を確認したほか、新医薬品の処方日数制限を個別判断する際の基本的考え方などを議論した。また、日本病院団体協議会から「複数科受診により初再診料を算定できない患者は外来患者の11.8%であり、複数科受診でも初再診料算定を認める場合に必・・・
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2010年10月26日(火)
[介護] 24時間地域巡回型訪問サービスのあり方、中間取りまとめを公表
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厚生労働省は10月26日に、介護保険最新情報vol.171を公表した。今回は、「24時間地域巡回型訪問サービスのあり方検討会」中間取りまとめの公表について掲載している。
中間取りまとめは、(1)検討会のねらいと基本認識(2)24時間地域巡回型訪問サービスの構築にあたって立つべき基本的な考え方(3)24時間地域巡回型訪問サービスのイメージと事業のあり方(4)主な利用者タイプ毎のケアのあり方(5)サービスの運営体制(6)・・・
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