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2017年07月31日(月)
[特定健診] 制度開始後初めて実施率が50%を超える 厚労省
- 特定健康診査(いわゆるメタボ健診)の実施率が制度開始後初めて50%を超えたことが、厚生労働省が7月31日に公表した「平成27年度(2015年度)特定健康診査・特定保健指導の実施状況」で明らかになった。メタボリックシンドロームの該当者・予備群の割合も改善している一方、特定保健指導の実施率は昨年度と比べて減少。全く実施していない保険者も依然として存在することもわかった。 調査は3,381保険者における2015年度の特定・・・
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2017年07月28日(金)
[家計調査] 6月の「保健医療」支出は2カ月連続増加の1万3,260円 総務省
- 総務省は7月28日、2017年6月分の「家計調査報告(2人以上の世帯)」の速報を公表した。1世帯当たりの消費支出は、前年同月比で名目2.8%増・実質2.3%増にあたる26万8,802円で、16カ月ぶりの実質増加となった(p1参照)(p2参照)。 消費支出のうち「保健医療」は、名目3.2%増・実質3.2%増にあたる1万3,260円で、2カ月連続の実質増加(p2参照)。また、勤労者世帯の1世帯当たり実収入は、名目0.6%増・実質0.1%・・・
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2017年07月28日(金)
[認知症] 9月に第11回認知症シンポジウム開催、テーマは「予防」 東京都
- 東京都は9月24日、シンポジウム「認知症予防~食と栄養、運動の視点から~」を開催する。東京都は、2007年度より毎年9月に認知症に対する正しい理解の促進を目的に、「世界アルツハイマーデー」を記念したシンポジウムを開催している(p1参照)。 11回目となる今回は、認知症予防の取り組みを実際に体験し、より深く学べる内容(p1参照)。第1部は基調講演「認知症予防 ~食と栄養、運動の視点から~」、第2部は実践報・・・
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2017年07月28日(金)
[感染症] 手足口病の報告数、昨年よりハイペースで増加 感染症週報
- 国立感染症研究所は7月28日、「感染症週報2017年第28週(7月10日~7月16日)」を公表した。 手足口病の定点当たり報告数は、8.27(前週5.74)で第13週以降増加が続いており、昨年を大きく上回るペースで増加している。都道府県別では、兵庫県(17.47)、三重県(16.87)、高知県(16.47)の順に多かった(p6参照)(p16参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は4.87(前週5.26)で第25週以降減少が続いている。都道・・・
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2017年07月28日(金)
[特定健診] 40~74歳男性の約7割が何らかの生活習慣病リスク 健保連・調査
- 健康保険組合連合会(健保連)が7月28日に公表した、特定健康診査(いわゆるメタボ健診)データの調査分析によると、40~74歳の男性の約7割が何らかの健康上のリスクを抱えていることが明らかになった。 調査では、健康保険組合(464組合)の2015年度特定健診受診者339万5,199人のデータから、(1)肥満、(2)血圧、(3)脂質、(4)血糖、(5)肝機能―の各項目における健診検査値の分布状況を把握することなどにより、40~74・・・
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2017年07月27日(木)
[感染症対策] 「麻しん」の予防啓発に「マジンガーZ」を起用 厚労省
- 厚生労働省は7月27日より、「マジンガーZ」とコラボレーションし、海外渡航者向けの「麻しん」の予防啓発活動を行っている(p1参照)。 日本は、2015年にWHO(世界保健機関)より、「麻しん排除国(土着の麻しんウイルスが存在しない国)」に認定されたが、海外で感染した人が帰国後発症する輸入症例が国内で報告されている。そこで厚労省では、幅広い年齢層に認知されている「マジンガーZ」とコラボレーションし、「みんな・・・
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2017年07月26日(水)
[緩和ケア] がん治療の「緩和ケア」をテーマに公開講座開催 都立駒込病院
- 都立駒込病院は10月14日、都道府県がん診療連携拠点病院として、第20回市民公開講座「知ってほしい!緩和ケア」を開催し、緩和ケアに関する具体的な情報提供を行う(p1参照)。 日時は、10月14日(土)午後2時から3時30分。会場は都立駒込病院 別館1階講堂(文京区本駒込3丁目)。定員150人(抽選)。参加費無料。参加希望者は、9月22日までに、都立駒込病院がん拠点事務局へ申し込む(p1~p2参照)。・・・
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2017年07月26日(水)
[労働衛生] メンタルストレスチェック制度開始から1年半、実施率は82.9%
- 厚生労働省が7月26日に公表した「ストレスチェック制度の実施状況」によると、対象の事業場(常時50人以上の労働者を使用)の82.9%が、2017年6月末時点でストレスチェック制度を実施済みであることがわかった(p1~p2参照)。 ストレスチェック実施事業場のうち、職場や部署単位で結果を集計・分析する「集団分析」を実施した事業場は78.3%。そのうち、医師による面接指導を実施した事業場は32.7%、面接指導を受けた労働者・・・
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2017年07月24日(月)
[感染症] 感染性胃腸炎の報告数、3週連続で減少 感染症週報
- 国立感染症研究所は7月24日、「感染症週報2017年第27週(7月3日~7月9日)」を公表した。 咽頭結膜熱の定点当たり報告数は0.93(前週0.93)で横ばいだが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比べてかなり多い。都道府県別では、北海道(2.77)、鹿児島県(2.22)、宮城県(1.56)の順に多かった(p6参照)(p9参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は5.26(前週6.05)で3週連続で減少した。都道府県別では・・・
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2017年07月24日(月)
[感染症] 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染予防を呼びかけ 厚労省
- 厚生労働省は7月24日、体調不良のネコに咬まれた人が、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症し死亡した事例を受け、体調不良の動物等を取り扱う際は、手袋・防護衣などによる感染予防策を実施するよう、都道府県や日本獣医師会などへ通知した。また、今回の事例を踏まえ、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」を改正し、獣医療従事者等の専門家に向けた感染予防策についての記載を追加した。 飼育されている・・・
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2017年07月20日(木)
[健康] 都民講座「インフルの基礎知識と対応策」を9月に開催 都医学研
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- 平成29年度 都医学研都民講座(第4回)知っておけば大丈夫、インフルエンザの基礎知識と対応策(7/20)《東京都、東京都医学総合研究所》
- 発信元:東京都 福祉保健局、東京都医学総合研究所 カテゴリ: 保健・健康 医学・薬学
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2017年07月18日(火)
[感染症] 夏休みの海外旅行者向け「感染症予防ガイド」配布 東京都
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- ~夏本番!海外で快適に過ごすために~海外旅行の前には感染症対策も万全に!「海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド」で対策を《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局 健康安全部 感染症対策課 カテゴリ: 保健・健康
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2017年07月14日(金)
[感染症] 流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎ともに報告数減少 感染症週報
- 国立感染症研究所は7月14日、「感染症週報2017年第26週(6月26日~7月2日)」を公表した。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は6.05(前週6.69)で2週連続で減少した。都道府県別では、大分県(10.75)、香川県(10.07)、宮城県(9.03)の順に多かった(p5参照)(p9参照)。 咽頭結膜熱の定点当たり報告数は、0.93(前週0.98)で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較すると、かなり多い結果とな・・・
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2017年07月13日(木)
[医薬品] シブトラミン配合の未承認「健康食品」を発見 厚労省
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- 医薬品成分が検出された健康食品について(7/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器 保健・健康
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2017年07月13日(木)
[感染症] 手足口病が定点当たり4.18人で流行、予防を呼び掛け 東京都
- 東京都は7月13日、手足口病について、2017年第27週(7月3~9日)の都内小児科定点医療機関からの患者報告数が都の警報基準(週あたり5.0人)を超えたと発表した。手足口病は毎年夏に小児を中心に流行する感染症(p1参照)(p3参照)。 2017年第27週(7月3~9日)の都内での定点当たり患者報告数は4.18人。患者報告数が警報レベルを超えたのは、31保健所中12保健所で、管内の患者報告数の合計は、東京都全体の人口の30.5・・・
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2017年07月07日(金)
[感染症] 感染性胃腸炎、定点当たり6.69で減少に転じる 感染症週報
- 国立感染症研究所は7月7日、「感染症週報2017年第25週(6月19日~6月25日)」を公表した。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は0.57(前週0.49)で増加した。都道府県別では、新潟県(2.84)、長野県(2.31)、山口県(1.52)の順に多かった(p6参照)(p12参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は6.69(前週7.08)で減少した。都道府県別では、大分県(12.25)、宮城県(9.88)、熊本県(9.32)の順に多かった・・・
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2017年07月07日(金)
[健康] 都が受動喫煙防止条例提出へ、「五輪のホストとして当然」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、東京都の小池百合子知事が早ければ9月にも、受動喫煙防止条例を都議会に提出したい考えであるとの報道を受け、「東京五輪のホストシティとして(受動喫煙対策を)実行することは当然」との認識を表明した。7月7日の閣議後会見で、記者からの質問に答えた。 塩崎厚労相は、政府の受動喫煙対策の取り組みが停滞している中、東京都が先行して取り組みを進めていく可能性があることについて、「政策が切磋・・・
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2017年07月06日(木)
[がん対策] 職場のがん検診でガイドラインを策定 厚労省WGが初会合
- 厚生労働省はこのほど、「職域におけるがん検診に関するワーキンググループ(WG)」を設置し、7月6日に初会合を開いた。同省は、サラリーマンが加入する協会けんぽや健康保険組合などの職域保険の保険者が実施するがん検診について、来年夏をめどにガイドラインを制定したい考えで、今後WGで具体策の検討を進める(p13参照)。 2013年の国民生活基礎調査によると、がん検診受診者の4~7割は、職域保険の保険者によるがん検・・・
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2017年06月30日(金)
[家計調査] 5月の「保健医療」支出は9カ月ぶり増加の1万2,093円 総務省
- 総務省は6月30日、2017年5月分の「家計調査報告(2人以上の世帯)」の速報を公表した。1世帯当たりの消費支出は、前年同月比で名目0.4%増・実質0.1%減にあたる28万3,056円で、15カ月連続の実質減少となった(p1参照)(p2参照)。 消費支出のうち「保健医療」は、名目2.2%増・実質1.9%増にあたる1万2,093円で、9カ月ぶりの実質増加(p2参照)。また、勤労者世帯の1世帯当たり実収入は、名目1.2%減・実質1.7%・・・
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2017年06月30日(金)
[感染症] 感染性胃腸炎の定点当たり報告数、7.08で増加 感染症週報
- 国立感染症研究所は6月30日、「感染症週報2017年第24週(6月12日~6月18日)」を公表した。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は0.49(前週0.50)で減少した。都道府県別では、鹿児島県(2.02)、長野県(1.93)、愛媛県(1.27)の順に多かった(p6参照)(p12参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は7.08(前週6.58)で増加した。都道府県別では、大分県(14.14)、鹿児島県(10.75)、福井県(10.50)の順に多か・・・
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2017年06月23日(金)
[感染症] 流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎ともに報告数減少 感染症週報
- 国立感染症研究所は6月23日、「感染症週報2017年第23週(6月5日~6月11日)」を公表した。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は0.50(前週0.56)で減少した。都道府県別では、長野県(1.85)、鹿児島県(1.36)、新潟県(1.25)の順に多かった(p6参照)(p14参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は6.58(前週6.74)で3週連続で減少した。都道府県別では、福井県(11.45)、山形県(10.90)、大分県(10.67)の順・・・
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2017年06月20日(火)
[健康] 受動喫煙防止対策で談話発表「次期国会提出を確実に」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、6月18日に閉会した通常国会への提出を断念した受動喫煙対策を含む健康増進法改正案について、6月20日に「受動喫煙防止対策の徹底に関する談話」を発表した(p1~p3参照)。その中で今回の結果について、「『望まない受動喫煙をなくす』との目的などにおいては関係者の意見の一致をみたが、受動喫煙被害の最大の現場である飲食店の取り扱いについては議論が十分できず、結論に至っていない」と振り返り・・・
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2017年06月16日(金)
[感染症] 感染性胃腸炎の報告数、2週連続で減少 感染症週報
- 国立感染症研究所は6月16日、「感染症週報2017年第22週(5月29日~6月4日)」を公表した。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は0.56(前週0.46)で増加した。都道府県別では、長野県(2.48)、愛媛県(2.00)、鹿児島県(2.00)の順に多かった(p6参照)(p12参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は6.74(前週7.23)で2週連続で減少した。都道府県別では、大分県(13.08)、富山県(10.62)、福井県(10.50)の順・・・
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2017年06月16日(金)
[特定健診] 健診実施率は7割を超えるも、指導実施率は2割以下 健保連
- 健康保険組合連合会が6月16日に公表した「平成27年度(2015年度)特定健診・特定保健指導の実施状況に関する調査分析」によると、特定健診の実施率は7割を超える一方、特定保健指導の実施率は15.2%にとどまっていることが明らかになった。 調査では特定健診の対象者934万3,654人(被保険者661万9,728人、被扶養者272万3,926人)について、特定健診や特定保健指導の実施率、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)該当者・・・・
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2017年06月16日(金)
[健康] 健康増進法改正案の今国会提出を断念、「議論不足を痛感」 厚労相
- 通常国会は6月18日で閉会し、塩崎恭久厚生労働大臣が強い意欲を示していた、受動喫煙対策を含む健康増進法改正案の国会提出はかなわなかった。塩崎厚労相は16日の閣議後の会見で、「提出に向けて努力したが、自民党との合意に至らなかった。党との徹底した議論が不足していたことを痛感している」と受け止め、「今後も自民党側と誠意を持って協議を続け、成案を得たい」と、引き続き次期国会への提出を目指す考えを述べた。また・・・
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